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パティ・スミス 来日記念特集&ミュージシャン/評論家によるコメントが到着
2016年6月に来日が予定されている“パンクの女王”こと、パティ・スミスの波乱に満ちた半生と音楽史に刻まれた作品を振り返る。
Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、志磨遼平(ドレスコーズ)、PANTA(頭脳警察)、ドン・マツオ(ズボンズ)等からパティに宛てたコメントも到着!
1946年米・シカゴに生まれ。ニュージャージーで過ごした青春時代に、ボブ・ディランやフランスの天才詩人アルチュール・ランボーに憧れを抱き、ロックンロールを通じでローリング・ストーンズやジム・モリソンに衝撃を受け、アーティスト・詩人として生きることを決心したスミス。そのキャリアは、1969年にニューヨークに移住するところからスタートする。
移住後ほどなくして出会った写真家志望の青年ロバート・メイプルソープとの交流を通じて、詩を書くだけでなく、絵を描いたり演劇をおこなったりとあらゆる芸術活動・表現活動に没頭していったスミス。やがて、メイプルソープとともに多くの芸術家が居住し、活動拠点となっていたマンハッタン・チェルシー地区にあるチェルシー・ホテルに処を移す。当時、アート&カルチャーの“トレンド・スポット”となっていたチェルシー・ホテルでの刺激的な出会いや体験を通じ、スミスの感性はどんどん磨かれていった。
なかでもギタリストのレニー・ケイとの出会いはスミスにとって大きなものだった。音楽にあわせて自身の詩を朗読するという独自の表現手法を見いだすきっかけを作ったレニー・ケイは、その後も彼女のバンド・メンバーとして、スミスの音楽活動を支える重要な役割を担うことになる。
そして1973年、ひとつの有名なエピソードがある。バンドもマイクもなし、スミスがたった1人でステージに立ち、詩の朗読をおこなった…当時のロック・シーンで全盛を迎えようとしていたニューヨーク・ドールズのライブの前座での出来事だ。スミス自ら志願したというこのパフォーマンスは、ニューヨークの音楽シーンで瞬く間に話題となり、その存在が一気にメディアにも注目されるようになっていった。
そして、インディーズ・シングルの制作、のちにニューヨーク・パンクの聖地となるマンハッタンのライブハウス「CBGB」への初出演などを経て、ついに1975年にアリスタ・レコードより『ホーセス』でメジャー・デビューを果たすことになる。この時、スミスはすでに29歳を迎えようとしていた。
アルバムのプロデュースを手がけたのは、イギー・ポップ率いるザ・ストゥージズを世に送り出したことで音楽プロデューサーとしての才能を開花させていた元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのジョン・ケイル。「ポエトリー・リーディング(詩の朗読)」と「ロックンロール」、2つのシンプルな手法をもって表現されたスミスの叫びは、70年代中盤の混沌としたロック・シーンに新たな風穴を開けることになった。なかでも、アルバム冒頭、ヴァン・モリソン率いるゼムのヒット曲に独自の解釈を加え再構築した「グローリア」は、多くの若い音楽リスナーに衝撃を与え、今もなおニューヨーク・パンクを代表する名曲とされている。
ジャケットに使われている印象的なスミスのポートレイトは、ロバート・メイプルソープによって撮影されたもの。2人の関係はメイプルソープが同性愛に目覚めたことにより一度は別離を迎えたものの、それ以後もつねに深い信頼と愛情、芸術と感性で結ばれた特別な関係だったという。
衝撃のメジャー・デビューを果たした翌年には、セカンド・アルバム『ラジオ・エチオピア』を発表。デビュー作が各方面で高評価を受けたものの、サウンド面に納得がいかなかったスミス。そこで、エアロ・スミスやアリス・クーパーなどハード・ロック系アーティストのサウンドを手がけていたジャック・ダグラスをプロデューサーに据え、さらに活動名義も個人からパティ・スミス・グループへと改め、厚みのあるロック・サウンドを徹底追求した。その結果、『ラジオ・エチオピア』は、貧弱と自己評価を下したデビュー作に比べ、は、バンドとしての迫力を全面に押し出した作品に仕上がっている。
