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『CHEERZ HOUSE』結城みゆ(蜂蜜☆皇帝)得田あいり(なめんなよ原宿)山田如凜(DOPING BERRY)共同インタビュー
グループもキャラも全く違うアイドル3人の共同インタビューハウス『CHEERZ HOUSE』。今回集まってくれた3人は、お父さんに反対されながらも夢を追い続ける女の子、アイドル活動の為に北海道から送り出してくれたお母さんをワンマンライブに呼ぶのが目標の女の子、りなはむ(BPM15Q/ex.BiS)によってアイドルの道へ誘われた女の子。
ひとつ屋根の下でアイドルとしての喜びや苦しみ、そして未来への希望を語り合い、自分の生き方や歩む道を再認識していく、台本なしのアイドルドキュメンタリー。ぜひ覗いてみてください。
参加メンバー:
結城みゆ(蜂蜜☆皇帝)
得田あいり(なめんなよ原宿)
山田如凜(りんぷもら)(DOPING BERRY)
Episode 01.Story until the idle(アイドルになるまでの物語)
--今からここ『CHEERZ HOUSE』で共同インタビューを受けるということで、まずはそれぞれ自己紹介をお願いします。
結城みゆ:岐阜・名古屋を中心に活動している蜂蜜☆皇帝(ハチミツエンペラー)の働き蜂担当、リーダーの結城みゆです。蜂蜜☆皇帝は5人グループなんですけど、1人が女王蜂で、あとはみんな働き蜂。あと、メルヘンロックアイドルがコンセプトで、私はメルヘン担当でもあります。 得田あいり:なめんなよ原宿の得田あいりです。北海道から3ヶ月前に上京してきました。なめんなよ原宿は5人組のなめ猫公式アイドルグループです。 山田如凜:DOPING BERRYのりんぷもらこと山田如凜です。BERRYが苺りなはむ(BPM15Q/ex.BiS)のことで、りなはむをDOPINGアイテムにして大きくなろうとしているグループです(笑)。私はセンターを任せてもらっています。--みんなそれぞれなんでアイドルになろうと思ったんですか?
結城みゆ:アイドルになっている皆さんは「アイドルが好き」という方が多いと思うんですけど、私は小中学生の頃はメガネかけてショートヘアでアイドルとは無縁な感じで。でも友達がしょこたん(中川翔子)の本を読んでたり、それでアイドルの存在を知って、元モーニング娘。の久住小春さんを好きになって、そこからいろんなアイドルを知っていって、気付いたら普通にアイドルオタクになってたんです(笑)。今も好きなアイドルさんと共演するときは、普通にチェキを撮りに行くんですよ。それぐらいアイドルは好きで、自分もアイドルになりました。憧れだったアイドルさんとどんどん同じステージに立つのが夢です。あと、なんだかんだ5.6年ぐらいアイドルをやってるんですけど、蜂蜜☆皇帝が私にとって最後のチャンスだと思って頑張ってます。 得田あいり:私もアイドルが好きで、アイドルになりたくて、海を越えてやって来ました。私はAKB48の前田敦子さんを一番最初に好きになったんです。笑顔が可愛いし、絶対的センターだったし、あっちゃんが居ないと物足りないなと思わせる存在感が凄いと思っていて、私もなめんなよ原宿でそういう存在になりたいと思ってます。 山田如凜:私は中学1年生のときから自分の好きなものを誰かに見てほしくて、ずっとブログをやってたんですよ。そのブログにりなはむから連絡が来たのがきっかけでアイドルをやりはじめました。そこから某アイドルグループで高校3年まで活動してて。で、一般人になりたくて一回辞めて、地元の富山で1年間暮らしてたんですけど、またりなはむから声がかかってストロベリー症候群というガールズバンドで活動しはじめました。そのときににりなはむが開催していたアイドルグループのオーディションを受けて今はDOPING BERRYで活動しています。--アイドルになるまではどんな女の子だったの?
