2017/09/06
東京・池上本門寺にて2017年で14回目を迎える【Slow LIVE'17 in 池上本門寺】が行われた。本イベントは池上本門寺に特別ステージが設けられ、屋外の座席でゆっくりと音楽と食が楽しめる“大人のミニフェス”がコンセプトとなっている。本イベントは9月1日、2日、3日の3日間行われ、本ニュースでは9月1日に行われた1日目のライブレポートをする。
心配されていた雨も止み、本門寺・上人の挨拶が行われ、オープニングアクトを務めたのは“KOTORI”のボーカル横山優也だ。アコースティックギター1本持ち、「大人のフェスですが22歳の若者が伝説の2人の前座を務めさせて頂きます。」 と挨拶して「Blue」でスタート。フレッシュでありつつも伸びやかな歌声でオーディエンスを一瞬で惹きつけた。夏の歌「シャンプー」では、コールアンドレスポンスで「大人の力見せてください。」と会場を沸かせた。最後は「19歳」を歌い上げ、会場を温めてステージを締めくくった。
続いて、サポートメンバーを迎え5人編成のジャグバンド・スタイルで登場したのはORIGINAL LOVE。「Hum A Tune」でスタートした。ジャグバンドはしっかりと仕上がっていて、予想を超えてはじめからアクセル全開。疾走感あるお洒落なアレンジを効かせた全8曲を披露し会場を盛り上げた。新潟在住アイドル・ユニット“Negicco”とコラボした「サンシャイン日本海」ではハワイアン・テイストに披露しシングアロングが沸き起こり、「朝日のあたる道」ではイントロから盛り上がりをみせ、自然と観客からクラップが沸き起こった。歌詞の途中、アドリブで♪本門寺マイスイート~♪と歌うシーンも。どの曲もアコースティックとは思えないほどドライブ感たっぷりだ。最後は“うっとり”という言葉がぴったりな極上のミディアム・バラード「希望のバネ」を披露し幕を閉じた。
日が暮れた会場に、ベースとパーカッションのアコースティック3人編成で登場したのは日本のレジェンドChar。「ノってるかい?俺はまだノってないぜ!」とアコギを軽快にかき鳴らし「ALL AROUND ME」で幕をあけた。ファンキーなグルーヴ感のある演奏とCharのアコギによるアドリブ・ソロでオーディエンスを魅了。そして「BLACK SHOES」の途中では田島貴男がステージに登場し、今回の見どころであるスペシャル・セッションがスタート。Charの「気絶するほど悩ましい」を田島が歌い上げると「いやぁ。嬉しいですね。まじエクスタシーです」とコメント。Charが「じゃあ、もう一回イカせてやろうか。いや、俺をイカせてくれ、甘いヤツで。」と「接吻」が始まると大歓声が巻き起こった。お互いが、コラボレーションしている喜びが伝わる圧巻のステージングで、伝説のセッションを目の当たりにした。セッションが終わると、「多分日本で、1番尊敬しているアーティストの曲やります。」とコメントし、「フリフリ」を披露。会場の興奮が冷めやらぬ中、アンコールでは、Charが名曲「SMOKY」を披露し、観客はみんな立ち上がり、大盛況の中1日目の幕を閉じた。
Photo by TEAM LIGHTSOME
◎【Slow LIVE'17 in 池上本門寺】
東京・池上本門寺 野外特設ステージ
2017年9月1日(金)※終了
Opening Act:横山優也(KOTORI)
M-1 Blue
M-2 シャンプー
M-3 6月
M-4 19歳
ORIGINAL LOVE(アコースティック・セット)
M-1 Hum A Tune
M-2 ローラ―ブレイドベース(ブルースバージョン)
M-3 しゃれこうべ
M-4 今夜はおやすみ
M-5 サンシャイン日本海
M-6 朝日のあたる道
M-7 フリーライド
M-8 希望のバネ
Char(アコースティック・セット)
M-1 ALL AROUND ME
M-2 BACK THEN AND NOW
M-3 ふるえて眠れ
M-4 SUPERSTITION
M-5 BLACK SHOES
M-6 気絶するほど悩ましい(ORIGINAL LOVE×Char)
M-7 接吻(ORIGINAL LOVE×Char)
M-8 フリフリ
JEFF'S BOOGIE
M-9 TOKYO NIGHT
<ENCORE>
EC-1 SMOKY
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