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『CHEERZ HOUSE』羽島めい(神宿)×矢川葵(Maison book girl)×小桃音まい共同インタビュー



『CHEERZ HOUSE』羽島めい(神宿)×矢川葵(Maison book girl)×小桃音まい共同インタビュー

 グループもキャラも全く違うアイドル3人の共同インタビューハウス『CHEERZ HOUSE』。今回集まってくれた3人は、仲間と呼べるメンバーたちとの出逢いによって変われた女の子、このメンバーじゃなかったら辞めていたかもしれないと語る女の子、ソロアイドルとしての道をひたすら歩み続けてきた女の子。

 ひとつ屋根の下でアイドルとしての喜びや苦しみ、そして未来への希望を語り合い、自分の生き方や歩む道を再認識していく、台本なしのアイドルドキュメンタリー。ぜひ覗いてみてください。

『CHEERZ HOUSE』羽島めい(神宿)×矢川葵(Maison book girl)×小桃音まい共同インタビュー
△左から小桃音まい/羽島めい/矢川葵

参加メンバー:
羽島めい(神宿
矢川葵(Maison book girl
小桃音まい(小桃音まい





Episode 01.Story until the idle(アイドルになるまでの物語)

--今からここ『CHEERZ HOUSE』で共同インタビューを受けるということで、まずはそれぞれ自己紹介をお願いします。

羽島めい:神宿の青色担当“めいりん”こと羽島めいです。特技はサッカーでして、小学2年生から中学3年生までガチなサッカーやってました。男子サッカーにも女子サッカーにも所属していたんですけど、女子サッカーではキャプテンをやってまして、それで全国大会に出たりとか、結構頑張ってました。

矢川葵:Maison book girlの矢川葵です。今、21歳で、もうすぐ22歳になります。

小桃音まい:民族大移動系アイドルです。“まいにゃ”って呼ばれてます、小桃音まいです。デビューして今年で7周年になるので、この中でアイドル歴が一番長いです。元々アイドルが好きで、ハロヲタで、ハロプロが大好きです!

--みんなそれぞれなんでアイドルになろうと思ったんでしょう?

『CHEERZ HOUSE』羽島めい(神宿)×矢川葵(Maison book girl)×小桃音まい共同インタビュー
△羽島めい

羽島めい:中学3年生までは自分の生き甲斐がサッカーだったんですよ。でも中学のサッカー部時代は部活に女の子が私だけで、浮いているといいますか、なかなか馴染めなくて。それで男の子たちともいっぱいケンカして(笑)、すっごい仲が悪くて、ハブられたりもしていて、サッカーが楽しくないと思うようになっちゃったんですね。それで高校生になったときに神宿に出逢いまして、そこで「変わりたいな」っていう気持ちがあって、実際にアイドルになったらすごく変われました。

--男の子とケンカしていたような女の子がアイドルになって変われたと。

羽島めい:最初はアイドルになったにも関わらず男の子みたいな発言ばかりしてて、女の子らしくなくて。今もすごくサバサバしてると言われるんですけど、思ったことは言わないとスッキリしないタイプだから、メンバーともよくぶつかってました。でも同じ目標を目指している仲間だからこそ「思ったことはちゃんと言おう」ってデビューしたときから決めてて、今でも言うべきことはバンバン言ってます。

矢川葵:私は昔からアイドルが好きで、でも自分に自信がなかったらからオーディションを受けたりとかはしてなくて、普通に高校や専門学校に通ってたんです。でもいざ就職活動ってなったときに、就職できなかったんですよ(笑)。途中で心が折れて面接にも行けなくなって。それで「もう二十歳やし、記念にオーディションを受けてみよう」と思って、ミスIDのオーディションを受けてみたら受かってしまって、それでプロデューサーのサクライケンタさんから連絡が来て念願のアイドルになれました。

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△小桃音まい

小桃音まい:私も元々アイドルが好きで、ずっとハロヲタをやってて、ハロプロのライブを観る為に兵庫から東京へ通っていたんですけど、そのときにTHE ポッシボー(現チャオ ベッラ チンクエッティ)さんが秋葉原の石丸電気でライブをやってたんですよ。本当に毎日ぐらいの勢いでライブしてたんですけど、そのポッシボーを追ってる中で地下アイドルの存在を知って。地下アイドルだったら事務所に入ってなくても活動できるって聞いたので「自分にも出来るんじゃないか」と思って、ライブハウスとかに連絡して「事務所にも所属してないし、曲もないんですけど、ライブさせてもらえませんか?」ってお願いしたら「良いですよ」って言ってもらえて。でも最初はアイドルを職業に出来るとは思ってなかったんです。ハロプロのライブを観に行くついでに自分もライブして、それで楽しんで帰るみたいな。

--ハロプロのライブを観に行くついでに自分もライブ(笑)。

小桃音まい:本当にそれぐらいの感覚だったんですけど(笑)、マネージャーさんに「どこにも所属してないんだったらウチに来ませんか?」って誘っていただいて、それで上京することになって、気付いたら職業がアイドルになってたんです。

--それぞれに「憧れのアイドルとかいたんですか?」という質問をしたいんですけど、まいにゃはハロプロですよね。なんで好きになったんですか?