しかし、アーティストとして順調なキャリアを歩みはじめた矢先の1977年1月、ボブ・シーガーの前座を務めたライブの最中に舞台から4メートル下の床に落下する事故に見舞われてしまう。スミスは頭部や首に大きなダメージを負い、1年半のリハビリ生活と後遺症に悩まされることになった。このときベッドの上で書き上げたのが、日本版も発売されている詩集『バベル』である。
事故からの復活を果たした翌1978年に発表した『イースター』は、ニューヨーク・パンク全盛~成熟期の追い風を受け、過去最高位となる全米20位を記録。前2作品に比べポップでメロディアスなナンバーが多く、なかでもブルース・スプリングスティーンとの共作によるラブ・ソング「ビコーズ・ザ・ナイト」は、シングルとして全米ビルボードチャート13位、そしてイギリスでは5位とキャリア史上最大のヒット曲となった。ちなみに、同作のプロデュースを手がけたのは、当時ブルース・スプリングスティーンの エンジニアを担当していたジミー・アイオヴィン。のちにトム・ペティやU2を手がけ、近年ではドクター・ドレーとともにBestsを創業し、のちにApple社への買収の仕掛人として、また同社の音楽事業の推進に貢献したことで“音楽業界の重鎮”としても知られる人物である。
そして翌1979年にはトッド・ラングレンをプロデューサーに迎えて、『ウェイヴ』を発表。前作に続きパンク色は薄く、ポップなサウンドにのせ1人の女性としての感情が詩的に歌われた穏やかでロマンティックな作品となっている。なかでも、アルバム冒頭の「フレデリック」は、自身の恋人について歌ったラブ・ソングで、恋人“フレデリック”とは、MC5のギタリストを務めていたフレッド・ソニック・スミスのこと。このアルバムのリリース後、二人は結婚。“パンクの女王”でいることに疲弊していたスミスは、その称号を捨てて家庭に入る道を選んだのだった。
アーティスト活動から離れ、愛する夫との間に二児を授かり、幸せな家庭生活を送っていたスミスだが、詩人としての活動だけは細々と続けていた。そして1988年、夫・フレッドをプロデューサーに据えて9年ぶりにアルバム『ドリーム・オブ・ライフ』を作り上げる。約10年のブランクを経て表舞台への復帰を果たそうとしていた矢先、スミスの元にあまりにも悲しい報せが届いた。
1989年3月、HIVに感染し闘病していたメイプルソープが42歳の若さでこの世を去ってしまったのだ。スミスは闘病中のメイプルソープを最後までサポートし、彼もまた、スミスの復帰作『ドリーム・オブ・ライフ』のジャケット写真を手がけていた。
▲「ピープル・ハブ・ザ・パワー」/『ドリーム・オブ・ライフ』収録
魂の友を失った悲しみも癒えぬうちに、バンド・メンバーだったリチャード・ソウル、さらに1994年には最愛の夫・フレッド、弟のトッドまでもが帰らぬ人となってしまった。自身の理解者や愛する人間を立て続けに失ったスミスは、ショックのあまり再び活動休止状態に陥ってしまう。
悲しみの淵に沈んでいたスミスに再び音楽活動へと戻るきっかけを作った人物は、スミスがアーティストを夢見ていた少女時代からの憧れの人、ボブ・ディランだった。ディランは自身のツアーの前座としてスミスを誘い、1995年12月に「パラダイス・ロスト・ツアー」を敢行。そのステージ上では、2人のデュエットも実現している。ディランとの共演で活力を取り戻したスミスは、すべての悲しみや鎮魂の祈りを作品『ゴーン・アゲイン』に封じ込め、1996年、ついに本格的にアーティスト活動を再開した。
▲「サマー・カニバル」/『ゴーン・アゲイン』収録
1997年には、再び過激さと文学性を取り戻した原点回帰作『ピース・アンド・ノイズ』を発表し、初の来日公演も実現。アルバムのリード曲となった「1959」がグラミー賞「最優秀女性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞」にもノミネートされた。2000年代に入ってもギル・ノートンのプロデュースによる『ガンホー』(2000年)、イラク戦争を題材とした12分におよぶ大曲「レディオ・バグダッド」などを収録した『トランピン』(2004年)、ストーンズ、ボブ・ディラン、ニール・ヤングなどの名曲をカバーした「トゥウェルヴ」(2007年)とコンスタントに新作を発表。また、2001年、2002年にフジロック・フェスティバル、2003年に単独公演と3年連続来日も果たしている。
