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Juice=Juice【LIVE MISSION FINAL at 日本武道館】インタビュー



Juice=Juice 【LIVE MISSION FINAL at 日本武道館】 インタビュー

 1年半でワンマン220本以上+イベント数十本。語り尽くせぬ紆余曲折、光が見えない時期も。それでも走り続けた彼女達は、11月7日、5人揃って武道館に立つ。Juice=Juiceが伝説を刻む日。その直前に5人揃い踏みで語ってくれた言葉たち。ぜひご覧頂きたい。

これからハロプロをどんどん引っ張っていく存在にならなきゃいけない

--Juice=Juiceの日に行われた【Juice=Juice LIVE MISSION 220 ~Special Code→J=J Day 2016~】@川口総合文化センター・リリア メインホールでの最終公演を拝見させて頂いたのですが、初の日本武道館に向けて仕上げてきているなと感じました。皆さんにとってはどんな公演になりましたか?

Juice=Juice『Dream Road~心が躍り出してる~』(Juice=Juice[Dream Road ~My Heart is Dancing~])(Promotion Edit)
Juice=Juice『Dream Road~心が躍り出してる~』(Juice=Juice[Dream Road ~My Heart is Dancing~])(Promotion Edit)

高木紗友希:あれだけいろんな人に関わって頂いて、演出も何もかも豪華だったライブを4公演しかやらない。すごく贅沢な公演だったので、私たちも演出に見劣りしないようにみんなと話し合いながら、先生からもアドバイスをもらいながら一生懸命パフォーマンスしたんですけど、そしたらみんな喜んでくれて、物凄く盛り上がってくれたので嬉しかったですし、あの熱が初の日本武道館まで繋がってくれるといいなって思いました。

宮崎由加:「Juice=Juiceの日」というのは語呂合わせから始まって、最初の頃はあんなに大掛かりなコンサートはしてなかったんですけど、今は衣装も何もかも豪華なホールコンサートをやらせてもらえるようになって、結成日でもメジャーデビュー日でもないのにみんなが集まってくれて、一緒にお祝いできるのは本当に有り難いです。来て下さる皆さんがいなかったら出来ないことなので、皆さんと過ごせるJuice=Juiceの日を大切にしていきたいなって改めて思いました。

--当日のMCで「℃-uteさんが解散すると、Juice=Juiceが最年長グループになる」と佳林ちゃんが言ってて驚いたんですけど、平均年齢がハロー!プロジェクトの中で一番上になるんですか?

宮本佳林:そうです!

--どんな気分?

金澤朋子:どんどんどんどん若くて新しいメンバーが増えていて、自分は二十歳を過ぎているからハロー!プロジェクトの中ではレアというか、お姉さん組に入るんですよ。それがすごく不思議で。私は芸歴的にはそんなに長くないんです。Juice=Juiceの5人の中で見てもそうですし、ハロー!プロジェクトの中には私より年下の先輩がたくさんいらっしゃるんで、やっぱり「年齢だけ上」って思われないように(笑)もっと技術を追いつかせないといけないなって思ってます。

--℃-uteの解散を知ったときはどんな気持ちになりました? 同じ5人グループということでシンパシーを感じる部分も多いグループだと思うのですが。

℃-ute『Singing~あの頃のように~』(℃-ute[Singing ~Just Like Back In The Day~])(Promotion Edit)
℃-ute『Singing~あの頃のように~』(℃-ute[Singing ~Just Like Back In The Day~])(Promotion Edit)

宮本佳林:私がハロー!プロジェクトに入ったときから℃-uteさんは先輩としてそこに存在していて、ハロー!プロジェクトに無くてはならない存在だったので、もちろん驚きましたし、ハロプロレジェンドが解散する……「歴史が変わるな」ってすごく感じました。なので「℃-uteさんの背中を見てきた私たちが、これからハロー!プロジェクトをどんどん引っ張っていく存在にならなきゃいけないんだな」って今は自覚してます。

植村あかり:ウチも同じ5人組というところもあって、℃-uteさんの凄さはいつも感じていましたし、矢島舞美さんはハロー!プロジェクトのリーダーでもあるので、℃-uteさんの解散後に誰がそこを引き継ぐのか分からないですけど、そういうハロー!プロジェクト全体を引っ張っていた凄い人たちの集まり。5人それぞれ個人でも活躍されていますし、解散が発表されてから改めてその凄さは感じています。

--たしかに℃-uteは5人それぞれ個人でも活躍されています。そこで、Juice=Juiceの5人がそれぞれどんな女の子なのかも世間に知ってもらうべく、各メンバーにフォーカスさせて下さい。まずリーダーの宮崎由加、自分ではどんなメンバーになってるなと感じますか?

Juice=Juice【LIVE MISSION FINAL at 日本武道館】インタビュー
▲宮崎由加

宮崎由加:私ですか? えーっと……難しいですね(笑)! 歌が大好きだったり、ダンスがキレキレだったり、Juice=Juiceは個性が強いメンバーばかりなので、その5人をひとつにまとめられる存在になれたら……といつも思ってます。

--他のメンバーから見てどうですか?

