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マジック来日記念インタビュー

 2014年に「ルード★それでも僕は結婚する」が世界中で大ヒットし、一躍話題となった4人組のレゲエ・ポップ・バンド、マジック!。約2年ぶりとなる新作『プライメリー・カラーズ』を2016年7月27日にリリースし、その新作を引っ提げて2016年12月に東京、横浜、名古屋、大阪を回るジャパン・ツアーを開催した。新作はレゲエ・ポップのみならず、ロックやアコースティックにも挑戦したマジック!を来日中(2016年12月2日)にキャッチし、4人全員にインタビューを敢行!“マジック!”の結成、大ヒット曲「ルード★それでも僕は結婚する」、新作『プライメリー・カラーズ』、そして来日公演の内容まで全て網羅したインタビューがこちら。

マジック!結成のきっかけ、そして曲作りは?


2016.12.1 @赤坂ブリッツ

――今回は何度目の来日でしょうか?

ベン:確か4回目かな。バンドとして日本に来るのは。

――4度目の来日なんですね!日本は気に入っていますか?

ナズリ:みんな日本が大好きだよ!

アレックス:でもすごく遠いんだよね。もし日本がもう少し近くだったら、もっと来てると思うよ。


2016.12.1 @赤坂ブリッツ

ナズリ:そう、距離的に遠いからツアーを計画的に立てないといけなくてね。

――日本に来る際に、いつも楽しみにしていることはありますか?

ナズリ:食べ物!

ベン:それから買い物!

マーク:あとでイカしたジャケットでも買いに行こうかな。


2016.12.1 @赤坂ブリッツ

――日本ではどこで買い物するんですか?

アレックス:渋谷とか原宿かな。

ベン:古着屋とかがすごくいいんだよね。


――日本を気に入ってくれているみたいで嬉しいです。それでは、まずマジック!について教えてください。みなさんはカナダのトロント出身でしたよね?でもバンドとして結成したのはLAだったと聞きました。

ナズリ:そうだね、正式にマジック!として結成したのはLAだった。というのも俺がLAにいたからっていうこともあるかな。他の3人はトロントに住んでたんだけど、みんなが俺のスタジオに集まってバンドが結成されたんだ。でも俺たちはマジック!として活動する前から知り合いだったんだよ。マークとは何年も前に出会って、ベンとはたぶん10年前くらいにスタジオで出会ったんだったかな?

アレックス:そうだったね。その頃はすでに俺とマークは繋がりがあった。というかみんな何かしらで繋がってたんだ。マークとは昔、一緒にバンドもやっていたからね。それにマークはベンとも一緒にバンドをやってたりもしたんだ。それで、ある夜、ナズリが俺の夢に出てきたんだよ。10年前くらいかな。

ナズリ:俺は今みたいに疲れた顔はしてなかったと思うよ(笑)もっと若かったしね。

マーク:いったいどんな夢だったの?

アレックス:よくは覚えてないけど、夢の中のナズリは短パンに赤毛だったよ(笑)

――なるほど(笑)でもその夢がマジック!結成のきっかけとなったかもしれませんね。でも、なぜLAだったんでしょうか?ミュージシャンであればNYも刺激的な場所かと思います。

ベン:それは俺が答えるよ!

マーク:いや、俺が!

――みなさん、どうぞ(笑)。

マーク:俺が思うのは、NYのミュージシャンとLAのミュージシャンの仕事の仕方が少し違うと思うんだ。もちろんスタジオ収録とかはそこまで変わらないだろうけど、ライブとなるとNYではブロードウェイのショーだったりジャズ・クラブが主流だったりする。でもLAはもっとポップでそれぞれのアーティストならではのスタイルでやってるように感じるんだ。

