2017/02/19
2016年10月にリリースされ、現在も大ヒット中のシングル「ドント・ワナ・ノウ」に続く、マルーン5の新曲「コールド」が、2月14日にリリースされた。この曲は、ドレイクやリアーナなどの作品に参加し、人気を高めたラッパー、フューチャーがゲストとして参加していて、これまでリリースしたマルーン5のシングル曲にはなかった、トラップ調のナンバーに仕上がっている。
ボーカルのアダム・レヴィーンを中心に、フィフス・ハーモニーやニック・ジョナスなどの人気シンガーを手掛けるジョン・ライアン、リアーナやザ・ウィークエンドのNo,1ヒットを生み出した、ベニー・ブランコ等が制作。サビで聴かせるアダムのファルセットと、フューチャーの男気溢れるラップの対比がすばらしい、最先端のヒップホップ・ソングだ。
2月15日に公開されたミュージックビデオは、映画のワンシーンのような作りで、パーティーに招かれたアダムが、ウイスキーのような飲み物を飲んだ後、景色が歪んだり、女性が謎の生き物に見えてしまうという、ドラッグ使用を思わせるようなストーリーになっている。大ヒット曲「シュガー」(2015年)のビデオと比較すると、とても同じアーティストとは思えないような内容で、マルーン5の新たな一面を垣間見る。
大ヒットを記録した5thアルバム『Ⅴ』のリリースから、間もなく3年が経とうとしている。トロピカルハウス調の前シングル「ドント・ワナ・ノウ feat.ケンドリック・ラマー」と、新曲「コールド feat.フューチャー」は、おそらく今年中にリリースされる、6枚目のスタジオ・アルバムからの先行シングルで、新作は夏までには発売されるだろう。ちなみに、ゲストとして参加したフューチャーは、2月17日に5作目のスタジオ・アルバム『フューチャー』をリリースしたばかりだ。
Text:本家一成
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