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Caos Caos Caos 『Let's stand up』インタビュー
ソロアーティストやモデルなどの活動を経て、2011年にダンスボーカルプロジェクト Caos Caos Caosのボーカルとしてアニメ『名探偵コナン』オープニングテーマでデビューした白石乃梨。
自分のことを「ドリームメッセンジャーです」と表現したり、「結構、猫かぶって生きてきたんですけど…」と口にしたり、「良かったらもらってください!」と笑顔で名刺を差し出してきたり。とにかく真っ直ぐな彼女が、今ある力を全て注いだというニューシングルについて、そして自分自身について語ってくれた。
私自身を取り繕うことなく表現できた曲
--メジャーデビューしてからもうすぐ1年半経ちますね。
白石乃梨:早いですね~! 仕事でもプライベートな部分でも自分との葛藤が多くて、感情の変化が凄くありましたね。とにかく激しい1年半でした。
--8月22日にリリースする3rdシングル『Let's stand up』は、白石さんが作詞作曲を手掛けていますよね。
白石乃梨:ソロ時代は自分で作詞作曲していたんですけど、Caos Caos Caosになってからは詞だけを書かせて頂いていまして。それが今回は曲も含め全て一からプロデュースさせて頂けて嬉しかったです。
「Let's stand up」は、色々な葛藤の中で前に進まなくちゃいけないなって、モチベーションを上げて頑張っていこうという想いで制作したんです。何も考えずに作ったというか、Caos Caos Caosの白石乃梨としてやりたいように、表現したいように、他のことは気にせず作った曲。それは音や詞だけじゃなくてプロモーションビデオも。
--プロモーションビデオは、白石さんの挑発的な姿が印象的でした。
白石乃梨:コンセプトは特に無くて、本当に“白石乃梨!”って感じに仕上がっていると思います。個人的には檻のシーンが一番気に入ってるんですよ。当日、ヘアメイクさんと「なんか面白いことしようよー」ってアイディアを出し合って、急遽あんな宇宙人みたいな感じになったんです。
--「白石乃梨って感じ」と仰いましたけど、白石乃梨らしさって何でしょう?
白石乃梨:正直自分が一番理解できないです。難しい。相手のことを分析する方が得意かもしれない。ただ、いつも楽しく過ごせたらいいなって気持ちで毎日を生きています。面白いことを追求したい。
--確かにブログも明るいですよね。
白石乃梨:畏まっていた時期もあるんですけど、最近は「まぁいいや」ってなってきてます。今回のシングルを制作している頃からですかね? 周りからどう見られてもいいやって思えるようになったんです。色々なことがあって、何かが吹っ切れたんでしょうね(笑)。
--だからなのか「Let's stand up」を最初に聴いたとき「ぶっ飛んだ曲だな!」って驚いたんですよ。
白石乃梨:え~! ホントですか~!? フフフフフ。ただ、本当に私自身を取り繕うことなく表現できた曲だとは思っています。日々感性は変わるのでギリギリまで音を変えたり、アレンジャーの方と何度も討論させて頂いたり、サウンド面もかなり拘っているので。今までは、自分の意見を多数決とかで否定されたときに「私が間違っていたのかな」って素直に思っていたんですけど、今回は頑固たる意志で自分を貫き通しました!
--確かにアレンジも拘っていますし、何より中毒性の高い曲ですよね。
白石乃梨:それは作戦です! 一度聴いただけでクドイくらい耳に残るようなサビにしたくて。日本語、英語、色々と考えたんですけど、「Let's stand up」が一番しっくりきたので、そればかりをポンポンポンポン!って置いてみました。
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Let’s stand up
2012/08/22 RELEASE
GZCA-7167 ¥ 1,100(税込)
Disc01
- 01.Let’s stand up
- 02.take your hand
- 03.Let’s stand up -Instrumental-
- 04.take your hand -Instrumental-
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