小桃音まい:ハロプロにはずっと入りたくて、今でも入れるんであれば本当に入りたいぐらい、すっごい大好きで。つんく♂さんが作る楽曲も好きですし、女子だけが集まってる秘密の花園みたいな雰囲気も好きだし、ザ・正統派っていう感じなので、やっぱり私にとっては「アイドルと言えば?」と聞かれたらハロプロで、その中でもモーニング娘。さんが一番の憧れです。

--矢川さんの憧れのアイドルは?

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△矢川葵

矢川葵:お母さんの影響で松田聖子さんが好きなんですけど、私もハロプロが好きで、松浦亜弥さんに憧れていました。小学生の頃、お父さんが「桃色片想い」のPVを見せてくれて「なんて可愛い人なんだ!」って思った日からずっと好きです。ミニモニ。も好きで、私、背が低いからいつかミニモニ。に入れると思い込んでたんですよ。ちっちゃい女の子は入れるもんだと信じていたというか、「入らなアカンねんな」みたいな。でも中学生になったあたりで「あ、入られへんわ」って気付きました。

--羽島さんは?

羽島めい:私は最近の話になるんですけど、ベイビーレイズJAPANさんがすごく大好きなんですよ。2014年の日本武道館のライブをメンバーと観に行ったんですけど、そのときの鳥肌とかがスゴくて! ベイビーレイズJAPANさんの良いところってすごく真っ直ぐなところだと思うんですけど、気持ちがライブで伝わってくるのがすごく素敵だなと思って。とっても励まされるんです。「こういうライブを神宿でもやっていきたいな」ってすごく憧れてます。

--羽島さんはアイドルに目覚めるまではサッカー少女だった訳ですが、そもそもなんでサッカーをやろうと思ったんですか?

羽島めい:サッカーの前にクラシックバレエを習っていたんですけど、クラシックを聴くと眠くなっちゃうタイプで、レッスン中に寝てしまうっていう現象が多々あって「向いてないね」と言われまして(笑)。それで何をするか探してたら、小学1年生の終わりぐらいに女の子から手紙を渡されまして、そこに「一緒にサッカーやらない?」って書いてあったんです。で、見学に行ったらすごく楽しくって「女の子なのに才能あるね」って言われたのがめちゃくちゃ嬉しくって始めました。その時期はサッカーに夢中でしたね。女の子なのにディエンスやってました。

--矢川さんは元々どんな女の子だったんでしょう?

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△左から小桃音まい/羽島めい/矢川葵

矢川葵:普通の、地味な、教室のはじっこでボーっとしているような女の子です。ひとりで遊ぶのが好きで、お休みの日とかあんまり外に出たくないので、自然と休日はひとりで過ごす事が多くなる。今もそれは変わらないです。去年、大阪から東京に引っ越してきたんですけど、東京に友達がひとりもいなくて、メンバーとしか一緒にいない。で、このあいだ、メンバーに「友達と思ってもいい?」って聞いたら、コショ(コショージメグミ)が「ダメ」って。

一同:(笑)

矢川葵:「そ、そっかぁ」っていう会話を先日しました。

--では、現状、友達ゼロという。

矢川葵:そうなんです。

--でもそんなボーっとしていたい女の子がステージに立つのは大丈夫なんですか?

矢川葵:ステージに立ったりするのは、アイドルが好きなのもあって一人でテレビ観ながらマネしたりもしていたので、あんまり緊張しないんです。ただ、チェキ会でファンの人と話すときは、慣れてきちゃえば全然話せるんですけど、初対面の「今日初めて来ました」みたいな人と話すときは楽しくできないので、でも「これでもう来るのやめようって思われたらイヤやな」と思って頑張って喋ってます(笑)。無言の時間を作らないように「今日はチェキ会で何喋ろうかな?」って思いながらライブしてます。

--まいにゃはアイドルに出逢うまではどんな女の子だったんですか?

小桃音まい:幼稚園の頃は人生最大のブリッコ期で、「自分、スゴい可愛いな」って思っていたみたいで、当時の写真とか見ると全部首かしげてるんですよ(笑)。

--その頃からアイドルやってたんですね(笑)。

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△小桃音まい

小桃音まい:でも小学生でアイドルを見るようになってから「あ、自分は可愛くないんだ」って気付いて、だから「私、アイドルになりたいんだ」って堂々と言ったりできなくて。なりたいけど、目立ちたいけど、それを全面に出せないような子でしたね。ただ、モーニング娘。さんのことは大好きで、周りの友達もみんなモーニング娘。さんが好きだったんですよ。だからすごく楽しく会話も出来ていたんですけど、中学生ぐらいになると友達がみんなサーッとモーニング娘。さんのファンじゃなくなり始めて、残ったのが私しかいなくて。モーニング娘。さんの話がしたくても出来ないし、それに伴ってだんだんオタクになっていって、周りと会話も合わなくなって、友達が減っていきました(笑)。

--アイドルになるぐらいですからみんな学校ではモテたりしたんでしょうか?

