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2017/01/12

ディズニー映画最新作『モアナと伝説の海』日本版声優が発表

 『アナと雪の女王』、『ズートピア』に次ぐ、ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の日本版声優が明らかとなった。

 本作は、海に選ばれた少女モアナが、海と“ある出会い”をしたことで、愛する人々を救うべく世界を救う冒険に挑むストーリー。相棒としてモアナを支え、一緒に冒険をする伝説の英雄“マウイ”の声を演じるのは、歌舞伎俳優の尾上松也。声優初挑戦にして、神に与えられた巨大な釣り針でどんな生き物にも姿を変える変身の達人で、冒険のカギを握るキャラクターを演じる。また、モアナを見守り、モアナの運命を導く道しるべとなる“タラおばあちゃん”の声を演じるのは、ディズニー・アニメーションの声優初挑戦の夏木マリ。マウイとタラおばあちゃんは、セリフのみならず歌も歌う非常に難しい役柄のため、尾上と夏木を起用したとディズニー担当者は語っている。

 モアナを支える仲間たちの日本版声優が発表される中、まだ発表をされていない主人公モアナ役の声優にも注目が集まる。尾上は「ようやくご本人にお会いさせていただいた時は鳥肌が立ちましたね。まさに“日本のモアナ”というくらい見た目も雰囲気もモアナそのもの。アメリカ(字幕版)のモアナ役の声優の方と同様に、ピュアな感じと透き通る歌声!」と大絶賛。モアナの歌声を聴いた夏木は「素直な声の中に色々な質の音があって、羨ましかったです。本当に素敵でした」と語り、モアナ役を射止めたのは果たして誰なのか、期待が高まる。今回の発表とともに夏木マリ、尾上松也よりコメントも届いた。『モアナと伝説の海』は2017年3月10日より公開。


◎夏木マリ(タラおばあちゃん役)コメント全文
おばあちゃん役は大好き!ディズニー・アニメーション作品でおばあちゃんの役があったら参加したいと思っていました!私は南の島には縁がなかったのですが、夏に突然ハワイに行きたくなったんです。帰った途端に今のお話が来て、モアナに導かれたと思いました。タラおばあちゃんはモアナを導いていくキーパーソンで、傷付いたり、悩んでいるモアナの背中をそっと押してあげる存在です。収録中は、モアナに話しかけるように歌いました。自分で作った歌は自分のメッセージがありますので自分なりに歌うわけですが、キャラクターのある歌はキャラクターの心の叫びや喜びを歌で表現しなければいけないので、難易度は高いと思いますね。この映画は海のお話なのですが、このお話で描かれている海は南の島だけではなくて、私たちが生きている世界そのものだと思います。現代を生きている人たちに観て欲しい作品になっています。冒険をして自分の心に素直に生きていく、そんなテーマが含まれているので是非ご覧いただきたいと思います。

◎尾上松也(伝説の英雄マウイ役)コメント全文
本当に嬉しい!僕の幼少期はディズニー無しでは語れないです。俳優というお仕事をしていますので、いつかディズニー・アニメーションの声優が出来たら最高だなとずっと思っていましたので、夢が叶った気持ちです。歌舞伎は様々なお芝居の中でも、色々な出来事を誇大に表現する技法を使います。吹替というお仕事は初めてでしたが、自分が動かず、動いているキャラクターに声を吹き込んで命を与えるお仕事ですので、そのキャラクターの気持ちを作って演じるという点では、根本的なところで一緒だと感じました。ただ、普段の歌舞伎や俳優のお仕事と違う点は、相手が目の前に居てその相手との掛け合いを想像しながら演じますが、吹替というお仕事は1人で画面を見ながら、自分がその状況に居ることを想像して演じることは初めての経験でした。モアナやマウイの葛藤は大人も共感できると思います。なにかを成し遂げたい、なにかを超えたい、乗り越えたいけどその一歩が踏み出せない人はたくさんいると思いますので、それを踏み越えるにはどうしたらいいのか、その先にはなにがあるのか、この作品を通じて感じることが出来ると思います。観る人の世代も性別も問わない作品だと思います。

◎公開情報
『モアナと伝説の海』
2017年3月10日(金)全国ロードショー
ウォルト・ディズニー・ジャパン
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