ナズリ:俺はNYに3年間住んでたことがあるんだけど……騒がしすぎたんだ。NYにいた頃はダンサーとしてトレーニングしててね。ヒップホップとかアフリカの踊りとかをやってたんだけど、ある日、お金が全然ないことに気付いてね。すごく困っていたときに、あるプロデューサーにLAに来ないかと誘われて、それでLAに移ったんだよ。そしたらLAはNYよりも静かなところで、「ここいいじゃん」って思ったんだ。

アレックス:LAは暖かいし気候もいいよね。

ナズリ:でもLAに移って最初の1カ月は、空港近くのホテルに住んでたんだ。朝昼晩の毎食、ホテルの中華料理を食べてたよ。他のレストランの料理が激マズでね。でもその頃は一文無しだったから、俺をLAに招いてくれたプロデューサーがそのホテルにお金を預けてくれてたんだけど、中華料理しか食べることができなくて、毎日食べてた思い出があるよ。他にも話しきれないほどたくさんの思い出がある。

アレックス:俺も中華好きだよ!

一同:(笑)

写真

――そんな時代もあったとは今の姿からは想像がつかないですね。LAで結成されたマジック!ですが、曲作りは普段どのように行っていますか?

マーク:Logic Pro X を使ってる。っていうのは冗談(笑)。

ナズリ:俺たちは人工的に作られた音を使うことはあまりないんだ。もっとオーガニックな環境で曲作りをしている。実際にみんなでスタジオに集まって曲を書いたりしているよ。みんなそれぞれの楽器を弾きながら、メロディーを考えたりして。実際、色んなメロディーが生まれてきて、どうゆう曲に仕上げていくかいつも迷ってしまうくらいなんだ。そういったオーガニックな自然体で音楽を作っているよ。プロダクション工程までいくための秘訣もあるんだけど、、

アレックス:それは教えちゃダメだよ!(笑)

ナズリ:ハハ、まあそれは、自分たちは良い曲を作っているって信じることかな。

アレックス:俺は、みんなでステージにいるときに曲を作るのが好きかな。ショー前のサウンドチェック中に、誰かが新しいリズムとメロディーを弾き始めたりして、みんなでJamを始めるんだ。それを携帯で録音しておいて、あとでまた聴いてみたりする。ショーの前だと、楽器も揃ってるから良いチャンスなんだ。特に俺はドラマ―で、スタジオにドラム・セットがないときもあるから、実際にステージで音を奏でながら曲作りすることが好きだし、そういった状況から生まれた曲もたくさんあるよ。

――そうなんですね。昨日の赤坂公演の前も何か新しいメロディーは生まれましたか?

アレックス:昨日は、時間がなくて出来なかったよ。

――ナズリさんは、今でもジャスティン・ビーバーやクリス・ブラウンといった有名アーティストの楽曲もプロデュースしていますが、他のアーティストの音楽をプロデュースするときと自身のバンドであるマジック!の音楽をプロデュースするときの違いはありますか?

ナズリ:もちろん俺もだけど、他のメンバーもみんなマジック!として活動する前は色んなアーティストやバンドの音楽を作ったりプロデュースしたりしてきた。他のアーティストの曲をプロデュースする上で、一番難しいことは、やっぱり“この曲を誰が歌うのか”ってことを考えながら作ることかな。他人の曲を作るときはその人がどんな風に思ったり考えたりするのか心を読まなきゃいけないけど、自分が歌う曲であれば自分のことだけ考えればいいからね。でもたまに混乱しちゃうけど。

アレックス:ナズリの頭の中を覗いたことがあるけど、かなりめちゃくちゃだったね。

――(笑)

ナズリ:まあでも、マジック!の曲を作る方がもっとクリエイティブに考えられるかな。もちろん信頼できるアーティストもいるけど、人によっては「これが僕のアイデアだから、これで曲作りをして」って頼まれることもあるし、「これが僕の意見だから」って言われてその意味を読み取らないといけないこともある。でもみんながハッピーになるような曲を作ろうと常に思っているよ。

▲MAGIC! - Don't Kill the Magic


Live Photo: Kazumichi Kokei
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