そして、2005年と2006年には、亡き盟友ロバート・メイプルソープに捧げるパフォーマンスをロンドンで開催。マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズによるギター&エフェクトをバックにポエトリー・リーディングをおこなったこのパフォーマンスの模様は、ライブ・アルバムとしてもリリースされている。
2007年にはロックの殿堂入りも果たし、2009年には約11年の密着取材を経て制作されたドキュメンタリー映画『ドリーム・オブ・ライフ』も公開、そして2010年にはロバート・メイプルソープ生前最期の願いでもあった、二人の出会いから別れまでの20年を綴った自叙伝『ジャスト・キッド』を出版し、いよいよスミスは、自身の人生を静かに回顧するステージへと突入したかと思えた。しかし、2012年に8年ぶりの新作『バンガ』をリリースし、翌年には約10年ぶりに来日公演をおこなうなど、スミスは現役の表現者としてその歩みを止めることは決してなかった。それ以降も、映画『ハンガー・ゲーム』のサウンドトラックやU2の最新ツアーにも参加するなど、今日まで精力的に活動をおこなっている。
そして今年6月、フィリップ・グラスとのコラボレーション公演『THE POET SPEAKS ギンズバーグへのオマージュ』と、ビルボードライブ東京・大阪でのプレミアム・ライブのため、約3年ぶりの来日が予定されている。プレミアム・ライブは、キャリア初期からサウンドを支え続けたギタリストのレニー・ケイ、そしてパティの愛娘ジェシー・スミスとの共演となる。世界各国で賞賛を浴びた豪華共演と、クラブ空間でスミスにとって最も近しいメンバーと贈る親密なプレミアム・ライブ、どちらも絶対に見逃せない貴重なものとなるのは間違いない。
公演情報
Patti Smith
Opening Act
ジェシ・スミス
テンジン・チョーギャル
ビルボードライブ東京:2016/6/7(火)
1st Stage 開場 13:00 / 開演 14:00 2nd Stage 開場 19:00 / 開演 20:30
>>公演詳細はこちら
ビルボードライブ大阪:2016/6/9(木)
1st Stage 開場 13:00 / 開演 14:00 2nd Stage 開場 19:00 / 開演 20:30
>>公演詳細はこちら
INFO: www.billboard-live.com
BAND MEMBERS
パティ・スミス / Patti Smith (Vocals)
レニー・ケイ / Lenny Kaye (Guitar)
ジェシー・パリス・スミス / Jesse Paris Smith (朗読)
テンジン・チョーギャル / Tenzin Choegyal (Vocals, Guitar)
THE POET SPEAKS/THE COMPLETE ETUDES
フィリップ・グラス & パティ・スミス 来日公演
2016/6/4 (土) 14:00開演/19:00開演
THE POET SPEAKS ギンズバーグへのオマージュ
出演:フィリップ・グラス(Piano)、パティ・スミス(Vocal & Guitar)
翻訳: 村上春樹、柴田元幸(完全新訳)
2016/6/5 (日) 15:00開演
THE COMPLETE ETUDES
出演:フィリップ・グラス(Piano)、久石譲(Piano)、滑川真希(Piano)
会場:すみだトリフォニ-ホール(大ホール)
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関連リンク
Text: 多田 愛子
同時代を生きていたことをいつか回想するような人
パティ・スミスは最初、全然分からなくて。分からないというか、そんなにフレンドリーな音楽でもないと思うんです。でも今になってだんだん彼女の尖がってるところがわかってきた。
彼女の立ち姿とか、ポートレイトもそうですけど、なんとも形容しがたい美しさがあると思います。韓国のフェスのステージ裏ですれ違い様に彼女にウィンクして貰ったことがあって。俺が勝手に思ってるだけかも知れないですけど(笑)。
