2017/01/26
X JAPANの封印された歴史を描く、ハリウッドが制作したドキュメンタリー映画『WE ARE X』。本作の日本公開日が2017年3月3日に決定し、ロンドンでも同日公開されることが発表されたほか、サウンドトラックの発売も決定した。
この情報は、1月25日にニコニコ生放送『YOSHIKI CHANNEL』にて緊急発表された。併せて日本版予告編映像も到着(https://www.youtube.com/watch?v=S8T1zFMeU7M)。X JAPAN待望の新曲「La Venus」が本作のテーマ曲として日本版オリジナルの予告編にも使用されている。サウンドトラックにはこの曲のアコースティック・ヴァージョンも収録されるほか、全キャリアの中でも特に重要な楽曲のライブ音源やスタジオ音源などが入り、映画公開と同日の3月3日にリリースされる。
YOSHIKIは番組で、数年前よりアメリカのエージェントから「X JAPANというドラマを映画にすべき」と助言されていたことを明かし、「そもそも僕はこの映画を作りたくなかったんです」と当時を振り返った。その理由について、「X JAPANのラストライブの映像化も、2年くらいかかったんです。あのライブを観返すのが本当に辛くて、チェックもできないような状態が続きました。だから、ラストライブの時でさえそうだったのに、今までのストーリーを語るなんて考えただけでゾッとした。だからこの映画も同じで、制作に数年の年月が必要だったんです」と当時の心境を明かした。
それでも映画化の決心がついた理由としては、「Xのストーリーは、日々生きるのが辛いと思っている人や死んでしまいたいと感じている人を救えるんじゃないかと言われたんです。それで、じゃあ作ってみようかなと思えたんです」と話したYOSHIKI。オスカー受賞歴もある海外のスタッフ陣が集結し制作された本作だが、「X JAPANの歴史があまりにもすごい内容だったから、はじめはみんな本当だと信じられなかったみたい(笑)。最初は、やっぱりしんどくてあまり上手くしゃべることができなかった。だけど、だんだんと心を開いていけた」と振り返っていることからも、スタッフや監督との信頼関係を築きながら作り上げた作品だということが伺える。
なお、本作はアメリカでは既に公開され、2016年1月に行われた【サンダンス映画祭】では最優秀編集賞を受賞。YOSHIKIは約20以上の映画祭を周ったといい、本作について「僕は映画祭を含め10回以上はこの映画を観ているけど、観るたびに涙の量が増えていった」と語り、「上映後に舞台挨拶するときは、メイクが落ちてしまって大変だった(笑)」とお茶目なエピソードも披露した。
日本での劇場前売り券は1月28日から発売。劇場限定特典には「海外版ポスタークリアファイル」(数量限定)が付く。
◎リリース
オリジナル・サウンドトラック『WE ARE X』
2017/03/03 RELEASE
<2CD>SICP-31050~1
※2月8日よりiTunes storeにて先行予約開始。
予約するとアルバムより「La Venus」がダウンロード可能。
<収録曲>
1. La Venus(Acoustic Version)
2. Kurenai(The Last Live)
3. Forever love
4. Piano Strings of Es Dur
5. Dahlia
6. Crucify My Love
7. Xclamation
8. Standing Sex(Live RETURNS)
9. Tears
10. Longing / Setsubo-no-yoru
11. Art of Life -3rd Movement-
12. Endless Rain(The Last Live)
13. X (The Last Live)
14. Without You(Unplugged)
Japan Bonus Track
1. Rusty Nail (DAHLIA TOUR FINAL ~無謀な夜~)
2. Forever love(The Last Live)
◎公開情報
映画『WE ARE X』
2017年3月3日(金)ロードショー
(C)2016 PASSION PICTURES LTD.
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