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玉手初美 路上インタビュー「発泡酒とギターを抱えて語ってくれた素っ裸な言葉たち」



玉手初美 路上 インタビュー

 怒りを爆発させるように生々しい言葉を絶叫、ギターを掻き鳴らす女性シンガーソングライター 玉手初美。得体の知れない並々ならぬエモーションを叩き付けてくる、あまりに剥き出し過ぎるライブにも定評があり、一度遭遇したら簡単には忘れさせてくれない中毒性、もといトラウマ性を持つ音楽を生んでいる。

 そんなぶっ飛んだアクトで観客の度肝を抜いている彼女が、オータコージ(ドラム)とハラダイス(ベース)との超絶3ピースバンドで12月10日 下北沢Daisy Barにて初のワンマンライブを開催。これに先駆け、3者の鬼気迫るセッションムービー(http://youtu.be/V-W-0mFCTjk)と連動して、彼女が生まれ育った西葛西の路上にてインタビューを敢行した。

 複雑な家庭環境で育ちながら、1本のギターと音楽にすがりつき、生きづらい世界で叫びたい想いを歌に変えていくまで。インタビュー中「こんなこと話して意味があるのか?」と何度も戸惑いながらも、発泡酒とギターを抱えて語ってくれた素っ裸な言葉たち。ぜひムービーと合わせてご覧頂きたい。

外に出ない少女時代~複雑な家庭環境~YUIとの出逢い~「自殺」秘話

--新たな玉手初美ムービーとの連動インタビューということで、玉手初美が生まれ育った西葛西の路上にて話を聞かせて頂きます。ここにはいつ頃まで住んでいたんですか?

玉手初美 スタジオライブ1
玉手初美 スタジオライブ1

玉手初美:生まれてから去年の9月まで、19年ぐらい。一応、東京なんで「都会っ子」って言われるんですけど……ほとんど家から外に出てなかったので、都会もクソもなくて。でもジャスコが出来て、今はイオンになってるんですけど、そこに楽器屋があるって知ってから毎日通っていた時期はありました。中学生の頃ですね。

--では、ジャスコが出来るまではどんなことをして過ごしていたんですか?

玉手初美:家でアイス食べてた。

--それだけ?

玉手初美:あと、将来の事とか「分かんないなー」って思ってた。「夢は?」って聞かれても何もないから……「昔はアイスクリーム屋さんになりたかったんだけどな」みたいな。今はそんなにアイス食べないんですけど。……こんな話でいいんですか?

--全然良いんですけど、アイス以外の楽しみはなかったの?

玉手初美:……その頃の楽しみは、兄妹がピアノやってたり、音楽好きだったりして、それをよく聴いたりとかはしてました。お父さんもピアノやってて、休みの日とか1日中弾いてるんで、それを聴きながらビーズを作ったり。

--家族構成は?

玉手初美:小3か小4ぐらいに親が別居することになって、そこから私とお兄ちゃんとお姉ちゃんとお父さんで暮らしてました。

--玉手初美は家族の歌も多いですよね。あんまり幸せそうじゃない家族の歌が。

玉手初美:そういう話になると……まぁ子供だったから「離婚とかウチの家庭に限ってないでしょ?」「絶対ありえない」って思っていたんですけど、やっぱりケンカとかあって、その度にみんな泣いたり。お母さんが作ったグラタンみたいな料理を「食べなさい」って言われてもみんな食べないから、お母さんが叫ぶんですよ。そしたらお父さんがキレてゴミ袋にお皿ごとバンッ!て捨てたり……ハハハハ!

--全然笑うところじゃないよ(笑)!

玉手初美:「あぁー! 捨ててる!」みたいな(笑)。

--なかなかエキサイティングな少女時代を送っていたんですね。ジャスコの楽器屋に行こうと思ったのはなんで?

玉手初美:音楽は聴いてはいたんですけど、自分でやろうとは全然思ってなくて。でもYUI主演の映画『タイヨウのうた』で「ギター弾きたい」と思って、お父さんに電話したら「ジャスコに島村楽器があるよ。見に行こうか」って。


--それで買ってくれたの?

