売れるってなんだろう？これは僕が音楽に仕事で携わるようになってからの命題です。 ちなみに僕の仕事は基本的にはアーティストのマネージメント。アーティストの宣伝から戦略からどうやったらアーティストを有名人にし、お金をかせげるようにするのかを考え、実行していく仕事です。

　時代をさかのぼり、僕が小学生だった頃（20年も前になるけど）は、ほとんどが「テレビに出ているアーティスト＝売れてる」でした。SPEEDとかglobeとか毎週CDTVをチェックしていかに俺が音楽通かをクラスメイトに自慢してたり、15年前の高校生の頃はバンドにどんどんハマっていった時も[Hang-Out]というテレビ東京の音楽番組にどっぷりハマり、B-DASHやthe band apartや今でいうインディーズ系のラウドパンクを聞きまくりました。大体が雑誌とか、ラジオとかの媒体よりもっと手っ取り早くテレビだったように思います。もちろんその周辺の音楽にも興味が出て、いろいろと音楽を聞いていたけど、今よりもっともっとテレビの力がでかかったように思います。

モーニング娘。もそう、ケミストリーもそう、もうなんといったってみんなテレビに踊らされていたんです。

　さて、現在はというと、もちろん今だってテレビの力はでかい。でも、Youtubeだったり、instagramだったり、twitterだったり、facebookだったり、ネットを中心としていろいろなものが出始めた今、もういろんなところにブレイクのチャンスがあって半端ないですよね。とか言いながらも僕たち音楽の裏方たちはテレビに出れると一喜一憂し、効果があっただの、ないだのと語ります。あ、全然テレビ批判しているわけじゃないんです。

　ここまで説明してきたのはなぜかというとテレビに出たりするのはアーティストのパワーはもちろんなのですが、裏方が死にものぐるいでとってくるものも多いんですね。頑張って頑張ってプロモーションしても売れなかったり、、、

　そしてこのビルボードさんのHOT100にはちょっとだけ、裏方さんのがんばりだけが見えるチャートもあるわけです。僕が全部説明してしまうと興が醒めるので割愛しますが、このチャートでみなさん本当に遊んでみてほしいです。学校では教えてくれない真実がそこにはあります。

ビルボードさん！勉強になりました！

渡辺淳之介（JxSxK）株式会社WACK　代表取締役。
プラニメ、this is not a business、松隈ケンタ所属 BILLIE IDLER　プロデュース。 その他音楽の何でも屋を目指し、先人の築き上げた偉業をマネしております。