2017/10/04
現地時間2017年10月2日、トム・ペティが66歳で死去したことを受け、業界予想によると1993年にリリースされたトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのベスト盤『グレイテスト・ヒッツ』が、およそ45,000ユニット数で、集計期間が10月5日までとなる来週の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”(10月21日付)でTOP10入りする可能性が高まっている。
『グレイテスト・ヒッツ』は、1994年2月に最高位5位をマークし、過去にアルバム・チャートTOP10入りした12枚の作品(ソロを含む)のうちの1枚だ。50年近いキャリアの中で、初の米ビルボード・アルバム・チャート1位を獲得したのは、2014年の『ヒプノティック・アイ』となっている。
『グレイテスト・ヒッツ』以外にも、ソロ作『フル・ムーン・フィーヴァー 』(1989年)と『ワイルドフラワーズ』(1994年)、コンピレーション盤『アンソロジー:スルー・ザ・イヤーズ』(2000年)や『破壊』(1979年)などがチャートにリエントリーすることが予想されている。
“Billboard 200”チャートは、週ごとにセールス(従来の形態で販売された“トラディショナル・アルバム・セールス”(TAS)、トラックごとのダウンロード数をアルバム数に換算した“トラック・イクィヴァレント・アルバム”(TEA))と、ストリーミング再生数をアルバム数に換算して(“ストリーミング・イクィヴァレント・アルバム”(SEA))合算した総合アルバム・ランキング。10月21日付の最新チャートは、現地時間10月8日に米ビルボードのサイトで発表される予定だ。
アルバムに加え、ロック・ソング・チャートには、「Free Fallin’」、「I Won’t Back Down」、「Mary Jane’s Last Dance」、「You Don’t Know How It Feels」、「American Girl」などがランクインする見通しだ。
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