玉手初美:うん。1万5000円ぐらいのやつ。1年ちょっとで飽きるんですけど。個人のギター教室でレッスン受けてて「飽きたなー」みたいな。でもYUIをたくさん聴くようになっていく中で「ああいう世界良いなぁ」「YUIの曲を全部弾けるようになったら、ああいう風になれるんじゃないか」と思って、そこからは毎日YUIの全曲集を開いて、ギターを弾いてました。……あー、ダサいなー(笑)。まぁでも好きだったんです。今でも弾けますよ。

--YUIの曲を路上で弾いていたりしたんですか?

玉手初美:いや、路上で弾く勇気はなくて。YUIの曲を一通り覚えた後、自分の曲を作るようになって、楽器屋さんが昼からスタジオライブをやってたんですけど、それに出て、何度かやってから路上は始めました。中2か中3ぐらい。……あの、ちょっと相談していいですか? 私、人と喋ってると「演技してるみたい」ってすっごい言われるんですよ。「なんか、君、演技してるみたいやね」とか「玉ちゃん、うそっぽいよね」とか「絶対にそれ、裏あるでしょ?」みたいな(笑)。

--そんなこと感じないですけど、まぁでもギャップはたしかにありますよ。玉手初美のライブを観て、こんな風に笑う人とは思わない。初めてライブ観たとき「声かけたら、ぶん殴られるんじゃないか」と思ってましたもん。

玉手初美:ここで路上ライブやっていたときに、ギャルが寄ってきて。でもいざ歌い始めたら「あ、怖い!」って逃げられたことがあります。

--良い話ですね(笑)。

玉手初美:ちょっと嬉しかった(笑)。

--玉手初美の「自殺」っていう曲、あれっていつ頃作った曲なんですか?

玉手初美:小学生か中学生のときに作った歌です。学校で講演があったんですよ。それで「自殺者が多い。世界で3分に1人が自殺してる」っていう話を聞いて、私にとって「すごく深刻で重大なことを聞いてしまった」っていう感覚になって。それまで視野に入ってなかったというか、自分の世界で“自殺”というものが全然なかったからハッとして。でもハッとしても次の日ぐらいには忘れてたんですよ。なんですけど、ギターをポロポロ弾きながら「何か書こうかな?」って思ったときに「あ、自殺のこと書こう」って。でもこれを音楽スクールに通っていた時期に持って行ったら「偽善者みたい」って言われ、すごく腹立たしくて……後からそのときのことを思い出して「クソや!」と思いながら歌詞を書き加えていったんです。


--「偽善だ。かっこ悪い。貴方は何を知ってるの?」の部分?

玉手初美:そう!

--音楽スクールで今の玉手初美的な音楽の作り方って教えてくれるんですか?

玉手初美:先生による。そこには、今、BiSでサウンドプロデューサーをしている松隈ケンタさんもいて、実は私の先生だったんですよ。「ここはこういうコードにしたほうがいいね」「歌詞はこうしたほうがいい」って簡潔に教えてくれていたんですけど。で、その後の2人目の先生が「もうちょっとギターのリズム、練習したほうがいいよ」とか、曲をイチから作る段階から教えてくれたり。だから先生によって違う。

--ちなみに「自殺」の歌詞を「偽善者みたい」と言ったのは?

玉手初美:松隈さん(笑)。

--では、あの歌詞は、逆に松隈さんとの出逢いがなければ出来てなかったんですね。

玉手初美:そうです(笑)。

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大人への憎悪~オータコージとの出逢い~ミドリとの邂逅~目標

--母親と離れて暮らしていたと仰ってましたが、いつから離れて暮らしていたの?

