Billboard JAPAN


NEWS

2020/07/21

三浦春馬さんが師匠に送った“最後のメッセ-ジ” 楠見彰太郎、後輩・吉沢亮を思いやる言葉を明かす

 俳優でタレントの上地雄輔が21日放送の情報ワイドショ-番組「グッとラック!」(TBS系)に出演した。
 番組では、18日に30歳で死去した俳優の三浦春馬さんについて、芸能界にも悲しみが広がっていることを伝えた。三浦さんの部屋には手帳が残っており、役作りなどの仕事に関する悩みが書かれていたという。
 また、三浦さんが“師”と仰ぐ、俳優で抜刀術宗家の楠見彰太郎がVTRで出演。三浦さんは2年前から演技の幅を広げるために、楠見から剣術の指導を受けてきたという。
 楠見は三浦さんについて「ミュ-ジカル『キンキ-ブ-ツ』をやっている最中も、『師匠、稽古がしたい』と言うんです。ミュ-ジカルで主演ですよ。普通だったらそれでいっぱいなのに『やりたい』と言って。あれだけの美貌と実力と才能を持っているのですが、陰に隠れた努力が、人の5倍、10倍はあった」と回顧した。
 三浦さんが亡くなる8日前には、三浦さんから“最後のメッセ-ジ”が届いたことを明かし、「最後に彼が連絡をくれたのは7月10日。大河(ドラマ)の剣術(の指導)をやっていて、主演が彼の後輩の吉沢亮くんなので、『アミュ-ズの若い宝をお願いします』という、連絡がきたんです。彼から僕に届いた最後のメッセ-ジです」と語った。
 さらに、楠見は吉沢について「彼も、きっといろんなことを思っているんじゃないですか。(三浦さんが)とてもかわいがっていましたから」と語った。
 三浦さんと共演経験がある上地は、「最初に出会ったのは彼が17歳か18歳の頃」と振り返り、「プライベ-トを知っている方はみんな言うと思うんですけど、優しくて真面目で、仕事に対してストイックな子だった」としのんだ。