2019/02/21
2017年、ニッケルバックのシンガー、チャド・クルーガーが、Metal Convenantと行ったビデオ・インタビューで、「毎晩、ステージ上でお互いを殴り合って、自分のマスクの中にゲロ吐いてるような奴らの音楽がいいわけないよな?」とスリップノットを揶揄したことで、スリップノットのフロントマン、コリィ・テイラーとのビーフに発展した。
この発言に対してコリィは、“世界で最も嫌われているバンド”とも言われているニッケルバックが「ロックにおける、チキンにとってのKFC(ケンタッキー・フライドチキン)と一緒だ」と反撃し、チャドの顔が「足みたいだ」とあざけった。
このビーフから約1年半経ったが、コリィは新たな標的を見つけたようだ。現地時間2019年2月19日、元セックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズのラジオ番組『Jonesy’s Jukebox』に出演したコリィは、途中スティーヴがニッケルバックを「ロックンロール界のスケープゴート」と表現したことに同意したものの「ただ、奴らは今イマジン・ドラゴンズにバトンをつなげている」と発言。
スティーヴがイマジン・ドラゴンズについて聞くと、コリィは「奴らは最悪だ、そこはクールだ」と前置きし、「みんな徐々にニッケルバックを再評価し始めていて、代わりにイマジン・ドラゴンズへ憎悪の矛先を向けているんだ」と毒舌を炸裂させ、彼らの曲「レディオアクティブ」の一部を嘲笑しながら、歌ってみせた。
番組に一緒に出演していたプロングのベーシスト、ジェーソン・クリストファーが、イマジン・ドラゴンズは「まるでヒップスターのニッケルバック」のようだと付けくわえると、2人はヒップスターとニッケルバックを掛け合わせた“ヒップルバック”という造語まで生み出し、司会のスティーヴとリスナーを楽しませた。
◎インタビュー映像
https://youtu.be/_gDsgzg4990
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