2020/02/04
昨年6月に咽頭がんと診断されたことを公表したメガデスのフロントマンのデイヴ・ムステインが、約半年後となる現地時間2020年1月31日にがんが完治したことをファンへ報告した。
この日、米ロンドンのSSEアリーナにてメガデスの公演を行ったデイヴはMCで、ニュー・アルバムのレコーディング中にがんの診断を受けたことを明かした。「俺は最初“(診断を聞いて)怖いか”と思った」と振り返った彼は、「だが“いや、マジでムカつく”と言ったんだ。レコーディングも、何もかもストップしなければならなかったからだ」と憤りを感じたと述べている。
その後デイヴは、音楽活動を続けたいという想いを胸に、51回の放射線治療と9回の化学療法治療を受けたそうだ。彼は「俺が祈るということを多くの人々が知ってると思う」と話し、「これは(メガデスの)「Peace Sells」でも言っていることだ。毎日祈っている。曲の中で歌っている。だから2ndアルバムからずっと言ってきたことだ。もちろんみんなのことも毎日考えていた。そして家族のことも想っていた。このパワーを与えてくれたのは君たちだ。そのことをずっと考えている」と胸の内を明かした。
そして「10月16日に医師に会いに行ったら、彼が“君は100%がんを克服した”と言ってくれたんだ」という嬉しい発表とともにMCを締めくくった。デイヴのスピーチは、下記のファンによる動画で確認できる。https://youtu.be/N2-Dg0TihGI
なおメガデスは、2019年3月に最新アルバム『ウォーヘッズ・オン・フォーヘッズ』を発表している。
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