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アレも、コレも、全部1,000円!お正月に聴きたい名盤21枚+1 ソニーミュージック「ヨーガクトクセン」特集

“THE YEAR of AOR

 ソニーミュージックの超お買い得な洋楽シリーズ「ヨーガクトクセン」が12月21日に一斉にリリースされた。グラミー賞で最優秀レコードを受賞した「アップタウン・ファンク feat. ブルーノ・マーズ」を含むマーク・ロンソンの最新アルバム『アップタウン・スペシャル』など最新のヒット・アルバムから、先日ノーベル文学賞を受賞して世界中で話題となったボブ・ディランの『ブロンド・オン・ブロンド』など歴史的な名盤まで、ジャンルを問わず洋楽ヒット・アルバム100タイトルがすべて1000円!10枚買っても1万円!
年末年始に改めて聴きなおすのにうってつけ「ヨーガクトクセン」だが、100タイトルもあるがゆえ、「何を買ったらいいのか迷っちゃう!」そんな方のために、お正月の過ごし方に合わせた7つのテーマで3枚ずつピックアップした。

祝・ノーベル文学賞受賞!お正月はボブ・ディランの名盤をじっくり。

 2016年の音楽シーンで最も大きなトピックとなったのは、やはりボブ・ディランのノーベル文学賞受賞。名作が1枚1000円とはうれしい限り。ファンはもちろん、今回の受賞によってボブ・ディランに興味を持った人も、お正月は”偉大なる米国音楽の伝統の中に、新たな詩的表現を創造した”ボブ・ディランの豊かな詩世界に触れる絶好の機会。是非聴いてみてはいかがだろう。


CD

『追憶のハイウェイ61』
ボブ・ディラン

(SICP-5270)
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(1965年作品)約6分にわたる長尺の曲ながら、ディランにとって初の全米トップ10入り(全米2位)を果たし、彼の代表曲となった「ライク・ア・ローリング・ストーン」を収録。時代の変革をヴィヴィッドな感性で捉え、アーティストとしてのアイデンティティを確立したといわれ、激動の60年代を象徴するようなロックの名盤である。録音にはアル・クーパー(オルガン)、マイク・ブルームフィールド(ギター)らが参加している。全米3位/全英4位を記録。


CD

『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』
ボブ・ディラン

(SICP-5271)
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(1965年作品)初めてエレクトリック・サウンドを取り入れた5作目。全米チャートで初めてトップ10入り(全米6位/全英1位)した作品であるとともに、“フォーク・ロック”という新たなジャンルを確立した作品といわれ、ロック史に残る重要作である。代表曲のひとつである「ミスター・タンブリン・マン」はバーズによってカバーされて、全米シングル・チャート1位を記録した。次作『追憶のハイウェイ61』につながると同時に、60年代後半の激動期の幕開けを印象付けた歴史的な名盤。


CD

『ブロンド・オン・ブロンド』
ボブ・ディラン

(SICP-5272)
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(1966年作品)ロック史上初の2枚組アルバム(約71分収録)として発表された通算7作目。全米9位/全英3位を記録。詩人とロックンローラー、2つの個性が見事に融合され、ディランの長いキャリアの中でも最高傑作との呼び声も高い作品。LP片面すべてを使った「ローランドの悲しい目の乙女」など、クリエイティヴィティ溢れる意欲的な試みが随所に見られ、後に活動を共にするザ・バンドの面々も本作から参加している。60年代のロック史を代表する名盤である。

正月は家でゆっくり・・・シンガーソングライターの歴史的名盤に浸るならこの3枚

 お正月くらい、街の喧騒を離れ家でゆっくり過ごしたい・・・そんなあなたにはこの3枚。3枚買っても3000円だし、ちょっといいスピーカーでも買って、じっくりと歌声とメロディに浸ってみるものいいかもしれない。こたつでみかんを食べながら、暖炉の前でワインでも飲みながら、たまにまどろんだり・・・贅沢なお正月になるに違いない。


