2018/03/27
ラナ・デル・レイとレディオヘッドによる著作権侵害をめぐる争いが一段落したようだ。今年1月のラナのツイートによると、レディオヘッドが1993年のヒット・ナンバー「クリープ」と彼女の楽曲「ゲット・フリー」の類似性をめぐり訴訟を起こしたとされていた。
現地時間2018年3月25日、ブラジル・サンパウロで行われた【ロラパルーザ】のステージでラナは、争いが終息したことを示唆し、ファンに曲をシングアロングすることを呼びかけた。彼女は煙草を吸いながら「私の訴訟は終わったわけだから、この曲をいつでも好きなときに歌えると思うわ、そうでしょ?」と観客へ語り掛けている。
以前ラナは、レディオヘッドが曲の「著作権の100%」を求めており、彼らの弁護団は「容赦ない」と語っていた。レディオヘッドの著作権を管理するワーナー/チャペル音楽出版は、訴訟を起こしたことは否定したものの、「ゲット・フリー」に共作者のクレジットを追記することを求めていた。
レディオヘッドの「クリープ」は、過去にザ・ホリーズによる1972年の「ジ・エアー・ザット・アイ・ブリーズ(安らぎの世界へ)」との類似性で訴えられており、曲の作者であるアルバート・ハモンドとマイク・ヘイゼルウッドを共作者としてクレジットに加えている。
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