金澤朋子:すごく女の子らしい。優しくてほわほわした雰囲気があるので、困ったときにすごく助けられてます。例えば、こういう取材でちょっと答えづらい質問があったりすると、すごく柔らかくて優しい言い方でまとめてくれるのは由加ちゃんだし、そういう場面で「しっかりしたリーダーだな」っていつも思いますね。

宮本佳林:リーダーに決まったときから「Juice=Juiceのリーダーとしてやっていくんだ!」っていう覚悟はすごく感じたし、私もJuice=Juiceのリーダーは由加ちゃんじゃなきゃイヤだなって思います。

高木紗友希:あと、以前から髪型とか洋服とかファンの人たちのことを想って気にするタイプだったんですけど、それが最近はさらに強くなった気がする!

宮崎由加:たしかに「ファンの方に喜んでもらえることをしたいな」っていう意識は強くなったと思います。せっかく会いに来てくれてるんだから「全力で応えたいな」って。

植村あかり:昔から女の子らしい部分はありましたし、アイドルらしさもすごく感じていたんですけど、リーダーとしてまとめてくれるときもあれば、楽屋で面白く話してくれるときも……面白い? 面白いかどうかは別として……

一同:(笑)

植村あかり:なんて言うんだろう? そうやってメンバーと積極的に話してくれるのは、すごくリーダーっぽいなって思います。

宮崎由加:……恥ずかしい。暑い(笑)。

--続いて、サブリーダーの金澤朋子。

Juice=Juice【LIVE MISSION FINAL at 日本武道館】インタビュー
▲金澤朋子

金澤朋子:私は由加ちゃんとは違って、逆に「アイドルっぽさはあんまりないかな?」と自分では思ってて。あんまり「かわいい」みたいな感じでもないですし、正直言って女の子らしくもないので、そういうところは由加ちゃんを見習いたいって……ちょっとは思ってたりするんですけど(笑)、ルーズで雑な部分が多くて、トークも結構適当なんですよ! その場の雰囲気で適当なこと言っちゃったりするんです。

--例えば?

金澤朋子:曲の説明をするとき、どんな曲でも対応できる言葉ってあるじゃないですか。「今までのJuice=Juiceになかった」とか「新しい」とか(笑)。MCも入口を任せられると決まって「何曲続けて聴いて頂きました」ですし、ラジオでのお頼り紹介も締めの言葉が思いつかないから毎回「……とのことです!」だし、パターン化してるんですよ。パフォーマンスの面でもそうで、フリーのところもアドリブがきかなくて、自分の中で決まっている動きを毎回しちゃうので、そこは今後の課題だなって思ってます。

宮崎由加:でもそこは安定感にも繋がってるところなんです。朋がいつもと違うことをすると、みんなビックリしちゃうんで!

金澤朋子:逆に戸惑わせちゃう(笑)。

宮崎由加:そういう性格だから安定感が生めるし、毎回告知とかも忘れずにしてくれるんです。そこはサブリーダーとして頼りになる部分だなと思ってます。

--あと、Juice=Juiceの日のライブでは「セクシー担当」と仰ってましたよね?

高木紗友希:言ってた!

金澤朋子:いやいやいや!

高木紗友希:この人、思ってますよ。自分のことセクシーだって(笑)。

金澤朋子:そんなことないです!

高木紗友希:朋子はパッと見「しっかりしてそう」とかよく言われるんですけど、本当はちゃらんぽらん。いや、しっかりしてるところもあるんですよ? でもちょっと踏み込んでみると、ちゃらんぽらんだし、おじさんっぽい(笑)。そこをファンの人たちは楽しんでるんだろうなって思うんですけど、でもすごくマジメでもあるんですよ。ダンスの確認とか人一倍するし、だから私もダンスの振りで分からないことがあったらすぐ朋子に聞くし、そういう意味ではすごく頼りになるなって思います。

--では、高木紗友希はどんなメンバーなんでしょう?

Juice=Juice【LIVE MISSION FINAL at 日本武道館】インタビュー
▲高木紗友希

高木紗友希:私ですか? 家族構成で例えると、ペット。……マスコット?

一同:(笑)

金澤朋子:普通、自分で言わないよね(笑)。

--高木紗友希=「Juice=Juiceのマスコット」であると。

高木紗友希:やめてください(笑)! そういう意味じゃないです!「キレイなお姉さん」とか「可愛らしい清純派」というよりかは、動物的な?

宮本佳林:わかる。

高木紗友希:「わかる。」じゃないよ(笑)! でも【LIVE MISSION 220】をやっている中でだんだんそういう感じになっていって。楽屋でもそうだし、ステージ上でもそういう感じで扱われていたりするので、有り難いです。

--佳林ちゃんから見てどうですか?

高木紗友希:お!

宮本佳林:紗友希は、勉強家だなと思いますね。歌のことに関してとか、自分の好きなことや決めたことに対しては真っ直ぐに突き進んでいく。そこは凄いなって思います。

--彼女ほどフェイクを自由自在に操るアイドルもいないと思うんですが、ボーカリストとしてはどう映ってますか?