CD

『時の流れに』
ポール・サイモン

(SICP-5275)
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(1975年作品) スティーヴ・ガッド(ds)、マイケル・ブレッカー(ts)、ボブ・ジェイムス(key)、リチャード・ティー(p)らジャズ系のスタジオ・ミュージシャンを多数起用して制作された5枚目のソロ・アルバム(全米アルバムNo.1を獲得)。フィル・ラモーンが共同プロデュース。「昔の恋人に偶然出逢い・・・」と歌う表題曲は実際に観た映画にインスパイアされ書かれたもの。サイモン&ガーファンクルを解散してから久しぶりにアート・ガーファンクルとデュエットした「マイ・リトル・タウン」が先行シングル・カットされ、全米9位を記録。他にシングル「恋人と別れる50の方法」は全米1位を獲得した。翌年のグラミー賞で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」など2部門を獲得した。


CD

『イノセント・マン』
ビリー・ジョエル

(SICP-5250)
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(1983年作品) オールディーズやモータウンのエッセンスを散りばめた、50~60年代のアメリカン・ポップス黄金時代を再現して大ヒット!1949年生まれのビリー・ジョエルが育ったNY周辺のシンガーやコーラス・グループへのオマージュをコンセプトにした、キャッチーでメロディアスな楽しいアルバム。全米No.1ヒット「あの娘にアタック」、フォー・シーズンズ風の「アップタウン・ガール」(全米3位)、ドゥーワップ調のアカペラ・ナンバー「ロンゲスト・タイム」など6曲がシングル・カット。全米アルバム・チャート4位/全英2位/日本でも3位まで上昇した、80年代ポップス史に輝く人気作。プラチナ・アルバム獲得。


CD

『愛の回想録』
ジャニス・イアン

(SICP-5268)
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(1975年作品) 弱冠15歳でデビューした早熟な天才少女が、紆余曲折を経て24歳の時にリリースした7作目で、全米アルバム・チャート1位を獲得。私小説のような内省的な歌詞、ジャズやボサノヴァの要素を取り入れたアレンジ、室内楽を思わせる静かなアンサンブルに心が洗われるような作品。自身の経験をもとにしたとされる「17才の頃」は、全米シングル・チャート3位の大ヒットになった他、最近でも携帯電話のテレビCMで使用されリバイバル・ヒットした。グラミー賞で最優秀女性ヴォーカル賞にも輝き、彼女の代表作といわれる。本作以降も「恋は盲目(ラヴ・イズ・ブラインド)」「ウィル・ユー・ダンス?」など大ヒットが続き、日本では高い人気を集めた。

2017年もテンション全開でスタート!正月からアゲていくならこの3枚

 寝正月なんてありえない!がっつりアゲていこう!というパリピには、4年連続で「世界で最も稼ぐDJ(年間約63億4,800万円)」に輝いた世界No.1 DJ、カルヴィン・ハリスと、世界のお祭り番長、ピットブル、そしてグラミー賞で2冠を達成した 今をときめくプロデューサー、マーク・ロンソンの代表作3枚を。鉄板ダンス・チューンで新年会を大いに盛り上げてくれるに違いないが、くれぐれもハメを外しすぎないように。


CD

『モーション』
カルヴィン・ハリス

(SICP-5213)
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(2014年作品)名実ともに世界No.1 DJに君臨するカルヴィン・ハリス。世界各地の大型フェスでのDJ、リアーナやピットブルなど多くのアーティストのプロデュース、自身の名義でも「ウィ・ファウンド・ラヴ feat.リアーナ」などヒットを連発。米ビルボード誌から“ニュー・キング・オブ・ポップ”と称されるスーパースターに登りつめた。本作にも57カ国のiTunesでNo.1を獲得した大ヒット・アンセム「サマー」、全英No.1を獲得した「ブレイム」、前作同様エリー・ゴールディングをフィーチャーした「アウトサイド」などヒット曲満載。アルバムも日本を含む全世界55カ国のiTunesアルバム・チャートで1位を獲得している。ポップやバラード、ヒップ・ホップやロック調の曲もあり、彼の幅広い音楽性が窺える濃厚な作品に仕上がっている。


CD

『グローバル・ウォーミング~最強盤~』
ピットブル

(SICP-5242)
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(2013年作品)単独来日ツアーは各地でソールド・アウトを記録し、特大のダンスフロアと化す熱狂のパフォーマンスを披露した、“お祭り番長”、“Mr.ワールドワイド”ことピットブル。2013年リリースの本作は、オリジナル盤に収録されていた「ドント・ストップ・ザ・パーティー」や「フィール・ディス・モーメント」、「バック・イン・タイム」(映画『メン・イン・ブラック 3』主題歌)などヒット曲に、新たにNo.1パーティー・ガール=KE$HAを迎えた「ティンバー」(全米1位)など新曲5曲を追加収録した最強盤!2016年はオリジナル・アルバムもリリースし、日本で再びでっかい祭りを開催してくれることを期待したい。