小桃音まい:幼稚園のときは自信があったので、クラスで一番モテてた男の子とかにも好かれてると思い込んでいたんですけど、それ以降はだんだん暗くなっていったので……

矢川葵:私も全然です。多分、学生のときとかにモテなかった分を取り返したいからアイドルになってる人は多いと思う。「可愛い」って言われたいとか。だから私もアイドルになるまでは、おじいちゃんぐらいしか溺愛してくれてなかった。「葵ちゃんは世界で一番べっぴんさん」って言ってくれてました(笑)。

羽島めい:私も全然モテなかったです。サッカーやってて女の子らしくなかったからかもしれないんですけど、女として見られてなかった。「おまえが男だ」「え、男じゃないの?」って凄い言われて。

--そう言われるのはショックじゃなかったの?

羽島めい:私、一時期「男になりたい」と思っていたので(笑)。サッカーが好きすぎて、男になりたいって。

--今、自分がアイドルをやっていることを友達は知っていたりするの?

羽島めい:仲の良い子は知ってます。応援してくれてます。あと、当時の友達に久々に会ったりすると「変わった」「可愛くなった」って言ってくれるので、「あ、私、変われたんだ?」って嬉しくなる。

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△矢川葵

矢川葵:私も仲の良い子しか知らないと思っていたんですけど、地元が凄い田舎で人口が少ないのもあって、街中に広まっていたみたいで。だから全然喋った事もない高校時代の同級生からツイッターをフォローされたりしてて、手が震えます。「あんな教室のすみっこでボーっとしてた地味な奴がアイドルやってるぞ」とか思われたらイヤだなって(笑)。恥ずかしい。でも仲の良い友達はライブにも来てくれたりしてて、私のファンの人たちが「あおいぃ!」って叫んだりしているところをを観て「泣きそうになった」って言ってました。親心みたいな感じで。

小桃音まい:私も地元の友達には一番仲が良い2人ぐらいにしか言ってなくて、他は多分みんな知らない。

--いや、でも7年もやってたらさすがに気付かれません?

小桃音まい:年賀状が一回届いたことがあって「今度遊ぼうよ」って書いてあったんですけど、「もし私がアイドルやってることを知ってたらどうしよう?」と思って、怖くて返事は書きませんでした(笑)。仲良い友達もライブには一回も誘った事がない。単純に恥ずかしいんですよね。もうちょっと歌とか踊りが上手になったり、もっと有名になったら観てもらいたいなと思うんですけど、今はまだ積極的に「遊びに来て」とは誘えない。

--ちなみに、アイドルになると決めたとき、もしくは決まったときって家族にどんな風に報告したんですか?

羽島めい:私がスカウトされたときはお母さんもいて、一緒に話を聞いてくれたりしていたので理解が早かったんです。それで「やりたいことはやったほうがいい。やりたいなら頑張ってみなさい」って言ってくれたので、「やりたいから頑張る!」みたいな。だから応援してくれてます。私のお母さんが一番ライブを観に来てくれてるんですよね(笑)。他のメンバーのご家族よりも。だからお母さん「お母さんってバレないか心配」って言ってます。

--まだファンにはバレてないんですか?

羽島めい:ライブ会場出たときに、いろんな人にお辞儀されたって……

--完全にバレてますね。

一同:(笑)

--矢川さんは?

矢川葵:ミスIDになるまでに3回ぐらい審査があったんですけど、最後に残るまで何も言ってなくて、ファイナリストになってやっと報告したんですよ。それまで審査で東京に行くときは「友達の家に泊まりに行く」って言っていたので、「なんで言わへんの!?」って驚いてました。でも、お母さん曰く、子供の頃から思いついたことを急にする性格らしくって「いつか急にやりそうやなとは思ってた」って。だからデビューが決まったときも「がんばれ」って感じだったし、今も活動自体は応援してくれてます。ただ、東京に引っ越してなかなか実家に帰らないのが寂しいらしくて、年末年始も「お正月なのに帰ってこられへんの?」ってLINEが来て「帰れないよ」って返したら、「お母さんのお雑煮が食べたくないのか!」って怒られました(笑)。

--まいにゃはどんな風に報告したんですか?

