2月7日、8日の2日間、大阪・フェスティバルホールにて、森俊之、亀田誠治、佐橋佳幸という当代きっての音楽プロデューサーであり、日本のミュージックシーンに欠くことのできないプレイヤー/アレンジャー3人による“森亀橋”がプロデュースした一夜限りの饗宴、【森亀橋 presents Your Songs,Our Songs powered by FM COCOLO】の開催が決定した。

 

　このイベントは、2007年11月、大阪城ホールに12,000人を集め、当時、3人から添えられたコメントには下記のような言葉が綴られていた。「音楽の魔法に魅了され、それを生業とし、今を生きる1960年代生まれの僕らが革新者たる先輩方に敬意を表しつつ、才能あふれる後輩たちとの出会いにときめきつつ、これから綿々と続いていくであろう音楽のDNAコラボレーションとプロデュースするにあたり・・・」。ステージで繰り広げられたのは世代や表現スタイルを超越したまさにその言葉を体現した内容で、会場全体を歓喜の波が包み込んだ。あれから10年・・・。移り行く時代の中で私たちが暮らす日本にも、そして音楽をとりまく環境にもさまざまな変化が生まれ、いろんな出来事があった。3人の音楽家がいま、必要だと想うことは!?未来のミュージックシーンに描くビジョンは!?再び結集し、その回答を彼らが生業とする音楽で提示する。

 

　以下、森俊之、亀田誠治、佐橋佳幸よりメッセージが届いている。

 

　Message from 森俊之
　2000 年に産まれた子が、もう17 歳になる年です。 17 歳と言えば最も多感な時期です。 好きな音楽に耳を傾け、ある時は歌い、踊り、涙し、ある時は力をもらい。 僕たち森亀橋の3人が17歳の頃も今の17 歳の人達と変わらず同じでした。そんな普遍性は、音楽の持つ力ひと言えます。 かたや日本のポップ・ミュージク、 一夜にして全が出来上っわけではなく、各国の音楽がそうであるよに、やはりルーツを持ちます。日本のあらゆるジャンル音楽を紐解いてった時、今の60～70代の偉大な音楽家方々が道を切り開き、下世代はその道をリスペクトしながら、そして良い意味でか外れみたりも切磋琢磨の末、新しい音楽が生まれてきたのではなょうか？まさにその繋がっている道を再確認しながら、我々3人から見た「上世代、同世代、下世代」という三世代のミュージシャンの方々に、世代やジャンルを越えてコラボレートしていただき、日本のポップ・ミュージックって「実はこんなにも深くて、底抜けに楽ししくて、やっぱり素晴らしい！」ってことを 皆さんと共有できたら、もしかしたら何か新しい道を作れるかもしれません。 まぁ、そんな大れたことはともかく、純粋に音楽の持つ力にワクワクしますよね！そのために、音楽や歌の持つより深いところをフォーカスし、敬意と愛情とシンパシーを持って、素晴らしいポップ・ミュージックをお聞かせできるよう、我々3人はベストを尽くします。どうぞ、お楽しみください！

 

　Message from 亀田誠治
　誰にでも、自分の真ん中で鳴っている大切な音楽があると思います。僕にとっては、70年代にラジオから聞こえてきた音楽がそれにあたります。今でもあの頃聞いたメロディーや歌声が、ふとした瞬間に蘇ります。そして、どんな音楽にもその音楽を生んだルーツミュージックがあると思います。J-POPでは、日本古来の音楽から進化したもの、西洋の音楽を模倣したもの、何かの拍子に突然変異したもの、それらがお互いに影響しあって、J－POPならではの素晴らしいオリジナリティーを生みました。そんなオリジナリティーあふれる音楽を生み出した先輩アーティストと、そのアーティストの音楽を心からリスペクトする次世代アーティストを、今の時代にもう一度つなげて、一つの場所で一緒に音楽を奏でることができたらどんなに素敵なことでしょう。これこそが、未来の音楽のためにとても大切なことではないかと思い、僕らはこのコンサートの開催を考えました。発起人は、佐橋佳幸さん、森俊之さん、そして僕、亀田誠治の３人。僕らはミュージシャンであり、アレンジャーであり、プロデューサーでもあります。そんな僕らもリスペクトの気持ちで繋がっています。何より、僕らは素晴らしい音楽と、素晴らしいアーティストを愛してやみません。このコンサートを通じて、世代を超えて、ジャンルを超えて、音楽の糸を縦横に紡いでいければと思います。みなさんのご参加を心からお待ちしています。

 

　Message from 佐橋佳幸
　昨今のカバーブームに食傷気味の音楽愛好家の皆さん・朗報です！10年振りの”森亀橋イベント”は、ロックンロール誕生以降の欧米音楽を巧みに取り入れながら、日本のポップスシーンにおいて独自の道を切り開き、今尚、刺激的な作品を提供し続けている”偉大なる先達”をお迎えして、21世紀の日本の音楽シーンを担う”後進たち”が彼らへのリスペクトを表現し＆且つ競演する、野球に例えるなら”オールスター戦と名球会戦がいっしょになっちゃった”ような、夢のセッションをお届けいたします。謂わば、楽曲への想いだけでなく?ファウンダーその人へのリスペクトを込めた”感謝祭”であります。一見”意外な組み合わせ・取り組み？”もございますが、我々三人とFM802&COCOLOのスタッフによるリサーチと、僕らの音楽愛を具現化した試みとご理解頂ければ幸いです。尚、本コンサートは、出演者の皆さんのパフォーマンスと楽曲の素晴らしさを存分に味わって頂けるよう、今では世界中で当たり前のように使用されている、最新のデジタル音楽機器を駆使した”自動同期演奏”の類は一切使用せず、”森亀橋（キーボード・ベース＆ギター）＋河村カースケ氏（ドラムス）四人による、シンプル＆オーガニックな伴奏（もちろん生演奏）のみ”で、お聴かせする予定でございます。巷にあふれる暑化粧気味のサウンドや、テーマパークのアトラクションのような過度の演出など無い、音楽家が音楽を歌い奏でるだけの一夜限りの特別な夜を、大阪の皆さんと楽しむことができたら?と思っております。

 

◎公演情報
【森亀橋 presents Your Songs,Our Songs powered by FM COCOLO】
2017年2月7日（火）、8日（水）
会場：フェスティバルホール
各日共18:00開場/19:00開演
チケット：7,800円（全席指定/税込）※未就学児童入場不可

 

出演アーティスト：
森亀橋バンド 森俊之(Key)/亀田誠治(B)/佐橋佳幸(G)/河村”カースケ“智康(Ds)
2/7(火)：片平里菜/岸谷香/GLIM SPANKY/トータス松本/ TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)/
仲井戸”CHABO”麗市/MANNISH BOYS（斉藤和義/中村達也）/miwa
2/8(水)：さかいゆう/佐藤千亜妃（きのこ帝国）/田島貴男(ORIGINAL LOVE)/Chara
中納良恵(EGO-WRAPPIN’)/吉田美奈子...and more

 

主催・企画制作：FMCOCOLO
協賛：ECC
後援：FM802
料金：7,800円（全席指定/税込）※未就学児童入場不可
チケット一般発売日：1月28日（土）
お問い合わせ：キョードーインフォメーション0570-200-888