2017/01/26
昨年9月より行われているchayの弾き語りライブシリーズ【chay's room】の第4弾【chay's room vol.4 ~One mic,One guitar~】が、2017年1月25日に大阪・umeda AKASOで行われた。
大阪で【chay's room】が開催されるのは初めて。東京公演同様、実際に本人の部屋から運んできたという家具が飾られたステージは、まさにchayの部屋が完全再現された空間となった。ステージ上に置かれたレコードプレイヤーがかかり、ゆっくり登場したchayはソファーに座ってギターを抱える。部屋のランプが灯ると「chay's roomへようこそ!」の掛け声と同時にライブがスタートした。
このライブの大きな魅力になっているのが、自身の曲はもちろんだが、SNSでリクエストが寄せられている洋楽/邦楽のカバーが多く披露されること。この日も「Twinkle Days」「運命のアイラブユー」など自身の代表曲を織り交ぜギターを何本も持ち替えながら、荒井由実の「12月の雨」を披露。この曲は日本テレビ系ドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』のオープニングテーマとしてchayがカバーしていた楽曲だが、そのほかにも、本家同様12弦ギターで挑んだローリング・ストーンズの「As Tears Go By」、ジャクソン5の「I Want You Back」など、chayの音楽のルーツであるポップ/ロック・クラシックスも数多く披露した。
さらに今回は大阪公演ということで、ウルフルズの名曲「笑えれば」も披露するなど会場は大盛り上がり。そして開場前にお客さんにリクエストシートを記入してもらい毎回実施している恒例のリクエスト・コーナーでは、多くのアーティストに愛されカバーされている中島みゆきの「糸」、音源化されずライブでしか披露していない大切に歌ってきた自身の楽曲「together」などに加え、星野源の「恋」も披露した。
chayはこのリクエストコーナーを途中から全編関西弁で進めようとしたものも、カタコトすぎたために断念。標準語に戻し会場は笑いに包まれた。本編の最後では自身の代表曲である「あなたに恋をしてみました」を披露し、再度アンコールでステージに戻ると、最後に一曲ピアノ弾き語りの「それでしあわせ」で、感動的なフィナーレとともに初の凱旋版【chay's room】を締めくくった。
なお、2月13日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて開催される【chay's room~One mic,One guitar~Happy Valentine's Day】は、ラブソング特集で構成する予定となっている。
Photo by 渡邉一生
◎【chay's room vol.4 ~One mic,One guitar~】セットリスト
01 Twinkle Days / chay
02 12月の雨 / 荒井由実
03 笑えれば / ウルフルズ
04 True Colors / Cyndi Lauper
05 You Gotta Be / Des’ree
06 As Tears Go By / The Rolling Stones
07 糸 / 中島みゆき
08 私はいるよ / chay
09 together / chay
10 恋 / 星野源
11 運命のアイラブユー / chay
12 We Are Never Ever Getting Back Together / Taylor Swift
13 I Want You Back / The Jackson 5
14 あなたに恋をしてみました / chay
En1 それでしあわせ / chay
◎ライブ情報
【chay's room~One mic,One guitar~Happy Valentine's Day】
2017年2月13日(月)東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
<チケット>
料金:3,500円(tax in.)+1D
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