CD

『アップタウン・スペシャル』
マーク・ロンソン

(SICP-5200)
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(2015年作品) 故エイミー・ワインハウスのプロデューサーとして一躍脚光を集め、その後もアデルやブルーノ・マーズなどのヒット曲を量産しながら、ポール・マッカートニーなど大御所のプロデュースまで手掛けるマーク・ロンソン。本作は世界中のミュージシャンたちから熱い視線を注がれる中、2015年初めにリリースしたシングル「アップタウン・ファンク」には、旧知のブルーノ・マーズをフィーチャー。ファンク・ミュージックの熱気を現代によみがえらせ、全米シングル・チャートで14週連続1位を記録するメガ・ヒットとなり、2016年のグラミー賞では「年間最優秀レコード賞」を含む2冠を達成した。

2017年もブーム継続!お正月ディスコならこの3枚

 昨今のディスコ・ブームは衰えることなく、2017年も継続しそうだ。「ファミリー・ディスコ」も盛況となっているシーンで、ピッタリのアルバムをご用意。オトナなディスコ世代から、その血を受け継ぐ子供たちまで、お正月は家族や友達みんなで2017年の踊り初めを飾ってみては?


CD

『黙示録』
アース・ウインド&ファイアー

(SICP-5281)
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(1979年作品) 「セプテンバー」で確立したディスコ・スタイルに磨きをかけつつ、デヴィッド・フォスターら気鋭の若手作家の力を借りアダルト・コンテンポラリー(AOR)に接近したポップなアルバム。全米アルバム・チャート3位を記録。ブラスの華やかなアレンジが気分を高揚させる「石の刻印」から始まり、アル・マッケイのカッティング・ギターが冴えわたる「旋風の使者」など勢いを感じさせるナンバーが続く。レーベル・メイトの女性グループ、エモーションズを招いた「ブギー・ワンダーランド」はディスコ全盛期を象徴するダンス・クラシック。デヴィッド・フォスター作の至極のバラード「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」(全米2位)も収録。


CD

『グレイテスト・ヒッツ』
レイ・パーカーJr.

(SICP-5282)
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(2011年作品) 幼い頃からギターの腕前を見込まれ、地元モータウンのセッションに参加するほどだった。17才の時にスティーヴィー・ワンダーのバックバンド、ワンダーラヴに抜擢され、名作『トーキング・ブック』のレコーディングにも参加し、音楽関係者の間で一躍その名が知れわたる。その後活動の拠点をLAに移し、数々のセッションを経験し、1978年に自身のグループ、レイディオを率いてデビューを果たす。「ジャック&ジル」「ウーマン・ニーズ・ラヴ」などメロウなブラック・コンテンポラリー~AOR的なヒットを量産。1984年の映画『ゴーストバスターズ』の主題歌は3週連続全米1位を獲得し、80年代を代表するヒット曲になった。2016年は映画『ゴーストバスターズ』のリメイク版が公開され、プレミア上映&レッドカーペットイベントに登場した。2017年3月には来日公演も決定している。


CD

『ディスコ・ナイツ』
V.A

(SICP-5285)
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 「ディスコ・ナンバーといってもどれから聴いたらいいか分からない!」という方は、まずこの1枚を聴けば大丈夫。70年代~80年代のディスコ全盛時代に一世を風靡したダンス・クラシックスをたっぷり収録した捨て曲なしのお買い得盤。1978年のEW&Fの代表曲「セプテンバー」、TOTOの面々を従えたシェリル・リンのデビュー・ヒット「ガット・トゥ・ビー・リアル」、フィリー・ソウルの雄、オージェイズ全米3位のヒット曲「裏切り者のテーマ」、現在でもダンスフロアを揺らす定番中の定番「リライト・マイ・ファイヤー/ダン・ハートマン」など、いずれ劣らぬ人気曲ばかりを集めた「間違いない」ディスコ・コンピレーション。往年のディスコ・ラバーも、ディスコ初心者も楽しめる日本独自企画盤。

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