2017/06/28
2017年6月28日、映画『銀魂』のジャパンプレミアイベントが東京ドームシティホールにて開催された。
本作は、SFと時代劇がミックスされた混沌とした世界で、小栗旬演じる坂田銀時を中心に繰り広げられる痛快エンターテイメント。累計発行部数5,100万部以上、2004年から現在も週刊少年ジャンプにて連載されている大人気コミック『銀魂』を、『勇者ヨシヒコ』など数々の人気シリーズを手がける福田雄一監督の元、待望の実写映画化となった。
この日は、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎ら豪華キャストの面々と、福田雄一監督がアロハ柄の浴衣を身に着け、ヨーヨーやお面といった屋台をイメージする小道具を持ち登場。さらにお祭りの雰囲気を高揚すべく、『銀魂』には欠かせないキャラクター、エリザベスが神輿に乗って登場し会場を盛り上げた。
万事屋メンバー(小栗、菅田、橋本)の絆が深まった瞬間を聞かれ「そんなことありましたっけ?」と菅田が会場を笑わせつつ、「そうですね…」と話し始めた橋本に会場が「かわいいー!」とざわめくと、「ありがとう!」と関係のないムロツヨシがコメントするなど、爆笑ムードでイベントはスタート。
食事に行った際、小栗が「銀魂音頭おもしろそうじゃない?」と提案してやってみたところ、予告に採用されたというエピソードや、本編で鼻をほじったり変顔をしたりする橋本は、「監督がやってくださる顔を忠実に再現しました。」と話したりと、仲睦まじい和やかな現場の様子が垣間見えた。
演じる上で大変だったことについて中村が「撮影は去年の夏の暑い時期だったんですけど、みなさん衣装も凝っていたので暑い思いをされていたと思うんですけど、僕殆ど裸だったので、全然苦労してないですね。」と会場を爆笑させ、小栗も「初めて会った時から蜂蜜だらけだったので、その時点ですごいなあと、役者魂を見させて頂きました。」と振り返った。
アクションシーンについて、「二朗さん(佐藤二朗)とだーすー(菅田将暉)だけ全然大変じゃないんですよ。」と新井にバラされた佐藤は、「みんなアクションシーンは2、3日かかってるんですけど、俺と菅田のシーンは7分くらい。」と明かし、福田監督が「このたるい格闘シーンが終わって、夜の23時まで環奈ちゃんと菜々緒ちゃんの格闘シーンを撮ったんですけど、二人に文句言われました。しかも、結果的に尺が菅田くんと二朗さんの方が長い。」と打ち明けると、「それは文句言われても仕方ないね。」と出演者も納得した様子。さらに、「アクション(シーン)は本当に頑張りました。」と話し、「いやいやいや。」「アクション撮ってる時、寝てましたよね?」「Twitterと食べログしか見てませんでした。」と、キャスト陣から大クレームを受けた福田監督は、「実は、1回本当に寝ちゃって、水をかけられて、はっ!と起きたら目の前に剛(堂本)がいて『お前今寝とったやろ。』と、すごい怒られました。」と、この日不在であった堂本とのエピソードも話し、「今日は僕の親友の堂本剛がこれなくてすみません!」と会場を笑わせた。
最後に小栗が「こんな映画です。今だいぶ色々伝わったと思いますが、こんな映画になってます。なので、楽しいと思います。」と、キャストや監督のトークをざっくりと締めくくり、終始観客を笑わせ、『銀魂』らしい撮影現場の雰囲気が垣間見えたイベントに幕を落とした。映画は、2017年7月14日(金)より全国ロードショー。
◎公開情報
『銀魂』
2017年7月14日(金)より全国ロードショー
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