2020/06/01
ジョージ・フロイドの死を受けて、米音楽業界が“ブラックアウト・チューズデー”を行うことを呼びかけている。先週フロイドは、米ミネソタ州ミネアポリス警察のデレック・ショーヴィン警官によって拘束された際に、約8分間にわたり首を押さえつけられて死亡した。その後、ショーヴィンは懲戒解雇となり、第3級殺人罪などで起訴されている。
この悲惨な事件から約1週間後となる現地時間2020年5月29日、多くの音楽企業やアーティストが「通常の業務から離れ、自分たちのコミュニティとの関係を再構築する日」を設け、そして「責任と変化を促すための早急な行動への一歩を踏み出す」ことをSNS上で呼びかけた。声明には「文化のゲートキーパーとして、私たちには一丸となって勝利を祝う時のみならず、損失があった時にはお互いを支える責任があります」と綴られており、“#TheShowMustBePaused”(ショーを中断しなければならない)というハッシュタグとともに拡散されている。
このメッセージは、ワーナー・ミュージック・グループ、ソニー/ATV、BMG、ユニバーサル・ミュージック・グループなどの大手音楽レーベルやThe 1975らが所属するインディ・レーベルDirty Hit、Apple MusicのDJエブロ・ダーデン、Hot 97の元音楽プログラミング・ディレクターのカーリー・ハッスル、インディペンデント卸業者EMPIREら様々なアカウントによってリポストされている。インタースコープ・レコーズなどは、今週1週間新作のリリースを行わないことを宣言している。ブラックアウトは、現地時間6月2日に予定されている。
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