宮本佳林:そのときのフィーリングでアレンジを加えたり変えたりできるのは凄いと思うし、歌のレベルを上げる為にいろんな音楽を聴いている姿勢も凄いなと思います。

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--どんな音楽を聴いてるんですか?

Juice=Juice『Wonderful World』(Dance Shot Ver.)
Juice=Juice『Wonderful World』(Dance Shot Ver.)

高木紗友希:元々あんまり洋楽が聴けない人だったんですけど、1年半前ぐらいから意識的に聴くようにしていて。お世話になっている人や共演した人がオススメしてくれた海外のアーティストさんも聴いたりして、私は影響を受けやすいので、そうやっていろんな音楽を聴けば聴くほど歌い方の幅も広がっていくんです。私は小さい頃から自然と男の人の曲を聴くことが多くて、ハロプロ研修生の頃から「歌い方が男っぽい」ってディレクターさんとかによく言われていて、そう考えると、自分が聴いてきた音楽が自然と歌に出てるんだろうなって。

--続いて、宮本佳林。

宮本佳林:私は……中途半端な感じですね。この中で言うと、ルックス的には一番チビというか幼く見られるし、何に関しても良いところで決めらんない。

Juice=Juice【LIVE MISSION FINAL at 日本武道館】インタビュー
▲宮本佳林

金澤朋子:そんなことないでしょ(笑)?

高木紗友希:どうした!?

金澤朋子:なんかあった!?

一同:(笑)

高木紗友希:そんな自分を蔑んで(笑)。

宮本佳林:いつもそうやって思いますね、自分のこと。「あー、なんて中途半端な人間なんだ……」って。

Juice=Juice【LIVE MISSION FINAL at 日本武道館】インタビュー
▲右から:金澤朋子/高木紗友希

金澤朋子:そんなことないよ!

高木紗友希:ネガティブ(笑)!

--ここまで根暗なタイプでしたっけ(笑)?

宮本佳林:元々パッと咲くヒマワリのような感じじゃなく、すずらんみたいな感じなので。

高木紗友希:すずらんに失礼だぞ!

一同:(笑)

宮本佳林:いや、すずらんはすずらんで静かにヒソッとしている良さがあるじゃないですか。私もヒソッと……

--ステージ上でまったくヒソッとしてないじゃないですか(笑)。

宮本佳林:ステージ上ではパチン!ってなるんで。

--スウィッチが入ると?

宮本佳林:そう! スウィッチが入れば人が変わるんですけど、良くない何かが一発起きちゃうと……どーんって落ちちゃうんです。顔に縦線が入ってる感じ(笑)。

--落ち込んだときのちびまる子ちゃんですね。

宮本佳林:あれが似合う感じ。あと、ひとりっ子なんですぐ「私が」を主語にしてしまうっていう。自分でも嫌いなところなんですけど……まぁ仕方ないんですけどね。これからも周りのみんなのことをしっかり見て……(※どんどん声が小さくなっていく)

高木紗友希:どうしたのっ!?

一同:(笑)

--では、周りに語ってもらいましょう。

植村あかり:自分でも「人が変わる」って言ってましたけど、ステージだけじゃなく人狼ゲームのときも人が変わりますね(笑)。上手く表現できないぐらい変わるんですけど、とりあえず目が変わります。何に対してでも集中すると人が変わったようになる。だからステージに立った瞬間に煌びやかになる。だから全然中途半端じゃないです。

--スウィッチはステージに立ってしまえば自然と入るんですか?

宮本佳林:そうですね。ステージに立つ直前は静かになるんですけど、メンバーみんなで盛り上がっているときも頭の中は静かというか、頭の中に静かな場所があるんですよ。一瞬でもいいからそこに入ると、本番のテンションに持っていける。

高木紗友希:凄い話になってきた。

金澤朋子:本番では中途半端どころかメーター振り切っちゃってる凄いパフォーマンスを見せるので、全力さが一番伝わってくるのも佳林ちゃんなんですよ。小柄でちっちゃいけど、ライブを映像で振り返って観たときに一番大きく見える瞬間もあって。だから「佳林ちゃん、凄いな」っていつも思う。ただ、最近になって気付いたのは、佳林ちゃんって意外と緊張しいなんです。いつも自信に溢れている訳ではなくて、そうやってすごく緊張しているところから頑張ってあの佳林ちゃんを見せてる。私は緊張するとステージ出ても顔が強張っちゃってたりするんですけど、佳林ちゃんはどんなに緊張しててもステージに飛び出したらあの佳林ちゃんになるんです。表現力も凄いし、年下なのに自分より大人に見える瞬間もあるし、逆にこの中で一番幼く見えるときもたくさんあるんですけど(笑)、いろんな顔を持っているメンバーだなって思います。七変化する。

--続いて、植村あかり。

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▲植村あかり

植村あかり:自分では、大雑把だなと思います。あと、犬が大好き。あと、この中では一番身長が高くて、メンバーのことを尊敬してます。あとは……地元が好きです!