結城みゆ:地味でしたね。赤いメガネをかけていたので、先輩に「アラレちゃん」って呼ばれてました。でもアイドルを好きになってから性格が変わって、友達とかも結構増えて、元々すごく人見知りなんですけど、アイドルのおかげで自分からちょっとだけ話しかけられるようになって、コミュニケーションが取れるようになったんです。それまでは目が合っても喋らなかったりして、蜂蜜☆皇帝の女王蜂とは5年ぐらいの付き合いになるんですけど、初めて会ったときはチラッと目が合っても私はすぐ下を向いたりしてて、「あの頃は絶対に仲良くなれないと思ってた」って言われました(笑)。 得田あいり:私はバスケ部やバレー部に入ってて、ずっとスポーツ少女でした。体育も毎回全力。命懸けてました。ドッヂボールとかでも男子には負けないし、リレーの選手にも選ばれていて。髪の毛もバッサリ、剛力彩芽さんみたいな。ボーイッシュだったからスカートもあんまり穿かない感じだったんですけど、アイドルに憧れてからはスカートも穿くようになりました。部活ではキャプテンもやっていたので、当時の部員が今の私を見たら「キャ、キャプテン?」ってなると思います(笑)。 山田如凜:私は小学生の頃から学校に全然行ってなかったんですけど、習い事はたくさんしていて。その頃からやりたいことだけをやりたい子で、勉強は別にやりたくなかったから小学校も中学校も全く行ってなくて、そしたらこうなってました(笑)。私は踊ることが大好きだったので、よさこいとかチアリーディングとか……--よさこいとかチアリーディングとか……ってめちゃくちゃ幅広いですね!
山田如凜:新体操やヒップホップもやってました。で、中学生になったらファッションが大好きになって、その頃ギャルが流行っていたんで、もうずっと家でギャルメイクの練習したり、ギャルの友達と遊んだり。--いわゆるギャルサー?
山田如凜:みたいなのを富山でやってました(笑)。小学生の頃から髪の毛染めたりしてたので、たまに学校行ってもみんなに嫌われていたので、ミクシィで知り合った他校の子と遊んでましたね。--今、アイドルをやっていることを友達は知っていたりするの?
結城みゆ:知ってます。私は25歳なんですけど、周りはもう結婚していたり、子供もいたりするので「まだやってるんだ?」って言われます。家族はもう半ば諦めてくれていて「やりたいことやればいいんじゃない?」って感じなんですけど、友達には「まだやってるの? 大丈夫?」って(笑)。でもたまにライブに来てくれる友達は「思っていたより凄いね」って言ってくれますね。 得田あいり:私は親友には言ってるんですけど、最初は「アイドルになる為に上京する」って言ったらビックリしてました。でも今は応援してくれてます。 山田如凜:私がアイドルやってることはみんな知ってます。ワンマンライブとかあると絶対に来てくれる。--家族も応援はしてくれているんですか?
山田如凜:めっちゃ応援してくれてます。グッズとか出たら毎回買ってくれて、チェキ会とかも来ます。家族が十数人連れてやってきて、それで長蛇の列みたいな(笑)。横断幕とかも作ってくれて、田舎の運動会っぽいんですけど、いつも来てくれるから嬉しいです。あと、私のママにオタクが土下座して「結婚してください」って言ってたりします。一同:(笑)
得田あいり:私も応援してもらってます。アイドル活動の為に北海道から送り出してくれたお母さんをワンマンライブに呼ぶのが目標です。私、北海道の北見市っていう札幌までバスで5時間かかる田舎に住んでたから、絶対東京になんて行けないと思っていたんですけど、今回こうしてチャンスを頂いたから東京まで来れたし、応援してくれてるお母さんの為にも頑張りたいです。 結城みゆ:ウチはお父さんには認めてもらってないです。蜂蜜☆皇帝に入るときに「まだやるのか? 俺には分からん!」ってすごく怒られて、でも「私はやりたいからやる!」って今やってるんですけど、ライブに誘っても「行かない」みたいな。お母さんはライブにも全然来てくれて、チェキ撮りにも来るし、「なんでお母さんと撮るんだろう?」って思うんですけど(笑)、嬉しいですね。あとはお父さんに認めてもらえれば……でももう売れるしかないなって。それで「自分の娘がこんなに凄くなったのか」って思ってもらう。今はその為にも突き進んでいくしかないなって思ってます。- Episode 02.Become a longing of idle(憧れのアイドルになってみて)
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関連リンク
Interviewer:平賀哲雄|Photo:Jumpei Yamada
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