2020/05/18
現地時間2020年5月17日、ライオネル・リッチーが、審査員を務める人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』のシーズン18最終回で、1985年にリリースされたチャリティ・シングル「We Are The World」を披露した。
飢餓に苦しむアフリカを支援するために、リッチーと故マイケル・ジャクソンが共同制作したこの曲には、スティーヴィー・ワンダー、クインシー・ジョーンズ、ダイアナ・ロス、シンディ・ローパーなど数多くの人気アーティストが参加し、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で4週連続1位を記録する大ヒットとなった。2010年には、ハイチ地震の救済のためにリメイク版も制作されており、今月ちょうどリリースから35年を迎えた。
この日、リッチーは、同じく番組の審査員であるケイティ・ペリー、ルーク・ブライアンに加え、今シーズンの優勝者ジャスト・サム、アレハンドロ・アランダことスケアリープールパーティー、ファンテイジア、ギャビー・バレット、ジョーダン・スパークス、キャサリン・マクフィー、ケリー・ピックラー、レイン・ハーディ、ローレン・アライナ、フィリップ・フィリップス、ルーベン・スタッダード、スコッティ・マクレアリーなど、過去の『アメリカン・アイドル』出演者とともに、楽曲のオールスター・パフォーマンスを行った。
新型コロナウイルス感染拡大を抑制するため、アメリカ国内では今も一部外出規制の措置が続く中、参加アーティトたちの映像は、無人のNYグランド・セントラル・ステーション、ラスベガスのストリップ通り、グランド・キャニオンなどの著名なランドマークに映し出される形で編集されている。
最終回では、ペリーが新曲「Daisies」のTV初パフォーマンスを行った他、ブライアンがバンドとともにリモートで「One Margarita」を披露、シンシア・エリヴォが出演者たちと故アレサ・フランクリンのメドレーで観客を沸かせた。
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