2017/12/10
12月10日は「ドック・オブ・ザ・ベイ」などのヒット曲で知られる米ソウル・シンガー“キング・オブ・ソウル”ことオーティス・レディングの命日。今からちょうど50年前となる1967年12月10日、オーティス・レディングとバックバンドを務めていたバーケイズのメンバー&マネージャーを乗せた自家用飛行機が墜落、トランペットのベン・コーリーをのぞく7人もの命が奪われた。
デビューからわずか5年、26歳という若さで帰らぬ人となったオーティスにとって、最大のヒット曲となるのが「ドック・オブ・ザ・ベイ」。同曲はなんと事故の3日前に録音されたナンバーであり、オーティスにとって最初で最後の全米ビルボードNo.1ソングだ。情熱迸るソウルフルな歌声が最大の持ち味であるオーティスにとって、波止場にたたずむ男の哀愁を静かに歌い上げた。ナンバーは異色だったが、オーティス自身は同曲のヒットを確信していたという。
「ドック・オブ・ザ・ベイ」はオーティスの死後1968年1月8日にリリースされ、全米ビルボードNo.1を獲得、1968年の年間チャートでも4位に輝く大ヒットを記録し、ソウル史のみならず音楽史を代表する名曲として今も愛され続けている。
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