一同:(笑)

植村あかり:私、大阪出身なんですけど、関西弁があんまり出なくって、東京での一人称は「わたし」なんです。でも地元の友達と電話で喋ったりしてると「あかり」になるので、環境によって変わるところがあります!

--Juice=Juiceの日のライブでは、宮崎由加、宮本佳林、植村あかりの3人が微妙な三角関係にあるというか、2人が植村さんを取り合っているような印象を受けました。

宮本佳林:私はそうでもないんですけど、この2人(宮崎由加&植村あかり)がおかしいんですよ!

高木紗友希:気持ち悪いぐらい仲が良い(笑)。

金澤朋子:変なんです、最近。

宮本佳林:ソファーで一緒に抱き合って寝てたりとか、エレベーターの中では必ず手を繋いでたりとか、私がふざけて「あかり好き!」って言ったら凄い形相で見られたりとか(笑)、この2人の関係性が濃いので、そこにちょっとでも立ち入ろうとすると大変なことになる! それぐらい本当に仲良いです。

Juice=Juice【LIVE MISSION FINAL at 日本武道館】インタビュー
▲右から:宮崎由加/金澤朋子

--では、聞いてみましょう。宮崎由加から見た植村あかりの魅力。

宮崎由加:大型犬みたいなんですよ。

--どういうこと?

宮崎由加:大型犬って「よしよしよし!」ってワシャワシャしたくなるじゃないですか。あの感じ。だから私の大型犬みたいな……

植村あかり:ちげーよ。

--「ちげーよ」って言ってますけど(笑)。

宮崎由加:顔が本当に良い。どこに出しても恥ずかしくない顔だと思ってるし、天才なんですよ。何をするにしても天才的。私は物覚えが悪いので、何にしても前日から家でしっかり覚えてくるんですけど、あかりは「あ、やってくるの忘れた」って言いながらその場で出来ちゃう。吸収力が凄くて、スポンジみたいな感じ。本当に天才だなって思います。

--そんな個性的な5人から成るJuice=Juice。とても上昇志向が強いグループだと思うんですが、ハロプロには同じく上昇志向が強いグループばかり揃っていて、℃-uteが解散するといよいよどこが上とか下とか無くなってくるのかなと。そこはどう思われますか?

高木紗友希:そう思います。

宮本佳林:デビューした順番でいくとまた変わってくる。でもこれからはそこがごちゃ混ぜになってくると思うので、上下関係というのはもちろん大切にしなきゃいけないけど、みんながみんなで「ハロー!プロジェクトを盛り上げていく」っていう気持ちがないといけないと凄く思いますね。

--Juice=Juiceは、トップを狙ってる?

高木紗友希:いやいやいや!

宮本佳林:トップを狙う狙わないじゃなくて、ここまで長く続いたハロー!プロジェクトというものを私たちはこれからしっかり支えていかなきゃいけない。パッと見て「名前を知っているメンバーがひとりもいない」と言われたりもしているので、「どうやってこのアイドル戦国時代をハロー!プロジェクトみんなで突き進んでいくか?」という意識がすごく大切になってくると思うし、そこは各グループの色だったり、そういうものも大切にしながら盛り上げていかなきゃいけないなって思います。

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「今の自分たちに足りないものは何なのか?」ということを常に考えている

--「各グループの色」という言葉が出ましたけど、モーニング娘。'16もアンジュルムもタイプは違えど主張は強いグループだと思うんですよ。いつだってその言動から野心が感じ取れる。でもJuice=Juiceはそこまで言葉で主張しないながらも、気付いたら先輩グループを追い抜かしてニヤっと笑っていそうな……

Juice=Juice【LIVE MISSION FINAL at 日本武道館】インタビュー
▲左から:宮崎由加/金澤朋子
高木紗友希/宮本佳林/植村あかり

高木紗友希:怖い(笑)!

--そう、怖さを感じるんですよ(笑)。

一同:えぇ~~~~~!

宮崎由加:でもたしかになかなか言わないよね。

金澤朋子:口に出す勇気がない。

一同:(笑)

金澤朋子:口に出して「技術が追いついてない」って言われるのが怖い。「おまえらが何言ってんだよ?」って思われたら恥ずかしいから、まだそういうことは言えないですね。でもそれぐらいの自信をつけていきたいなとは思ってます。

--ただ、各グループが一堂に会すハロコンやひなフェスなどで「今日はJuice=Juiceが一番凄かった。一番良かった。一番盛り上がった」と言われる機会は確実に増えてきてるんじゃないですか?

高木紗友希:たしかに増えてます。スタッフさんから「媒体の人が「Juice=Juiceが一番良かった」って褒めてたよ」って聞く機会が最近すごく増えて、「え、なんで?」と思いながらも毎回みんなで喜んでます。

--確実に叩き上げ感はありますよね。いろんな悔しい想いもしてきたでしょうし、その分だけパフォーマンススキルも一体感の強度も高めてきた。その自負はあるんじゃないですか?

