2020/07/02
7月1日の<インターナショナル・レゲエ・デー>を祝し、ボブ・マーリー「ノー・ウーマン、ノー・クライ」のオフィシャル・ミュージック・ビデオが公開された。
このビデオはクリスティアン・メルカード・フィゲロアが監督を務めており、撮影はジャマイカと米ニューヨーク・シティで行われた。この映像作品は、とある家族をふたつのストーリーによって描き出したものになっており、母親は、故国ジャマイカで子育てに奮闘する一方、父親は家計を支えるためにニューヨーク・シティに渡り、たったひとりでタクシー運転手として休むことなく働いている。家族や絆の大切さに焦点を当てるとともに、現代社会で多くの家族が直面している苦しみも正面から描き出したものになっている。
ボブ・マーリーの公式YouTubeチャンネルでは、7月3日に「ライヴリー・アップ・ユアセルフ」の新作ミュージック・ビデオも公開予定となっており、4Kで制作されたこのビデオは、全盛期のボブ・マーリーの姿が描き出される。
このように映像作品が続々公開されているボブ・マーリーだが、7月24日には、世界でも有数のベストセラー・アルバム『LEGEND』がピクチャー・ディスク仕様の限定盤LPとしてリイシューされる(輸入盤のみ)。「One Love/People Get Ready」、「Get Up, Stand Up」、「Is This Love」、「Jammin'」、「Could You Be Loved」、「Three Little Birds」といった人々の記憶に残る有名曲の数々に加え、8曲の名曲を収録したこのアルバムは、ボブ・マーリー生誕75周年記念キャンペーンの一環として再発される。今回の限定版ピクチャー・ディスクは、A面にあの有名なジャケット写真、B面にこれまで未発表だったボブの貴重な写真をあしらったデザインになっている。
また6月26日には、6曲入りEP『ホワイ・シュド・アイ/エクソダス』がリリースされており、「エクソダス」の12インチ・エクステンディッド・ヴァージョン、ダブ・ヴァージョン、他のレコードでは聞けないスペシャル・ミックス・ヴァージョンが収録されている。
Photographer: Dennis Morris / Ownership: Fifty-Six Hope Road Music Ltd.
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