2020/09/08
テンプテーションズのリード・シンガーだったブルース・ウィリアムソンが、新型コロナウイルス感染症との闘いの末、2020年9月6日に米ラスベガスの自宅で死去した。享年49歳だった。
ウィリアムソンと同名の息子、ブルースはFacebookに、「今自分が感じていることを表現できる言葉はこの世に存在しない。父さん愛してる、最高な人でいてくれてありがとう、愛情深い人でいてくれてありがとう、父さんが父さんでいてくれてありがとう。僕は神に祈るよ、僕たちはまた会える。父さん愛してる R.I.H(Rest In Heaven=天国で安らかに)キング・ウィリアムソン」と投稿した。
ウィリアムソンは2006年にテンプテーションズに加入し、2015年までメンバーとして活躍した。コンサートやテレビでのパフォーマンスのほか、2007年のアルバム『Back to Front』と2010年の『Still Here』に参加している。2013年に彼は、Las Vegas Black Imageとのインタビューで、80年代からのメンバーであるロイ・タイソンにより10年以上テンプテーションズのメンバー予備軍として育てられてきたものの、いざ加入するとなった段階で創設メンバーのオーティス・ウィリアムズに反対されたと明かしている。「僕が大きすぎて若すぎると(ウィリアムズが)考えていたから」とその理由について彼は語っていた。
それでも彼は、「テンプテーションズのメンバーになる夢を失ったことはなかった」と、2016年にChapter & Verse Networkとのインタビューで語っている。このインタビューで彼は、「でも僕は、前任者たちを真似したり模倣するのは嫌だった。自分らしくありたかった」と話していた。
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