2021/03/12
GfK Japanによるダウンロード・ソング売上レポートから、2021年3月8日~3月10日の集計が明らかとなり、宇多田ヒカルの「One Last Kiss」が38,176ダウンロード(DL)を売り上げて現在首位を走っている。
「One Last Kiss」は、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のために書き下ろされた楽曲。共同プロデューサーとして、チャーリーXCXらを手がけるA.G.クックが参加している。3月9日より配信がスタートした本曲は、初動2日間で38,176DLを記録。この数字は、2021年2月15日~2月17日集計のダウンロード・ソング売上レポートで星野源「創造」が記録した25,019DLを上回り、2021年度の最高初動記録となる。
なお宇多田は、4位にも「Beautiful World (Da Capo Version)」(6,272DL)がチャートインしている。同曲は「One Last Kiss」とともに『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のエンディング・テーマに起用されており、EP『One Last Kiss』に収録されている。
2位と3位には、KAT-TUNの「Roar」(8,521DL)と「Flashback」(7,498DL)がチャートイン。この2曲は、KAT-TUNのデビュー15周年を記念し、グループで初めてデジタル配信が解禁された楽曲だ。CDシングルの表題曲である「Roar」は、メンバーの亀梨和也が主演を務めるドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』の主題歌に起用されており、また「Flashback」は、配信限定のカップリング曲となる。
2021年3月15日付(集計期間:2021年3月1日~3月7日)の総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で接戦を繰り広げたAdo「うっせぇわ」(5,559DL)と優里「ドライフラワー」(3,975DL)は、それぞれ5位と6位を走行中。チャン・グンソクの3年7か月ぶりとなる新曲「Star」は、3,791DLを記録し、現在7位を走っている。
◎Billboard JAPANダウンロード・ソング集計速報
(2021年3月8日~3月10日の集計)
1位「One Last Kiss」宇多田ヒカル
2位「Roar」KAT-TUN
3位「Flashback」KAT-TUN
4位「Beautiful World (Da Capo Version)」宇多田ヒカル
5位「うっせぇわ」Ado
6位「ドライフラワー」優里
7位「Star」チャン・グンソク
8位「勿忘」Awesome City Club
9位「廻廻奇譚」Eve
10位「泡」King Gnu
※Billboard JAPANの週間ダウンロード・チャートはGfK Japanと米国ニールセンのデータをもとに生成していますが、先ヨミ時点の集計はGfK Japanのデータによる推定値となります。
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