同時代を生きていたことをいつか回想するような人たちのステージは観れる時に観に行きたいっていう気持ちがありますね。
―Gotch (ASIAN KUNG-FU GENERATION)彼女からもらった白いハンカチ
パティ・スミス、ぼくの憧れ。こんなところに自分の想いを綴るのは恥ずかしいけれど、いつだって彼女のようにやりたいとぼくは思っている。彼女ほど雄弁な詩人をぼくは知らない。履き古したブーツ、まくりあげたシャツの袖、おおかみのような横顔。幾千の詩をそっくりまとってクイーン、あなたは今日も気高く美しい! ギターアンプには3年前に彼女からもらった白いハンカチが今も結わえてある。
―ドレスコーズ 志磨遼平NYグリニッジ・ヴィレッジのビートニクス達を継承出来るのは彼女しかいない
1968年、Hプロダクションをやめた自分は、当時の日本でR&Bをやらせたら右に出る者のないTHE MOJOのリハーサルにいた。PANTA、何か唄えと言われ、唄ったのが「GLORIA」、19歳で頭脳警察を作る一年前の出来事だった。
そしていま改めてアレン・ギンズバーグを見直す必要があるのではないかと、56年に発表されアメリカを変えてしまった「吠える」を朗読しようと思っていた矢先、そのシニカルな叙情、リリカルなビートを増幅させるビルボードライブ東京のパティ・スミスを目の当たりにすることとなる。
アレン・ギンズバーグを筆頭に、大好きだった「The Fugs」、NYグリニッジ・ヴィレッジのビートニクス達を継承出来るのは彼女しかいない。
いまのアメリカに、そして日本に必要とされる再びの躍動、新たなシンクロニシティを楽しませてもらいながら、パティの波動に身を委ねてみたい。
―PANTA(頭脳警察)パティ・スミスこそがその人である
若者の、抑えておくことの出来ないエネルギーの発露としてロックが生まれて60年以上が経ち、少なからぬミュージシャン達が60、70を超えた歳へと達するようになると、新たに「年齢を重ねた」からこそ表現される音楽/詩世界/パフォームの奥深さが、見出されるようになってきた。昔は若者にのみ生きる情熱を伝えていたものが、今ではあらゆる年齢層に向かって、生き続けることは「ここまで成長できる/深みへ達することが出来る」という更に大きく切実なメッセージへと昇華したのだ。
もちろん、全てのミュージシャンが大きな人間存在になる訳ではない。どのように思考し、失い、獲得してきたか、その人の生き方そのものが音楽を作っていくのだから。言うまでもなく、パティ•スミスこそがその人である。彼女の公演は全てを含んでいて、惜しげなく見せてくれるであろう。そのプレゼントを受け取ったら、次はボクらの番だ。
―ドン・マツオ(ズボンズ)凛とした風が舞い、ロックとして正のパワーにあふれる
昔、フジ・ロックに出演したパティ・スミスと苗場のホテルで2度ほど遭遇したことがある。自然体にして、微笑んでいた。僕はとってもふるえ、感激した。なんか、人として正しい、尊いと、無条件に感じてしまった。そんな素敵なことってあるかい? かような彼女の実演は凛とした風が舞い、ロックとして正のパワーにあふれる。そして、またそんな彼女を目の当たりにできる。そんな嬉しいことってあるかい!
―佐藤英輔(音楽評論家)まさに真の芸術家!
パンクでアートでアカデミック、様々なキャラクターの持ち主のミュージシャンであり詩人でありアーティストであるパティ・スミス。まさに真の芸術家!1997年、01年、02年、03年、13年に続いての来日。60年代、彼女はローリング・ストーンズを聴きまくっていた。グループ創始者ブライアン・ジョーンズ(1942~69)の大フリーク。パティの詩にもブライアンは登場する。ブライアンが映るシーンに涙してしまうゴダール映画「ワン・プラス・ワン」、複雑な気持ちで観ていたという。07年アルバム『トゥウェルヴ』収録のストーンズ・カバー「ギミー・シェルター」は秀作。そういえばこの年の3月、パティは「ピープル・ハヴ・ザ・パワー」をキース・リチャーズ(彼の奥方もパティという…スイマセン)とロックンロール・ホール・オブ・フェイム授賞式ライヴで競演。最近ではU2のライヴにもお呼ばれした。今回のステージはアコースティック・ギグ、でもきっとパティ・スミスならではのセトリになることだろう。今からワクワク!!