玉手初美×オータコージ0803
玉手初美×オータコージ0803

玉手初美:私が小3ぐらいのとき。「帰ってこないな」「ママが今日もいない、明日もいないのかな?」ってずっと思ってたんですよ。離婚するということを知らなくて。で、ある日、お兄ちゃんが勉強してて、パパがお兄ちゃんの部屋をガチャって入っていくところを見て、ササっとドアの隙間を開けて見てたんですよ。そしたらお父さんがお兄ちゃんに「話があるんだけど。パパとママ、離婚したから」って。そこで初めて離婚したことを知ったんですけど、お兄ちゃんやお姉ちゃんには伝えて、なんで私にだけ教えてくれないんだろう?って。そこで「大人って何なのかな?」みたいな。「離婚するしないって2人の問題で終われることなのかな?」って超憎悪。「あんな大人になりたくない」ってずっと思ってました。親とか大人とかあんなもん頼るもんじゃないって。今はある程度理解できるから違いますけど、当時はそう思ってました。それですごくツラくて……ツラかったぁ。まぁ泣いてましたよ、ひとり布団の中で。絵に描いたような感じで泣いてました。

--その影響もあってか、大人が嫌いな歌が多いですよね。どうしてそういう歌を思いっきり表現するようになったの?

玉手初美:今、CDに入れさせてもらったり、ライブで歌っている曲は、オータコージさんと出逢ってから書いたものがほとんどなんですよ。高校辞めたときに、すごくそういう気持ちが残ってたんです。ずっと憎んでいるというか、「あんな人になりたくない」っていう気持ちが。でも歌っていったりする中で……酒がない。

(※酒を求めてインタビュー一時中断)

--話を戻しますが、その反骨心の塊だった頃はどんな音楽を好んでいたんですか?

玉手初美:オータさんに出逢うまで音楽を全然知らなかったんですよ。知らなくて、それを見かねたオータさんがいろんな曲を聴かせてくれて、その中にミドリとか曽我部恵一さんがあって、まず曽我部さんにすごくハマったんです。歌も曲もすごく良いと思って。その後、ミドリにドハマりして。元々「こう歌わなきゃいけない。音程は外しちゃいけない。ガサツな枯れた声は出しちゃいけない」って思っていたんですけど、ミドリを聴いて「こんな風に好きに歌っていいんだ?」と思ったら、すごく歌うのが好きになったんです。自分は抑揚とか感情みたいなものを出したいのに「もっと滑らかに歌わなきゃいけません」って教えられていて……でも「自由になっていいんだ!」と思って。なので、ミドリにも影響は受けてます。

玉手初美路上インタビュー「発泡酒とギターを抱えて語ってくれた素っ裸な言葉たち」

--ミドリの影響がデカかったんですね。

玉手初美:それまで「ちゃんとコード進行考えなきゃ。メロディーも考えなきゃ」って考えていたけど、ミドリを聴いてそういう概念が壊れました。こんなに自由で良いんだって。

--後藤まりこさんとお会いしたことはあるんですか?

玉手初美:あります。1回、対バンさせてもらって、そのときに「好きです」って伝えたんですけど、後藤さんは無関心でした(笑)。

--でも今現在、玉手初美のもとにはオータコージさんやハラダイスさんといったバンドメンバーはもちろん、その歌と音楽に関心を持った音楽人が徐々に集まってるじゃないですか。この状況はどう捉えているんですか?

玉手初美:私も「この空間良いな」「こんな音楽が出来て嬉しいな」と思うんですけど、やっぱり結果がついてこないと。売上もそうですけど、欲しいものが手に入らない。

--欲しいものって何?

玉手初美:商業的になっちゃうんですけど、やっぱりもっといろんな人に観てもらいたいし、もっといろんな人が「良い」って言ってくれるような……それは別にJ-POPをやるって意味じゃないんですけど、そういうところにいる人にも届けられるような、もしくは一部でも感動させられるようなことをやっていきたいなって。今は「ワンマンやっても、集まっても10人かな?」「いくら曲を作ったって聴いてくれる人が全然増えないなら……」って思うと、自分のやってることってどうなのかな?って思えてくる。

--とは言え、辞めないでしょ?

玉手初美:でも結果が出ないなら変わらなきゃとは思う。

--今のところ、具体的にどうなりたいと思ってるんですか?