小桃音まい:私、3年ぐらいちゃんと話さないままだったんです。上京するときも恥ずかしくて「ちょっとバイトするから東京出るわ」って言って出てきたので、ちゃんと正式に「アイドルやるね」とは言ってなくて。ただ、デビューしてから3年ぐらい経って『ラグランジュ ポイント』を発売したときに「どうなってんの?」って心配され始めたんで、そのときに初めて「CDとかも出してるんだよ」ってちゃんと報告しました。そしたらジャケット写真を老眼鏡で見ながら「え、これ、本当にまいちゃん?」って。頭から羽根が生えてるような、あまりにも別人になってる写真だったんで(笑)。

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Episode 02.Become a longing of idle(憧れのアイドルになってみて)

--実際にアイドルになってみてどうですか?

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△羽島めい

羽島めい:本当に人生が変わりました。私自身もすごく垢抜けましたし、やっと自分の居場所を見つけたっいう感じですかね。こんなにも全力になれるものと出逢えたことに幸せを感じてます。しかもひとりじゃない。一緒に頑張れる仲間が4人もいて、その娘たちとたくさんの大きな夢を見ていきたいし、叶えていきたい気持ちが強いので、毎日が楽しいです。

--神宿は、元々は引き篭もりがちだったり自信がない女の子たちの集まりだった訳ですけど、その全員がアイドルになって一緒に変わっていってる印象を受けます。

羽島めい:みんな「めいがいなきゃダメ」とか言ってくれるんです。それがすごく嬉しいんですけど、自分は最初は「別にいなくてもいいのかな」って、ここに居なくてもいい存在だと思ってたんですよ。でもみんなが必要としてくれたことで「私はこれで頑張っていきたい」って思えるようになった。そういう化学反応がそれぞれに起きてるんだと思います。

--では、アイドルになってなかったらどうなっていたと思います?

羽島めい:多分、ダメな子だったと思います。サッカーも辞めてしまったし、何の取り柄もない子になっていたんじゃないかなって。アイドルになれたおかげで性格も変わりましたし、だからこのグループに入れてよかったです。何の経験もない5人が集まって、神宿に入る前はいろいろ苦労してきた子たちが一緒になって頑張ってる。そこには親近感もあるし、年齢も近いし、ここまでの活動でそれぞれどんな娘なのか見てきましたけど、この5人じゃなきゃ今の神宿もないし、今の私もなかったなってすごく思います。

--矢川さんはアイドルになってみて、Maison book girlに入ってみてどうですか?

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△矢川葵

矢川葵:「物事はいろいろ考えて動かしていかないといけないんだな」ってことがやっと分かりました(笑)。

--具体的に言うと?

矢川葵:うーん……ダンスもただ踊るんじゃなくて、立ち位置も気にして、お客さんの顔も見て、ひとつひとつの振りをちゃんと出来るように練習しなくちゃいけなくて……みたいな。今まではただテレビでアイドルを「可愛い」と思って観ていただけだったんですけど、いざアイドルを仕事にするってなったらやらなきゃいけないことがたくさんあるし、自分が思っていた以上に不器用だったことにも気付かされたし、想像以上になんにも出来ない自分がいて……。今はまぁまぁやれることが増えてきて、ライブ中もそんなにバテなくなったんですけど、最初はどうにもならなかったですね。

--では、まいにゃ。7年間、アイドルをやってきてみてどう?

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△小桃音まい

小桃音まい:アイドルに憧れていたので、最初は「アイドルの世界に入れた!」って嬉しくて、ただ楽しいだけの時期があって。その時期を終えると「お仕事としてちゃんと頑張らなくちゃ」みたいな感じになって張り切るんですけど、でも張り切り過ぎちゃダメなんだって分かって、ちゃんと力を抜くときは抜く、ちゃんと落ち着いてステージに立つようになりました(笑)。

--完全にベテランの話ですね(笑)。

小桃音まい:でも落ち着いたら落ち着いたで「正統派」って言われるようになって、自分では全然正統派をやってるつもりはなくて、どっちかと言えば頭がヘンなほうだと思うんですよ。正統派だったらオーディションを受けると思うんですけど、自分からライブハウスに売り込んじゃうような人だし。でも「正統派」って言われると「ちゃんとしなきゃ」って思って、それで正統派ぶってたら「あれ? 私ってどんな感じだったっけ?」って分からなくなっちゃって! だから今は普通にやってます。

--今のまいにゃ先輩の話を聞いてどんなことを感じました?

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△左から小桃音まい/羽島めい

羽島めい:自分でチャンスを掴みに行くところが素敵だなって思いました。

小桃音まい:でもそれをしないと……私、スイミングスクールも半年ぐらいで辞めたし、塾も通い出して1週間で辞めたし、書道も3,4ヶ月ぐらいで辞めたし、何も続けられなくて! 勉強もできないし、学校もちゃんと行ってなかったし、もう何もかも頑張れなかったんです。その中で自分が何になりたいか考えたとき、アイドルしかなかったんですよね。だからこれだけはどうしても頑張らないといけない。だから頑張れてるだけで、本当はすごくダメな人なんですよ(笑)。

--今までアイドルとして活動してきて一番大変だったこと、もしくはキツかったことって何ですか?

