2017/06/05
新作ソロ・アルバムを制作中のファーギーが、ブラック・アイド・ピーズを脱退するのではないかと半年ほど前から囁かれていたが、2017年6月1日にウィル・アイ・アムがこれを認めたと一部で報じられた。この報道を受け、ファーギーの広報担当者が米ビルボードに対し、彼女が脱退する予定はないと噂を否定した。
「ファーギーはまだブラック・アイド・ピーズのメンバーであり、彼女の同僚たちのことをとても愛しています。また一方で、彼女はBMGと協力してソロ・アルバムに集中している最中であり、ファンの皆さんに新しい音楽を聴いてもらえるのをとても楽しみにしています」と担当者は説明している。
ファーギーは自身のレーベル<ダッチェス・ミュージック>を最近設立したばかりで、今夏にソロ・アルバム『ダブル・ダッチェス』をリリースする予定だ。
ファーギーの脱退に関する報道が流れたのは、ウィル・アイ・アムがUAEの英語媒体に対し、「ブラック・アイド・ピーズは初期の頃から常に素晴らしいヴォーカリストを迎えてきた。メイシー・グレイ、Esthero、Debi Nova、ファーギー。アルバム“エレファンク”には女性ヴォーカルが数名参加している。言うまでもなくファーギーが中心だったけれど、”レッツ・ゲット・イット・スターテッド”ではNoelle Scaggs、“ラテン・ガールズ “ではDebi Novaで、”リクエスト・ライン”ではメイシー・グレイだった。俺らはいつだっていい女性ヴォーカルと仕事をするさ」と曖昧な返事をしたことが発端のようだ。
ファーギーの穴を誰が埋めるのかという問いかけに対しても、後任は考えていないとしつつも、「彼女は現在ソロ・プロジェクトを制作中で、俺らはブラック・アイド・ピーズの音楽生活20周年を祝うという全く新しい体験をしている。彼女のソロ・アルバムでは何曲か手伝ってるし、彼女が新しいレーベルを始めたことも誇らしく思うけれど、ブラック・アイド・ピーズもコンテンツ、テクノロジー、そして体験という意味で“マスターズ・オブ・ザ・サン~ザ・ゾンビ・クロニクルズ”(コミック)という新たなプロジェクトを推し進めているんだ」と、脱退の噂を明確に否定しなかった。
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