玉手初美:ワンマンを満員にしたい。2,3年後でも……10年後でもいいから武道館とかやりたいし、もうちょっとお茶の間に入り込みたい。こういう音楽性も普通にテレビで流れるような環境になってほしいし、偏見? 価値観? そういったものを超えて聴いてもらいたい。ただ、今、私ってどんな立ち位置で、どんなことをやっていて、どんな風に見られているのかがちょっと分かんない。今、平賀さんにこうしてインタビューしてもらっているのも……本当に「良い」って思ってくれているのかもしれないし、頼まれたから……

玉手初美路上インタビュー「発泡酒とギターを抱えて語ってくれた素っ裸な言葉たち」

--こうして取材してるのかもしれない?

玉手初美:いや、悪い言い方ですけど、そうかもしれない。ま、要するに本当のことは分からないから、自分も「何を言ったらいいのかな?」って悩むし、うーん……ごめんなさい。

--いえいえ。でも俺も「玉手初美にこういうことを言わせたい」とか今日は考えてないし、せっかくこういう機会を頂いたので、路上で酒飲みながら聞きたくなったことを聞いているだけ。それだけと言えばそれだけです(笑)。

玉手初美:ありがとうございます(笑)。嬉しいですね。

--自分も含め、こういう大人が集まってくるのはどんな気分なんですか?

玉手初美:何ヶ月か前までは「えぇー? 申し訳ないな。すみません」みたいな。今もそういう気持ちはちょっとはあるけど、それが自分の責任なんだなと思って。人が自分の為にいろいろやってくれてるから「すみません」じゃなくて「やらなくちゃいけないんだな」って。それぐらい前向きに見ていかないといけないと思ってます。

--今、人生的には前向きになってるほうなんですか?

玉手初美:今までの中で一番前向きだと思います。

--こんな気持ちになったことないぐらい?

玉手初美:はい。世田谷で一人暮らしを始めてから誰にも頼れなくて、相談も出来ないから、全然関係ない相手でもふと仕事の話をしたらすぐに泣いちゃうような……すごく追い込まれていたんですね。でも逃げても後からそれはやってくるから「受け止めていこう」と思って。

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追い込まれた生活~生きること~玉手初美なりの「CHE.R.RY」?

--なんで泣いちゃっていたんですか?

玉手初美:ツラくて。

--何がそんなにツラかったんですか?

玉手初美:だって、昔は家に帰るだけで生きていけたけど、今は家に帰っても自分でご飯を用意して食べなきゃ生きれないし、自分のお世話を自分でしなくちゃ生きれないから、本当に余裕がなかったんですよね。だから世田谷に住み始めてから2ヶ月目ぐらいのところで、オータさんたちと打ち合わせをしてたんですけど、仕事の話をした途端、ツラくってツラくって泣いちゃったり。元々親にも相談しないし、友達にも相談しない人だったんですけど、今は親も友達も誰も近くにいないから……随分追い込まれてました。お金もないし。

『偽善者』Studio live ver./玉手初美×オータコージ
『偽善者』Studio live ver./玉手初美×オータコージ

--お金はどうしてるの? バイト?

玉手初美:いろんなバイトしました。コンビニ、ラーメン屋、精肉屋、居酒屋……あと、いわゆる水商売とか。

--接客業ばかりですね。

玉手初美:接客、好きなんです。

--元々家の中にずっといた人なのに、なんでそう思うんですかね?

玉手初美:そこがまた不思議で、自分とちょっと近しい人との関係は面倒くさいと思うんですけど、仕事という図太い一線があるとラクなんですよ。だから水商売のバイトでも店の中ではめっちゃベラベラ喋るんですけど、店の外だと何も喋れない。そこのお客さん、ライブにも来てくれたりするんですけど(笑)。仕事っていう一線を置くとスウィッチが入れ替わるから、それが良かったんですかね。表の顔を出す、みたいな。裏というか、本当の顔はそんなに出せないというか、出しづらいから。だからそういう仕事で何とかバランスを取っていたんだと思います。ただ、生きるっていうことに関しては……生きづらかったのかな?

--今は生きやすくなったの?

