2018/03/20
2018年3月19日、フィフス・ハーモニー(5H)が無期限の活動休止を表明した。メンバーがそれぞれにソロ活動を追求する為とのことで、SNSに投稿されたメッセージには、「“Xファクター”から始まって以来の6年間を振り返ると、自分たちが歩んで来た長い道のりを実感すると共に、これまで以上にあらゆることに対して感謝の気持ちが湧いてきます」と綴られている。
声明では更に、支持してくれたファンへの感謝の言葉が述べられており、「6年間全力で止まることなく進み続けた結果、自分たちと皆さんに誠実であり続けるにはソロ活動を追求する為にひとまず5Hの活動を休止し、時間を取る必要があると気付きました」と書かれている。
2012年に結成された5Hは、オーディション番組『Xファクター』US版シーズン2で5人のメンバーが審査員のサイモン・コーウェルによってグループにまとめられデビューした。2016年12月にカミラ・カベロが脱退した後も、残されたアリー・ブルック・エルナンデス、ノーマニ・コーディ、ダイナ・ジェーンとローレン・ハウレギは活動を続け、新生5Hとして2017年にセルフ・タイトルのニュー・アルバムをリリースしていた。5Hは、「私たちは皆、創造的に成長し、個人としての立場を確保する為に時間を取れることを楽しみにしており、感謝しています。こうすることで私たちはあえて新たな経験、強み、そして視点を得て、いつか5Hファミリーに還元したいと考えています」と説明している。
活動休止の期限は現時点では明らかにされていないが、少なくとも今年いっぱいまでは公演が予定されている為、グループとして活動を続けるようだ。カミラが脱退した後も通算3枚目となるニュー・アルバムのプロモーションで5Hとしてツアーしていた4人だが、残ったメンバーもソロ名義で作品に参加しており、各自がソロ活動へ意欲があったことは明らかだ。ダイナ・ジェーンはレッドワン(RedOne)、ダディー・ヤンキー、フレンチ・モンタナと「Boom Boom」、ローレン・ハウレギはマリアン・ヒルと「Back to Me」、スティーヴ・アオキと「All Night」、アリー・ブルックはTopicと「Perfect」、そしてノーマニはカリードと「Love Lies」をそれぞれリリースしている。
先週アジア・ツアーを終えたばかりの5Hは、活動休止を発表する前日にユニバーサル・オーランドでコンサートを開催した。次は5月11日に米フロリダ州ハリウッドのSeminole Hard Rockで公演が予定されており、13日にプエルトリコのサンファン、16日にアイスランドのレイキャビクと続く。
◎フィフス・ハーモニーによる映像
https://twitter.com/FifthHarmony/status/975718651595771904
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