羽島めい:ひとつひとつのライブで「このタイミングでコメント言う」とか「このタイミングでこう動く」とか、そういうのを考えるのが難しいなって。全部を最高にするのって結構難しいことで、「昨日は最高だったけど、今日はあんまりよくなかった」みたいなことってよくあるんですよね。でもライブはアイドルにとって重要なものだし、パフォーマンスひとつとっても悩むことがたくさんある。でもそれは「最高のライブにしたいな」って思うからなんですけどね。あと、大変なことと言えば、お姉ちゃんとよくケンカしますね(笑)。メンバーの羽島みきは本当の姉妹なんですよ。

--他のグループにはない悩みですね。

羽島めい:お姉ちゃんとは結構タイプが違うので、よくケンカするんですよ。それでグループ内の雰囲気を壊してしまったりとかするんですけど、最初の頃は仲悪くなり過ぎちゃって、結構悩んでましたね。姉妹だけどメンバーだし、メンバーとして見なきゃいけないから、どう接すればいいのか分からなくなっちゃって。でも最近はお姉ちゃんが私に対して嫌味を言うのがファンの人にはウケるらしくて、姉妹ゲンカがコントになってます。

--姉妹ゲンカにニーズがあったんですね(笑)。

羽島めい:魅力のひとつになってる(笑)。

--どうですか? もし自分のグループに姉妹がいたら。

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△矢川葵

矢川葵:うーん……負けたくない。昔から妹のほうが可愛がられていたんですよ。私と5歳ぐらい離れてるんで、生まれた瞬間から両親が妹の面倒ばかり見るようになっちゃって、私を可愛がってくれるのがおじいちゃんしかいなかったんです。それがコンプレックスというか……妹のほうが活発で、明るくて、可愛くて、自分でも「私のほうが可愛い」って言ってくるんですよ! そんな子とグループが一緒やったら、毎日「うーん……」ってなっちゃうかもしれない。

--そんな矢川葵がアイドルとして活動してきて一番キツかったことは?

矢川葵:去年の夏ぐらい、ずっと体調が悪い時期があって、声が出なかったんですよ。でもそんなこと関係なくライブは入ってくるし、それを観に来てくれる人たちもいて、そのあいだは口パクでしかパフォーマンスできなくて、チェキのときも喋れず筆談したりしてて。自分が体調崩したせいでメンバーにも迷惑かけるし、申し訳ないし、その時期が精神的にも一番ツラかったです。以前は具合悪くなったら学校休めばいいし、それで誰にも迷惑かけなくてよかったけど、「今は違うんだな」「早く元気になりたいな」って思いました。

--まいにゃは?

小桃音まい:オタクと大戦争したことがあります。

一同:(笑)

小桃音まい:きっかけは、ライブハウスで普通にライブをしてたんですけど、対バンイベントなので他のグループさんやファンの方たちもいたんです。その中でウチのライブが盛り上がり過ぎちゃって、迷惑そうな感じで見ている人たちの姿が見えちゃったので、握手会のときに「今日の盛り上がり、悪ふざけに見えちゃったんですけど」って言っちゃったら、それからこじれ出しちゃって。次のライブから「MIX禁止になったよ」みたいな感じで勝手に広められちゃったんです。それで「禁止とか言ってないですよね?」って言ったら更にゴチャゴチャしちゃって、結果、オタクも泣くし、私も泣くし、みたいな状態になったことがあって……もう雰囲気最悪でした(笑)。

--では、アイドルになって一番良かったこと、嬉しかったことは?

小桃音まい:嬉しかったことはいっぱいあります。まずステージで歌って踊れること、それを観てるお客さんがいること、そういう基本的なことがとにかく嬉しくて。こんなに愛されることってないじゃないですか!? 普通に生活してたらせいぜい恋人が「好きだよ」って言ってくれるぐらいだと思うけど、アイドルをやっていると何十人、何百人の人たちが「好きだよ」って歌えば一斉に「オレモー!」って返してくれる。こんなに愛されることって普通に生活してたら絶対にないことだなって思うので、それが嬉しい。あと、憧れの人と共演できたときは「本当にアイドルやっててよかったな」って思います。

--羽島さんは?

羽島めい:小桃音まいさんも仰っていたんですけど、ステージに立って歌って踊れること、そういうキラキラした世界にいれることがすごく嬉しいし、あと、何よりこんな自分でもファンになってくれる人がいる。それが嬉しいです。最初は「なんで私のことなんて応援してくれるのかな?」って疑問だったんですけど、活動していく中でファンの皆さんが私の魅力を伝えてくれるんですよ。「めいちゃんの良いところってここだよね」って。私、褒められると伸びるタイプというか、嬉しくなって「頑張ろう!」ってなるんです。だからファンは私にとってすごく大切。サッカー部時代は男性から悪口しか言われてこなかったのに、今は「好きだよ」とか「めいちゃん、格好良い」とか言ってくれる人たちがいるので……なんかもう照れますね(笑)。

--矢川さんは?

