2017/12/05
2018年3月1日に、Tempalay、ドミコ、MONO NO AWAREの3組による中国ツアー凱旋ファイナル公演【中国巡演最終站】が、恵比寿リキッドルームで開催される事となった。
2017年11月、中国 上海/北京などの5都市の会場で、5日間連続ライブという濃密なスケジュールで行われたこのツアー。“毎日が1000人キャパだった”とMONO NO AWAREの加藤成順(g)から耳にした様に、どのライブ写真を観ても、広い会場内に大勢のファンが集まったものばかりだった。どうやら、中国の音楽メディアやSNSで日本のバンドを知る情報ツールやコミュニティーが拡がっているらしく、ライブ中も演奏に合わせて口ずさむ観客が多かったという。今年、各々話題作をリリース、【FUJI ROCK FESTIVAL'17】をはじめとする音楽フェスに引っ張りだこだった彼らだが、支持層は既にアジア圏内まで拡がっているようだ。
どのバンドも、2000年代のUS/UKシーンの影響が感じられつつも、言葉の並びや歌い回しが和的で日本人独特のバランス感を兼ね揃えている。そして、大きな共通項としては、捻くれたサウンドメイクやメロディー展開ながら、最終的にポップにまとめるセンスがある事だろう。しかし、各々のサウンドや存在が独立しているのは、その“捻くれ”が活きた大きな証拠。
また、慣れない環境下での連日のライブツアーの中で、元々親交のあった彼らの絆は更に深まった。プレイヤー同士、互いがより良いステージを、同じイベントを築ける様に心を許しあえ高めあえる、ツアーを経ての代えがたい財産であるようだ。
◎イベント情報
【中国ツアー凱旋ファイナル公演「中国巡演最終站」】
2018年3月1日(木)恵比寿 LIQUIDROOM
出演:Tempalay/ドミコ/MONO NO AWARE
http://www.liquidroom.net
・ティザー動画
https://youtu.be/LFrLPqnfFTs
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