―Mike Koshitani(ミュージック・コラムニスト/DJ/MC)人間の美しさ、愚かさ、優しさ、残酷さ、強さ、脆さを彼女は言葉と声で真摯に伝える
パティ・スミスのライヴはこれまでに様々な場所で何回か見ている。97年の初来日公演、2001年、2002年のフジロック、アメリカはテキサスで毎年開催されているサウス・バイ・サウス・ウェストのステージ……けれど見るたびにその印象は違う。ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』よろしくリーダーとして我々見ている者を激しく扇情したかと思えば、フェルメールの『聖プラクセディス』の聖女ごとく、夫のフレッド・スミスらこれまでの同胞たちの魂を静かに弔ってみたり。人間の美しさ、愚かさ、優しさ、残酷さ、強さ、脆さを彼女は言葉と声で真摯に伝える。その姿に何度心を揺さぶられてきたことか。さあ、もう、迷っている時間はない。70代が見えてきたパティの“行動”に触れてみるかどうか、それは貴方の決断に委ねられている。
―岡村詩野(音楽評論家)高潔ななかにも、ストリートに根付いた親密さを感じさせるアーティスト
パティ・スミスといえば、ニューヨーク・パンクの体現者だが、今回のライヴはそうしたパブリック・イメージよりもさらに奥にある原点、詩人としてのパティ・スミスにふれることのできる数少ない機会にして、彼女の作品がいかに時代を超越したものであるか、ということも味わわせてくれる貴重なものになるはずだ。
というのも、3年ぶりとなる今回の来日公演は、70年代に彼女がアーティスト活動を始めた頃のスタイルと同じように、レニー・ケイをギタリストに迎え、詩を朗読するのがパティの愛娘のジェシー・スミスだというのだから。ロック・ヒストリーを書き換えたスターは何人もいるが、パティ・スミスほど、高潔ななかにも、ストリートに根付いた親密さを感じさせるアーティストもいないだろう。人々を力強く鼓舞すると同時に、夫フレデリックへの思いを無邪気ともいえる表現で歌ったり、プライヴェートを語る彼女にはとても温かく、愛に溢れた一面がある。そんな姿を間近で見れるかもしれないのだから、またとない機会である。
―ロッキング・オン副編集長 羽鳥麻美東京(日本)が、きっと違った街にみえる
“The Queen of Punk”に再び日本で逢えることは、今年のハイライトの一つでしょう。世界中のアーティストが引き込まれる世界観、言葉の空気感、ぜひ多くの方に体験してもらいたいです。ライブ後の、東京(日本)が、きっと違った街にみえると思います。
―プリンセス天功(イリュージョニスト)公演情報
Patti Smith
Opening Act
ジェシ・スミス
テンジン・チョーギャル
ビルボードライブ東京:2016/6/7(火)
1st Stage 開場 13:00 / 開演 14:00 2nd Stage 開場 19:00 / 開演 20:30
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ビルボードライブ大阪:2016/6/9(木)
1st Stage 開場 13:00 / 開演 14:00 2nd Stage 開場 19:00 / 開演 20:30
>>公演詳細はこちら
INFO: www.billboard-live.com
BAND MEMBERS
パティ・スミス / Patti Smith (Vocals)
レニー・ケイ / Lenny Kaye (Guitar)
ジェシー・パリス・スミス / Jesse Paris Smith (朗読)
テンジン・チョーギャル / Tenzin Choegyal (Vocals, Guitar)
THE POET SPEAKS/THE COMPLETE ETUDES
フィリップ・グラス & パティ・スミス 来日公演
2016/6/4 (土) 14:00開演/19:00開演
THE POET SPEAKS ギンズバーグへのオマージュ
出演:フィリップ・グラス(Piano)、パティ・スミス(Vocal & Guitar)
翻訳: 村上春樹、柴田元幸(完全新訳)
2016/6/5 (日) 15:00開演
THE COMPLETE ETUDES
出演:フィリップ・グラス(Piano)、久石譲(Piano)、滑川真希(Piano)
会場:すみだトリフォニ-ホール(大ホール)
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