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△矢川葵

矢川葵:私も一番嬉しかったことは2人と一緒です。あとは、コショージと同じグループになれたことがすごく嬉しいです。

--あ、元々ファンだったんですか?

矢川葵:いや、全然。

--(笑)

矢川葵:普通にBiSも知ってて、コショがBiSのメンバーだったことも知ってたんですけど、ライブに行ったりするファンではなかったんです。だからそういう意味での「好き」じゃなくて、「同じグループにこんな可愛い娘がいるんやな」って。顔も可愛いんですけど、中身がすごく可愛い。多分、学校で同じクラスやったら仲良くなってないと思うんです。全然趣味も違うし、コショは周りに人がバァーって集まるタイプだけど、私はそんな感じじゃないんで。でもこのグループに入ったことで一緒にいれるので嬉しいし、いつも「可愛いな」と思って見てます。

--もうなくてはならない存在になってる?

矢川葵:ペットみたい。もちゃもちゃしてる。

--自分が所属してるアイドルグループはどんなグループだなと思いますか?

矢川葵:ライブは格好良くて、でもメンバーはふわふわしてる。それが理想のグループだと思います。音楽的なジャンルは違いますけど、Perfumeさんみたいな感じになりたいなと思ってます。

--そのグループの中で自分はどんなポジションやキャラクターだと思いますか?

矢川葵:うーん……最近は告知ババアって言われます(笑)。まずカウントババアがいるんですよ。和田ちゃん(和田輪)が一番リズム感があって、サクライさんが作る曲は変拍子ばかりなんですけど、だから他のメンバーはちんぷんかんぷんなんですけど、和田ちゃんだけ「ここは1、2、3、4、5、6、7で入るから、この振り付けは合ってない」とか言ってくるんです。だからカウントババア。で、私は告知をする係なんで告知ババア。

--他の2人にババアは付いてないの?

矢川葵:何ババアかなー?

--矢川さんは告知ババア役を気に入ってるんですか?

矢川葵:はい。もっとトークが上手くなって、MCもまわせるババアになりたいです(笑)。

--神宿、自分ではどんなグループだと思いますか?

『CHEERZ HOUSE』羽島めい(神宿)×矢川葵(Maison book girl)×小桃音まい共同インタビュー
△羽島めい

羽島めい:絶対カワイイグループっていう感じですかね。メンバーが言うのもアレなんですけど(笑)、原宿発アイドルだから“カワイイ”を届ける為に活動しているんですよ。それがコンセプトなんですけど、5人それぞれ違う“カワイイ”を持っていて、赤担当は絶対にアイドルオタクの人が好きであろう王道系の“カワイイ”を持ってる。黄色担当のお姉ちゃんは天然系で女の子ウケがすごく良い。そういう“カワイイ”があって、ピンク担当は控えめでありながらブリブリ“カワイイ”みたいな。で、緑担当は元気“カワイイ”。そういういろんな“カワイイ”を持ってるメンバーがいるから、いろんな人が「この娘がタイプ」と思って来てくれるし、見てて飽きないグループなのかなって思います。

--なんで今4人の“カワイイ”は説明して、自分のだけ説明しなかったんですか?

羽島めい:え?

--今、完全に照れましたよね?

羽島めい:私はクール“カワイイ”です(笑)。

--続いて、まいにゃなんですが、小桃音まいはグループではないので、自分自身をどんなアイドルだと思うか聞かせてもらえますか?(※註:このインタビューの後日、小桃音まいは2016/8/14恵比寿リキッドルーム公演をもってソロ活動休止。ユニットでの活動へ移行する事を発表した)

小桃音まい:今、完全に質問来ないなと思ってました(笑)。自分がどんなアイドルか……自分でもよく分からないんですよね……

--では、質問を変えます。グループアイドルのムーヴメントがあってもソロアイドルとして7年間活動してきた訳ですけど、最終的にはどんなアイドルになれたらいいなと思っているんでしょうか?

小桃音まい:最終的には松田聖子さんみたいな存在。ずっと歌って踊って可愛くいられたらいいなって思ってます。

--では、ソロアイドルの道は続けていく?

小桃音まい:うーん……スタートするときもふんわり何故かソロで始めちゃっただけなんで、絶対にソロがやりたくて「ソロじゃなきゃイヤだ!」って思っていた訳じゃないんですよ。ただ、「他に組む娘がいないから、とりあえずソロで」「売れなかったらグループにするね」って言われていたので、売れなくてグループを組むことになるのは悔しいとはずっと思ってました。でも今日こうして「メンバーと一緒に夢を追いかけているのが楽しい」とか「メンバーがいたからここまで頑張れた」みたいな話を聞くと、すごく良いなって思いますね。そういう部分では「グループやりたいな」って気持ちもあるけど、ファンの人をひとりじめできるのはソロの特権だと思うから……

--では、期間限定でいろんなグループを渡り歩いてみたらどうですか?

