2017/02/15 11:30
SABU監督の最新作で、劇団EXILEの青柳翔が出演する映画『Mr Long/ミスター・ロン』(2017年公開予定)が現地時間13日、ドイツ・ベルリンで9日より開催している【第67回ベルリン国際映画祭】のコンペティション部門にて正式上映され、主演の台湾俳優チャン・チェン、青柳翔、台湾女優イレブン・ヤオ、SABU監督が登壇した。
今年のコンペティション部門には世界各国から24作品が出品され、SABU監督は2015年の『天の茶助』以来、2度目となるコンペティション部門での公式上映。受賞すれば日本作品としては2002年の宮崎駿監督による『千と千尋の神隠し』以来、15年ぶりの快挙となる。
上映前に行われた記者会見では、日本や中国のみならず、アメリカ、フランス、ロシアをはじめ、世界各国から多くのメディアが集まり、青柳は、SABU監督との初共演について質問を受け「もともと監督の作品は何作も観させていただいていて、少しの役でも良いので出演したいと思っていたから嬉しかった」と語った。
上映会場では、エンドロールがスクリーンに映し出されると、青柳らキャスト陣は満員となった1,600名の観衆から大歓声とともに拍手喝采を浴び、3分間にもわたり拍手が鳴り止むことがなかった。SABU監督は「自分の狙ったところで反応があったのが嬉しいですし、本気で観てくれている感じが伝わった」と手応えを口にすると、青柳も「生の反応を見られる機会も貴重ですし色々な発見もあった。素直に感情移入してくれている反応を見れて嬉しかった。率直に感動しましたし、興奮しました。」とコメントし「まだまだ面白いことや、もっともっとやりたいこともあるので、またベルリンに帰ってきたい」と意気込みを語った。
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