2017/08/19 11:00
今週の洋楽まとめニュースは、ジャスティン・ビーバーの新作の話題から。今週初めにジャスティンのオフィシャルSNSで突如タイトルとジャケット写真が公開され、ファンのみならず多くのメディアが沸き立ったが、遂に現地時間の木曜日にブラッドポップとタッグ組んだ新曲「フレンズ」が公開された。ジャスティンが元恋人に対して「友達でいられるかな」と歌い、アップビートな中毒性抜群のエレクトロ・ナンバーとなっている。また、世界で中止となったツアーのオフィシャルグッズが9月13日から東京の2店舗で販売されることになった。なお、ヨーロッパ・ツアーでは販売されていなかった日本限定商品も入荷される予定となっている。
ジャスティン・ビーバー、今週金曜日に新曲をリリース?
ジャスティン・ビーバー、新曲「フレンズ」を今週リリースすることを正式発表
ジャスティン・ビーバー、新曲「フレンズ」を公開 中止となったツアーの公式グッズが数量限定で販売
続いては、3日間で6万人を動員した来日ツアーを終えたアリアナ・グランデについて。8月10日、12日、13日の3日間に渡り行われたアリアナの来日公演。最終日にはサプライズとして、恋人のマック・ミラーがステージに登場し、「ザ・ウェイfeat.マック・ミラー」のコラボ・パフォーマンスを披露し会場を沸かせた。そして今週、5月にアリアナのコンサート会場で発生した爆弾テロ事件後に設立された緊急基金によって集められた寄付金と6月の支援コンサート【One Love Manchester】の収益が、爆弾テロで亡くなった22名の遺族それぞれに約3,600万円が支払われることになったと発表された。
マンチェスター・テロ事件の遺族にそれぞれ約3,600万円が緊急基金より支払われることに
アリアナ・グランデ、来日ツアーが6万人を動員! 最終日にはマック・ミラー登場のサプライズも
アリアナ・グランデ、日本語上達にファン驚き!?
さて、今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、ケンドリック・ラマーの『ダム』が再浮上し、通算4週目のNo.1獲得を果たした。2017年4月14日にリリースされ、翌週のアルバム・チャートで首位デビューを果たした本作。そこから3週連続のNo.1をマークし、以後TOP10内にランクインし続けていたが、およそ4か月ぶりに首位に返り咲く快挙を成し遂げた。要因としては、本作のポイントが安定していたということもあるが、強豪がいなかったことや、ここ最近リリースされたアルバムの売上が伸び悩んだことも、返り咲きとなった理由として挙げられる。次週は、およそ5年ぶりとなるケシャの復帰作『レインボー』が、上位デビューを果たすことが予想されている。
【米ビルボード・アルバム・チャート】ケンドリック・ラマー『DAMN.』が4か月ぶりに1位返り咲き
そして、今週の米ビルボード・ソング・チャートは、ルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキーの「デスパシートfeat.ジャスティン・ビーバー」が、通算14週目のNo.1を獲得した。YouTubeの動画再生回数が32億回を突破し、歴代最高記録を塗り替えたことが話題となっている「デスパシート」。米ソング・チャートでも、あと2週、首位を死守すれば、歴代記録を塗り替えることになる。一方で、ドレイクは2009年にデビュー曲「ベスト・アイ・エヴァー・ハッド」で米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”にチャートインして以来、途切れることがなかった連続チャートイン記録がとうとう今週ストップしてしまった。
【米ビルボード・ソング・チャート】「デスパシート」遂に14週目のNo.1、歴代首位最長記録2位にタイ
ドレイク、米ソング・チャート連続チャートイン記録が431週でストップ
替わって、今週のBillboard JAPAN洋楽チャートは、エド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」が通算14週目となる1位を獲得し、歴代首位最長記録更新を狙う。今週も再び、デジタル・セールス、ストリーミング、動画再生回数で3冠を果たした「シェイプ・オブ・ユー」は、先週からさらにポイントを伸ばし、2位と2100ポイント差で首位をキープした。今週TOP20初登場となったのは、ついに解禁となったアヴィーチーの最新EPからの「ウィズアウト・ユーfeat.サンドロ・カヴァッザ」。世界を躍らせるプロデューサーの復活のデジタルEPは日本時間8月10日の23時に世界同時タイミングで配信が開始され、iTunesトップアルバムではウィークリー・チャート1位を獲得した。
【ビルボード】2週連続TOP3不動の洋楽チャート、アヴィーチー新曲がTOP20初登場
Avicii、復活のNew EPがiTunesトップアルバムでウィークリー・チャート1位獲得
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