小桃音まい:いいですね(笑)!

--「ちょっとひとりが寂しくなっちゃったんで……」

小桃音まい:「1ヶ月だけ入れて頂いてもいいですか?」みたいな(笑)。

--神宿、どうですか?

『CHEERZ HOUSE』羽島めい(神宿)×矢川葵(Maison book girl)×小桃音まい共同インタビュー
△羽島めい

羽島めい:神宿はメンバーが大きいので、急にこんな小さくて可愛いメンバーが入ってきたら、私たちが死んでしまいます(笑)。

--Maison book girlは?

矢川葵:ぜひぜひ。

小桃音まい:本当ですか!?

--最も世界観が離れてますけどね(笑)。

矢川葵:可愛い衣装も着れないし、可愛い歌詞も歌えないですけど、「疑心暗鬼」とか歌ってますけど、いいですか?

小桃音まい:ちょっと考えさせてください。

一同:(笑)

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Episode 03.Closing~Go back to the members(メンバーのもとへ)

--では、ここからはフリートークにしたいと思うんですが、それぞれ自分以外のアイドルに聞いてみたいことがあったらお願いします。

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△左から小桃音まい/羽島めい/矢川葵

小桃音まい:神宿はメンバーごとに色分けされてるじゃないですか。あれって自分の意思で選べるんですか?

羽島めい:いや、あれは、明治神宮の神様からそれぞれに与えられた色みたいな。

小桃音まい:えー! すごーい!!

羽島めい:あんまり言ってないんですけど、そういう設定になってて(笑)。

--神の使いなんですね?

羽島めい:そうなんです! 神の使いとして“カワイイ”届けてます。

小桃音まい:ブクガさんは色分けとかないですよね?

矢川葵:ないです。キャッチコピーとかもなくて、メンバー4人ともアイドルらしくキャピキャピできないんで、いまさら「○○こと矢川葵です!」みたいなことも言えないから、やめようねって。

小桃音まい:じゃあ、逆にキャピキャピしてる奴を見てどう思うんですか?

--奴って(笑)。

小桃音まい:私とか歴も長いし、先輩なのに、一番こう……

--素直に「私、どう?」って聞けばいいじゃないですか(笑)。

矢川葵:羨ましいです。私もアイドルになったらフリフリの衣装とか着せてもらえると思っていたら、白黒の衣装だったんで。すごく羨ましいです。

--まいにゃは衣装も一番アイドルらしいですもんね。

小桃音まい:そうですね。衣装は毎回可愛いのを作ってもらって、もうパニエはセットになってて、スカートをふんわりさせるのが絶対になってます。

--羽島さんから2人に聞きたいことはありますか?

羽島めい:普段、プライベートではどんなところで遊んでるんですか? 好きな場所とか教えてほしいです。

小桃音まい:好きな場所は、家。

--家で何してるんですか?

小桃音まい:録画してるテレビを観て、ご飯食べて、今日はお昼寝をして、それで用意して、ここへ来ました。

一同:(笑)

小桃音まい:頑張って着飾って出かけるより、家でダラダラするのが好きなんです。でもお買い物に行くとしたら渋谷とか原宿とか新宿ですね。

羽島めい:好きな洋服とかありますか?

小桃音まい:私、身長が低いんで、なかなか合うサイズがないんですよ。だから小さい洋服があるsnidel(スナイデル)とLily Brown(リリーブラウン)。あとは、アメリカンアパレル。XSとかも作られているところを探して買いに行きます。

--ちなみに、身長は何cmなんですか?

小桃音まい:147.6cmです。でもあと1,2ヶ月でもう1mm伸びるんで、147.7cmになる予定です。

--どういうこと?

小桃音まい:毎年4月になると何故か1mm伸びるんです(笑)。

羽島めい:矢川さんはどんな洋服が好きですか?

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△左から小桃音まい/羽島めい/矢川葵

矢川葵:私は下北沢で古着屋さんを巡って、昭和のアイドルが着てそうな私服を探してます。今日の服も……(上着を脱ぎ始める)肩パットが森高千里さんっぽいなと思って。

小桃音まい:可愛い! そのまんま℃-uteさんの衣装にしても違和感ない。

矢川葵:ブクガではアイドルっぽい衣装を着れないから、せめて私服だけでもアイドルらしくしようと思って。逆にどこで洋服買いますか?

羽島めい:原宿です。

--徹底してますね(笑)。

羽島めい:赤担当の娘と服の趣味が合うので、結構ふたりで裏のほうに行って古着見たりとかしてます。

--では、矢川さんから質問を。

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△左から羽島めい/矢川葵

矢川葵:姉妹が同じグループにいて、人気の差とか気になりますか?