宮本佳林:たくさんライブをやらせてもらってるんで、その分だけ自分たちに足りないものも見えるんです。だから「トップを目指したいです!」とかそういうことよりも「今の自分たちに足りないものは何なのか?」ということを常に考えている。それがJuice=Juiceだと思うので、敢えて「絶対負けません!」とか……もちろんそういう熱い想いは大切だし、それを発言していくことも大切だと思うんですけど、私たちはそれよりも「パフォーマンスに足りないものをみんなで補い合っていこう」とか「ここはこうなんじゃない? ああなんじゃない?」ってみんなで話し合っていくこと、音楽について考えることが好きで、ライブが好きだから今こういうグループになってるんじゃないかなって。そういう風にしていて、いつの間にか評価されるようになっているのが良いなって思います。

Juice=Juice【LIVE MISSION FINAL at 日本武道館】インタビュー
▲宮本佳林

高木紗友希:なので、これからも言わずに(笑)。

--単純な疑問なんですけど、どれだけ練習したらあれだけのパフォーマンスが出来るようになるんですか?

宮崎由加:練習というより、本番の数が多いので(笑)。

--ここ1年半のワンマンだけでも220公演超えてますもんね。

宮崎由加:そして毎回映像をもらっているので、そこで各々に自分の気に入らない部分とかをどうにかしていく。それが結果的に練習になってるんだと思います。

金澤朋子:昔はその映像を見て振りの間違い探しばかりしていたんですけど、最近は「ここはもうちょっとこうした方が格好良いかな?」とか「この子のこういう動きが格好良いから、私も挑戦してみよう」とか、もっと格好良く見せる為にどうするか考えるようになってきました。「とにかく間違えないように!」とか「とにかく動きを派手に!」みたいなところからひとつ先に進んで、首の角度とか腕の伸ばし具合とか、すごく細かいところまで気にするようになったのは変化だなって。

--ダンスのプロが見なくても分かるぐらい、Juice=Juiceは角度ひとつとっても精度が高いですよね。ハロプロ以外のアイドルイベントで観たりすると、他のグループとのダンスクオリティの違いが如実に分かります。

金澤朋子:私たちは5人しかいないからちょっとした角度の違いがすごく目立ってしまうんですよ。ダンスの先生からも「もっと揃えたほうが格好良いよ」ってよく指摘されていて。なので、そこはすごく意識してると思います。

高木紗友希:あと、同じ人数の℃-uteさんと比べられることが昔から多くて、℃-uteさんは5人でバシッと揃ってるじゃないですか。それに比べて「振りが揃ってない」とか「もっと揃えたほいがいいよ」って言われ続けてきたので、事前に渡される振りの映像の見るポイントも変わってきたし、自分の動きだけじゃなく全体の動きも見れるようになって、5人でどうするかしっかり話し合うようにもなったので、以前より揃えられるようにはなってると思います。

--5人のパフォーマンスレベルが高くなればなるほど、Juice=Juiceファミリー(※ファンの総称)の熱量も高まって、スタッフさんもプロジェクションマッピングとか凄い演出や舞台を用意するようになって、今とんでもないコンサートが出来るようになってるじゃないですか。この状況にはどんなことを感じていますか?

高木紗友希:嬉しいです。それをJuice=Juiceファミリーの皆さんが楽しんでくれているのも嬉しいし、ブログのコメントや握手会で聞いて知ったんですけど、Juice=Juiceは他のハロプロのグループと比べてもファン同士の仲が良いというか、お互いに話しかけやすいらしいんです。Juice=Juiceファミリーは本当にマナーも良くって、優しくて、本当に愛のある方たちなので、だからこそ私たちも出来ることが増える。ホールコンサートであっても客席に降りていって、皆さんのなるべく近くでパフォーマンスしたり、そういうことを自分たちから「やりたいです」って言えるんですよね。それはJuice=Juiceファミリーだからこそ出来ることだと思うので、この輪がどんどん広がっていったら良いなって思います。

--また、Juice=Juiceが凄いと評価が高まれば高まるほど、5人に提供される楽曲のパフォーマンス難易度も高まっていて、今回の新シングル『Dream Road~心が躍り出してる~/KEEP ON 上昇志向!!/明日やろうはバカやろう』はそれが顕著ですよね。

Juice=Juice『Dream Road~心が躍り出してる~』(Juice=Juice[Dream Road ~My Heart is Dancing~])(Promotion Edit)
Juice=Juice『Dream Road~心が躍り出してる~』(Juice=Juice[Dream Road ~My Heart is Dancing~])(Promotion Edit)

高木紗友希:初めて【Hello!Project 2016 SUMMER】(※ハロー!プロジェクトのグループが一堂に会する恒例イベント。通称ハロコン)で「Dream Road~心が躍り出してる~」をパフォーマンスさせてもらったときは、各グループが立て続けに最新曲を披露していくブロックで、周りのグループが凄い盛り上がる曲ばかり用意していたから「大丈夫かな?」って思ったんですけど、先生から「新しい世界観にガラッと雰囲気を変えるつもりで攻めたほうが良いと思うよ」って言われてからは、それこそ角度とか振りの細かいところまで拘ってパフォーマンスして、そしたら最近はお客さんがそれを観てくれるだけじゃなくて、凄く盛り上がってくれるようになったんですよ。なので、そうやって毎回毎回難易度の高いというか、設定高めの曲をもらえると自分たちのレベルもどんどん上がっていくし、それで皆さんが盛り上がってくれるのは嬉しいなって思います。

--しかも今回のシングルは、つんく♂、ヒャダイン、DANCE☆MAN、元アンジュルムの福田花音と、オールスターとも言える作家陣が参加しています。自分たちではどんな作品になったなと感じていますか?

