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2017/01/18

まさにこれまでの集大成! ザ・チェインスモーカーズの新曲「パリ」(Song Review)

 「ドント・レット・ミー・ダウン feat.デイヤ」(8位)、「クローサー feat.ホールジー」(10位)の2曲が、2016年の年間チャートTOP10にランクインする大ヒットを記録した、ザ・チェインスモーカーズ。両曲が収録されたEP盤『コラージュ』(2016年11月4日発売)は、全米アルバム・チャート6位、ダンス・チャートでは初のNo.1デビューを果たし、フィービー・ライアンをゲストに迎えた最新シングル「オール・ウィー・ノウ」も、主要各国でTOP10入りするヒットを記録している。

 2017年2月13日に開催予定の【第59回グラミー賞】では、<最優秀新人賞>にノミネートされている、ザ・チェインスモーカーズ。グラミー初受賞が期待される中、彼らの2017年第一弾シングル「パリ」が、1月13日にリリースされ、前日12日に公開されたリリック・ビデオが、公開5日間で2000万再生回数を記録していて、ツイッターやインスタグラムなどのSNSでも、高い評価を受けている。

 「パリ」は、12週のNo.1をマークした大ヒット曲「クローサー」に通ずる、メロウな感覚を取り入れた、ザ・チェインスモーカーズらしいエレポップで、フィーチャリング・ゲストとしてクレジットされていないが、サビで「ショウ・ゼム・ウィー・アー」を連呼する女性ヴォーカルは、ニューヨーク出身の24歳、シンガーソングライターのエミリー・ワーレンだ。2015年には、ザ・チェインスモーカーズ&トライトーノル名義でリリースしたシングル「アンティル・ユー・ワー・ゴーン」に、ゲスト・シンガーとして参加している。

 2014年にリリースした、彼らのブレイク曲「#セルフィー」と比べると、曲調も雰囲気も大きく変化を遂げていて、フロア向けというよりは、部屋や車内でまったり聴きたいようなナンバーを、ここ最近はヒットさせているが、新曲「パリ」は、「ローゼス」(2015年)や「クローサー」(2016年)などの要素を取り入れつつ、これまでの集大成とも言える仕上がりになっている。2017年も、ザ・チェインスモーカーズの躍進は止まらない。


Text: 本家 一成

◎「パリ」リリック・ビデオ
https://youtu.be/RhU9MZ98jxo

◎リリース情報
「パリ」
ザ・チェインスモーカーズ
2017/1/13 RELEASE
デジタル配信
https://goo.gl/twhZvU

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