2019/04/12
現地時間2019年4月12日午後6時にリリースされるBTS (防弾少年団)のニュー・アルバム『Map of the Soul: Persona』に関する情報が直前に発表された。トラック・リストに含まれていた「Make It Right」が、以前より噂されていたエド・シーランとのコラボ曲なのだそうだ。
「Make It Right」は、エドとの“繊細な”コラボ曲であるとプレス・リリースに記載されている。エドが、2018年11月にインタビューでコラボが進行中であることを示唆していたほか、12月にはシュガが曲のティーザー画像に「これをあげるよ」とコメントをつけてエドのアカウントに向けてツイートしていた。
このプレス・リリースによると、『Map of the Soul: Persona』は全体として、“バンドの過去を鑑みつつ、彼らの成熟や、愛や身の回りの世界についての新たな理解を紹介している。楽曲には、愛と、世界に手を差し伸べることに喜びを見いだそうという明確なメッセージがある”とのことだ。
また、ホールジーをフィーチャーした「Boy With Luv」は、2014年のシングル「Boy In Luv」のパラレル・トラックで、「Boy In Luv」は若い恋がテーマだったが、「Boy With Luv feat. Halsey」では、“真の強さと愛は、人生で最もささいなことから喜びを見いだすことで得られる”という内容だ。
ほかの楽曲でもBTSのメッセージが込められており、「Intro: Persona」ではRMが個人のアイデンティティーについて問いかけているほか、「Mikrokosmos」では“人間的興味から世界が描かれて”いる。「HOME」では、BTSにとってファンのいるところが心の拠り所であるとA.R.M.Y.との関係について触れ、「Jamais Vu」はジェイホープ、ジン、ジョングクがメインの曲だ。ラストの「Dionysus」ではグループのヒップホップ的側面を追求している。
BTSは、「僕たちは一瞬一瞬に強さと幸せを見つけています。皆さんは僕たちにたくさんの愛をくれましたから、今度は自分たちのファンのことをもっと知りたくなりました。皆さんと分かち合いたい、偽りのない気持ちやメッセージをアルバムに込めました」と声明を出している。
『Map of the Soul: Persona』リリース後、BTSは13日に米国の国民的人気番組『サタデー・ナイト・ライブ』で「Boy With Luv」のパフォーマンスを披露する予定だ。
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