玉手初美:ちょっとは。……混ざってきました。前はすぐに人のことを疑ってましたけど、別に嘘だろうが本当だろうが、自分の為になったり、自分が変われたりするんだったら、どっちでもいいやと思って。なので、信じてるようで信じてない。信じてなさそうで信じてる。ま、分かんないけど!

--出来れば、全部信じたいとは思ってる?

玉手初美:いや、別に「全部信じよう」なんて思ってないし、恋人が出来たとしても、その人のことを「100%信じろ」と言われても信じれないし、「信じて」とも言わないし。


--なんで?

玉手初美:なんで……別にそこは関係ないんじゃないかな。分かんないけど。

(※急にサングラスをかける玉手初美)

--このタイミングでサングラスをかける意味が分からない(笑)。もう夜だよ?

玉手初美:ハハハハ!

--西葛西の路上でサングラスかけてる酔っ払い(笑) 。

玉手初美:でも夜中とかここでよく踊ってたんですよ。

--ダンスできるの?

玉手初美:いや、出来ないんですけど、友達がクラムボンとかフィッシュマンズとか好きで流しながら、一緒にファーって揺れて漂うんですよ。朝方とか。

--朝方の西葛西を漂ってたんだ(笑)。ここに来るのは久々ですか?

玉手初美:何ヶ月かぶり。いやぁー、西葛西を選んでよかった。

--イヤな思い出多いから近づきたくないとか、そういう感覚はない?

玉手初美:ない。イヤな思い出もあるけど、それもひっくるめて……なんだろう? 原点じゃないですけど、「ここにいたなぁ」みたいな。…………良いですよね、地元って。なんかひらける感じがします。(ふと離れた場所で待機してるスタッフを見ながら)みんな何を考えてるんですかね? さっき、平賀さんも聞きたいこと聞いてるって言ってましたけど、そんな気になることなんてあるのかな?って思うし、聞いて得することあるのかなって。何が良くてこういう風に一緒にいてくれるのかも正直分かんない。

--とりあえず損得勘定だけではここにいないんじゃないですか。音楽だって「俺の得になるようにやってくれ」とかあんまり考えないでしょ?

玉手初美:いや、音楽はありますよ。ライブだって意味を求められるし。

--でも損か特かがすべてではないんじゃないですか。

玉手初美:そこは信じたいですけどね。

--ちなみに、恋愛に関しては一途だったりします?

玉手初美:そこは聞かないで(笑)……そこは聞くもんじゃないですよ。

--あんまり恋愛の歌って書かない?

玉手初美:うん、書くことがないから。失恋しか書けない。もしくは憎んでる感じの曲しか書けない。

--YUIの「CHE.R.RY」みたいな曲は書けない?

玉手初美:いや、あります。聴いて、聴いて。(※おもむろにギターを持ち、玉手初美なりのラブソングを弾き語る。「あげる あげる あげる ねぇあげる 私やさしいから まずは私からあげる だからちょうだい ちょうだい いろんなことを教えて(中略)ラーメンの味するチューをしていたいわ エッチがしたい キメて踊りたい ぜんぶ詰め込んで 夢を見に行こうよ あげる あげる あげる ねぇあげる……)はい。ありがとうございます。


--こちらこそ素敵な曲をありがとうございます。玉手初美なりの「CHE.R.RY」だね。

玉手初美:そう。

--「CHE.R.RY」ファンには刺さらないと思うけど。

玉手初美:そう、刺さらないですね(笑)。

--でも純粋なラブソングをありがとうございました。さて、人も増えてきたので、そろそろ屋内で呑みましょうか。

玉手初美:(笑)

Interviewer:平賀哲雄

玉手初美 スタジオライブ1
インタビュー写真

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玉手初美「遺書」

遺書

2014/06/25 RELEASE
CNQ-4 ¥ 1,980(税込)

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Disc01
  1. 01.偽善者
  2. 02.論文
  3. 03.純情
  4. 04.17才
  5. 05.日記小説家
  6. 06.姉妹ゲンカ
  7. 07.高校
  8. 08.狂

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