宮崎由加:3曲とも全然違う雰囲気の曲になっているんですけど、どれも前向きな歌詞になっているので、武道館前にこのシングルを出せるのはすごく嬉しいなって思いました。「Dream Road~心が躍り出してる~」はつんく♂さんからの「未来を掴め!」という私たちに対しての力強いメッセージも感じられたので、武道館を目前に控えてまだ不安な部分はあるんですけど、そうやって元気付けて背中を力強く押してくれたのはすごく嬉しかったです。なので、ぜひ武道館でも歌いたい曲だなって思いました。

金澤朋子:最初にこの曲を頂いたとき、間奏部分が多いというか、もう明らかにダンスミュージックだったので、もっとガツガツ踊ると思っていたんですよ。そしたら想像とは全然違うパターンの動きで、しかもスローモーションって想像以上に難しいんですよ。体幹がしっかりしてないとバランスが取れなくてヨロヨロしちゃう。なので、この曲は今まで使ってなかった筋肉を使っている感じがしますし、もっともっとレベルアップさせていきたいなって思っています。

--また、ヒャダイン×DANCE☆MANが手掛けた「KEEP ON 上昇志向!!」では、マイケル・ジャクソンの動きを取り入れています。

Juice=Juice『KEEP ON 上昇志向!!』(Juice=Juice [KEEP ON: The Ambition to Succeed!!])(Promotion Edit)
Juice=Juice『KEEP ON 上昇志向!!』(Juice=Juice [KEEP ON: The Ambition to Succeed!!])(Promotion Edit)

宮本佳林:そうですね。間奏でサイドウォークっていう難しいステップを入れてもらったりとか、ガチガチにキメ!キメ!っていうタイプのダンスなんですよ。今までのJuice=Juiceにもそういう曲はあったんですけど、それらに比べてもキメなきゃいけない要素が多い。「ドヤ!」っていうキメじゃなくて、格好良くスマートにパッとキメる。そういう部分がたくさんあるので、そこは大切にしていかなきゃいけないし、かと言って派手さが無くなっちゃってもいけない。そこが難しいところだったんですけど、すでにライブでもすごく盛り上がる曲になっていて、この曲ももらえて良かったなって思います。

--あれって実際にマイケル・ジャクソンの映像を見て勉強したんですか?

一同:はい!

--どんな印象を受けました?

植村あかり:人間じゃないと思いました。ステージに立っただけで物凄い大歓声が巻き起こって、そこでどんどん人が倒れちゃうほど熱狂させることができる。「凄いな、これがキング・オブ・ポップなんだな」って思いました。

--今回、マイケルばりのハイトーンでフェイクも入れてますよね?

高木紗友希:入れさせてもらってます。ただ、ライブになると、動いている中であれだけの高い声を出すのは大変で。しかも徐々に高くなっていくんじゃなく、突発的にあのピッチであの声を出すのは勇気が必要だし、リハーサルでは上手く出来なかったんですよ。止まってれば出せるんですけど、踊りながらだとどうしてもあの声が出せなくて。でも本番ギリギリで何とか出来るようになって、それからは楽しく歌わせてもらってるんですけど、今はもうちょっとマイケル感を出したいなと思ってます。身振り手振りも含めて「堂々とマイケルっぽくやってほしい」とはスタッフさんからも言われていて、でもよくよく映像で勉強してみると、マイケルって一瞬の動きの中でいろんなことをやり過ぎてるから……

--情報量が多すぎるんですよね(笑)。

高木紗友希:どうしていいか分からなくなる(笑)。

--だからマイケルは凄いんですけどね。

高木紗友希:そうなんですよね。でもそれだけ凄い人なので、マイケルの映像を観てからダンスが楽しくなったんですよ。なので、もっと勉強したいと思ってます。

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初の日本武道館「あの日「220公演やる」って決めてここまで走ってきたので」

--また、福田花音作詞の「明日やろうはバカやろう」。タイトルフレーズからして物凄くキャッチーな曲になっています。

Juice=Juice『明日やろうはバカやろう』(Juice=Juice[“I’ll DoItTomorrow”AretheWordsofaBuffoon])(Promotion Edit)
Juice=Juice『明日やろうはバカやろう』(Juice=Juice[“I’ll DoItTomorrow”AretheWordsofaBuffoon])(Promotion Edit)