羽島めい:あー、最初は結構気にしてましたね。「お姉ちゃんには負けたくないな」っていう気持ちもありますし、お姉ちゃん以外のメンバーとも結構比べちゃってましたね。私は人と比べちゃうタイプなんで。

矢川葵:私も気になります。

小桃音まい:やっぱりみんな気になるんだ?

矢川葵:「今日は不作だったな」とか(笑)。

--不作(笑)。

羽島めい:日によって変わりますよね。

--チェキ会で自分の列が一番早く終わるとショック?

矢川葵:他のメンバー3人がまだ撮ってるのに「葵ちゃんと撮りたい人、もういませんかー?」ってスタッフの人に言われると、悲しい。

--まいにゃはいつも1人ですけど、どうなんですか?

小桃音まい:1人ですけど、1人だからこそ周りのグループさんを気にします。周りのグループさんの特典会がウチより長々やってると、「あ、切ない」って思う。どうしても比べるし、気になるし、グループだったら余計に気になると思うから、その点においては「やっぱりソロがいいな」って思う(笑)。

羽島めい:でもソロが似合ってるから格好良いですよね。

--グループだったらこれだけ長く続けられたと思いますか?

小桃音まい:私、協調性がないんですよ。なので、誰かと仲が悪くなったりしていたかもしれない(笑)。

--そろそろ『CHEERZ HOUSE』から退出して頂かなければいけないのですが、今日こうして自分と別々のグループのアイドルさんと話してみていかがでした?

『CHEERZ HOUSE』羽島めい(神宿)×矢川葵(Maison book girl)×小桃音まい共同インタビュー
△羽島めい

羽島めい:ソロだったり、自分たちとは異なるコンセプトでやってるアイドルさんとの対談だったんですけど、こうして話してみると意外と共通点もあるんだなって。みんな考えている事は普通に女の子で「可愛いな」って思いました。実はちょっと暗いところとか、勝手に親近感湧いてます(笑)。今日は会えて嬉しかったです。

矢川葵:アイドルになって良かったこととか、ファンの人が応援してくれて嬉しかったこととか、モチベーションは一緒なんだなって。あとは素直に羨ましい。私も色とか欲しかった。私、イメージカラー、赤が良かったです。

一同:(笑)

--色味がない世界に入っちゃいましたもんね。

矢川葵:そうなんです。森とか走ったり。

--まいにゃはいかがでした?

『CHEERZ HOUSE』羽島めい(神宿)×矢川葵(Maison book girl)×小桃音まい共同インタビュー
△小桃音まい

小桃音まい:同じライブイベントに出たこととかはあっても、やっぱりグループとソロだとちゃんと話す機会がないので、こうやって改めて1人ずつとちゃんと話せて、それぞれグループの色は全然違うけど、普通に話せて、共通点とかもあって「嬉しいな」って思いました。楽屋とかだとグループさんの中に入っていって話すとか絶対ムリなんで(笑)、貴重な機会に感謝してます。

--では、最後に。これから先も共に活動していく、自身が所属するアイドルグループのメンバーたちへメッセージをお願いします。

羽島めい:これから先もいろいろ大変なことだったりとか、楽しい事だったりとか、たくさん経験すると思うんですけど、今年は4月に初の東名阪ツアーが決まったので、まずはそれに向けて神宿らしく頑張って、一緒にひとつひとつ乗り越えていきたいなって思ってます。周りからも「今年、期待してるから」って圧もかかってきてるんで(笑)、負けずに頑張りましょう! 5人で一緒に上にあがっていきたいです。

『CHEERZ HOUSE』羽島めい(神宿)×矢川葵(Maison book girl)×小桃音まい共同インタビュー
△矢川葵

矢川葵:さっきはコショージだけの話をしたんですけど、メンバーのことは3人ともすごく好きで、この3人と一緒でよかったなって思ってます。この1年間、この3人じゃなかったら私は辞めていたかもしれない……って思ったこともあったし、だからこれからもよろしくお願いします。あと、私がオチのない話をしても「はぁ?」みたいな顔しないでください(笑)。

--まいにゃはソロなので、ファンへのメッセージをお願いします。

小桃音まい:本当にいつも応援してくれてありがとうございます。こんなに長くアイドルを続けていくのは大変だし、最近は解散していくグループも多いし、私もツラいときはあるけど、それでも頑張れるのはファンの人がいてくれるおかげなので、本当に感謝してます。ありがとうございます。これからも頑張るので、こんな私ですが、ついてきてくれたら嬉しいです!

Interviewer:平賀哲雄
Photo:外林健太

『CHEERZ HOUSE』羽島めい(神宿)×矢川葵(Maison book girl)×小桃音まい共同インタビュー

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