高木紗友希:福田さんらしいというか、福田さんのことを全部知っている訳じゃないんですけど、福田さんのイメージに合う曲だなとも思うし、女の子あるあると言いますか、女の子なら「あ、分かるわかる」って思ってもらえる歌詞がたくさん散りばめられてるなって。この3曲の中では一番攻めてる“物申す”系の楽曲なんですけど、そこが共感してもらえるんじゃないかなって思います。最近、Juice=Juiceのライブに足を運んでくれる女の子も増えているので、そういう子たちには特に響くんじゃないかな。「明日やろうはバカやろう」というタイトルからして誰もがドキっとするフレーズだと思うんですけど、それを何度も何度も入れてくる感じも福田さんらしくて面白いなって思うので、そこも注目してほしいですし、私たちの攻めてる女の子を意識したパフォーマンスもぜひ観てほしいなって思います。

--これだけのシングルを出せるほどJuice=Juiceが強いグループになれた要因として、全国各地220公演ワンマンライブ完遂ミッションはあると思うんですけど、まずこのミッションに挑戦する事が決まったときはどんな気持ちになりました?

植村あかり:私は「大丈夫なのかな?」って思いました。そもそも220本も出来るかなと思いましたし、メンバーの体調も心配でしたし、いざ始まってからも徐々に不安は増えていって……終盤は「あとちょっとだ」って思いましたけど、最初のほうはあと何本か数えるのも怖かった。220本を達成したら日本武道館に立てる約束もなかったので……

--あくまで目標として掲げただけでしたもんね。

植村あかり:なので、不安ばっかりだったんですけど、今となっては【LIVE MISSION 220】が出来て本当に良かったなって思います。

--どう計算してもタイトで過酷な日々になることは目に見えていたじゃないですか。実際に5人揃ってステージに立てない公演もあったぐらい、厳しいミッションになった訳ですが、今回の【LIVE MISSION 220】の中で一番キツかったのはいつでした?

高木紗友希:途中でメンバーが体調崩しちゃって、急遽3人だけでステージに立つことになった公演ですね。まず本番前に「1人出られなくなったから」ってスタッフさんが歌割りを決めて下さったんですけど、本番中にもう1人体調崩して出られなくなって「どうしよう?」みたいな。歌も動きも次誰がどうすればいいのか分からない状態だったので、目配せとか身振り手振りでコンタクト取りながら、もうどうしようもないときは口で直接伝えたりして(笑)。それはやっぱりすごく印象に残ってるし、大変は大変だったんですけど、すごく良い経験になったなって思います。

--そうした状況だとステージに立つ側はもちろん、立てない側も悔しさや苦しさがありますよね。実際はどんな心境だったんですか?

Juice=Juice【LIVE MISSION FINAL at 日本武道館】インタビュー
▲金澤朋子

金澤朋子:私は病気のこともあって、今年の1,2月ぐらいからなかなかライブに出られない時期があったんですけど、その場にいるのに出られないこともあって。お医者さんに相談しつつ、マネージャーの判断もあって出るかどうか決めてもらってたんですけど、自分が「出たい!」と思っても出させてもらえないことも結構多かったりして……でも日によって波があったらファンの方も心配するし、私が出る出ないという差があることによってメンバーへの負担も変わってきちゃうし、今日は4人バージョン、明日は5人バージョンってなるとみんなに迷惑をかけてしまうので、すごく葛藤というか、複雑な心境で、その場にいるのも申し訳ないぐらいな感じで「どうしようかな?」って悩んでいました。私の場合はいつ普通にステージに立てるようになるかも分からなかったので、薬に馴れていくしかないなと思って。でも、その馴れる方法も自分では分からなかったりもするので、その時期は「先が見えないな。どうしたらいいのかな?」って思う毎日でしたね。

--でもそこで諦めなかったから、今もこうして5人揃って肩を並べられています。どの辺りから光が見えてきたんですか?

金澤朋子:自分の体質に合ってる薬を見つけて、普段の体調とかもだんだん良くなってきたりして、それからは「これでやっと戻れる!」って。すごく嬉しかったですし、メンバーに負担をかけちゃった分「ここからもっと頑張らなきゃ!」っていう、自分の中で良い意味での活力にもなりました。

--仲間が戻ってこれるのかどうか分からない中で、タイトな活動を続けていたときはどんな心境だったんですか?

宮本佳林:Juice=Juiceは5人である。ということが本当に大切なことであって、そういう状況下でカバーするのは当たり前だし、一番心配しちゃうのはファンの皆さんなので、4人でパフォーマンスすることによって、そこで一緒に盛り上がってもらうことによって「みんなで朋子に気持ちを届けよう」っていう気持ちになってもらいたかったし、少しでも力になれるようなことが出来なきゃいけないってすごく思ってました。私自身もインフルエンザや体調不良で休むこともあったので、そういうときに心が物凄く痛くなるのはよく分かる。なので、そういうときにしっかりカバーすること……しか出来ないのも心が痛いぐらいなんですけど、あのときの私たちはそれをすることが一番大切なことで、目の前で待ってくれている皆さんを大切に、そう思ってパフォーマンスすることが大切なことだったなって今でも思います。

--過酷なミッションも確実に乗り越えてきて、夢の武道館を目前に捉えた今、Juice=Juiceで良かったなって心底思えるんじゃないですか?

植村あかり:そうですね。メンバーそれぞれに尊敬できる部分もたくさん出来ましたし、今回の【LIVE MISSION 220】をスタッフさん含めて一緒に走ってこれて、凄い信頼関係を築けたと思ってます。

金澤朋子:220公演って私たちも大変なんですけど、一緒に来て下さるスタッフさんもプライベートの時間とか無くなっちゃいますし、それでも一緒に廻って下さる方がいてくれたっていうのは、すごく感謝してます。

--夢の日本武道館まであと僅か。いろんなことがありましたけど、5人揃って武道館のステージに立ちます。今の心境を聞かせて下さい。

Juice=Juice『CHOICE & CHANCE』(MV)
Juice=Juice『CHOICE & CHANCE』(MV)

宮崎由加:武道館は本当に大きなステージですし、アーティストであれば誰もが憧れるステージだと思うので、まだデビューから丸3年経って4年目ぐらいの私たちが「立っていいのかな?」っていう想いもあるんですけど、あの日「220公演やる」って決めてここまで走ってきたので、そこでの経験を信じて、自信にして、精一杯出来ることを頑張りたいです。あと、今回の【LIVE MISSION 220】では全国各地いろんな人に会いに行ったんですよ。例えば、高知で出会った方が次に高知へ行ったときには友達を連れてきてくれたり、そういう感じでJuice=Juiceファミリーの輪はどんどん広がっていったなって感じてるので、私たちが会いに行った分、11月7日の日本武道館、私たちに会いに来てほしいなって思います。日本全国各地からJuice=Juiceファミリーが集まって、そこで一緒に素敵な空間を作れたらなって思います。

高木紗友希:日本武道館を目指している人たちにも、そしてこれまで日本武道館に立ってきた人たちにも、失礼のないパフォーマンスを出来るようにしなきゃいけない。というところで始まったのが【LIVE MISSION 220】だったので、そこで得たものや重ねてきたものをすべて観てもらいたいです。もしかしたらJuice=Juiceのことをあんまり知らない人も来てくれるかもしれないし、逆に【LIVE MISSION 220】には行ったんだけど「武道館は行けないから心だけ飛ばします」っていう人もいるかもしれない。そういう人にももちろんですし……本当にいろんな人にお世話になった220公演だったし、1年半だったので、みんなに感謝の気持ちを届ける為に一生懸命頑張りたいです。

--初の日本武道館に立った後、Juice=Juiceはどんなグループになっていたい?

宮本佳林:そこはまだみんなでちゃんと話し合えてないんですけど、日本武道館のステージに立ったということに対しての自信はみんなに付くと思うので、その中でもっともっと感謝の気持ちが伝えられるようなパフォーマンスだったり、自分たち自身でパフォーマンス力を上げていくこと……武道館はゴールではないので、その先もしっかりと見て真っ直ぐ突き進んでいけたらいいなと思います。

--佳林ちゃんが武道館でスウィッチ入れたらとんでもないことになってしまいそうな気がするんですけど、自分ではどうなっちゃうと思います?

宮本佳林:私は「絶対にリミッターは外さなきゃいけない」って思ってます。ライブは生モノであって、その瞬間瞬間のテンションというものが本当に大切。タイミングひとつズレただけで何もかも変わってしまうので、冷静な自分は持ちつつも「死んでもいい!」ぐらいの気持ちで11月7日はパフォーマンスしたいなって思います。その先を見ると言いつつも、当日はそれぐらいの気持ちで武道館に挑みたいです。

Juice=Juice【LIVE MISSION FINAL at 日本武道館】インタビュー

高木紗友希:死ぬのはちょっと……

金澤朋子:私もちょっと……

宮崎由加:生きたいよね。

植村あかり:私も無理!

宮本佳林:気持ちの話だから!

一同:(爆笑)

Interviewer:平賀哲雄
Photo:内山直也

◎ライブ【Juice=Juice LIVE MISSION FINAL at 日本武道館】
11月07日(月)日本武道館
OPEN 17:00 / START 18:00
チケット料金:一般席・ファミリー席 \8,000 (税込)
オープニングアクト:つばきファクトリー
ライブビューイング詳細:http://www.helloproject.com/news/5931/

Juice=Juice『続いていくSTORY』(Everlasting story) (MV)
インタビュー写真

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Juice=Juice「Dream Road~心が躍り出してる~/KEEP ON 上昇志向!!/明日やろうはバカやろう」

Dream Road~心が躍り出してる~/KEEP ON 上昇志向!!/明日やろうはバカやろう

2016/10/26 RELEASE
HKCN-50498 ¥ 1,100(税込)

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Disc01
  1. 01.Dream Road~心が躍り出してる~
  2. 02.KEEP ON 上昇志向!!
  3. 03.明日やろうはバカやろう
  4. 04.Dream Road~心が躍り出してる~ (Instrumental)
  5. 05.KEEP ON 上昇志向!! (Instrumental)
  6. 06.明日やろうはバカやろう (Instrumental)

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