2016/11/14
名古屋発アイドルのチームしゃちほこが、路上デビュー5年目に5公演で5万人を動員する大箱ライブ計画“VICTORY YEAR ROAD to 笠寺”の4公演目となる【colors at 横浜アリーナ】を11月13日に横浜アリーナで開催した。
この日は9月に発表となった安藤ゆずの卒業、そして5人での新たな船出がテーマとなっており、メンバーが最初のスタッフミーティングから参加し、セットリストや衣装を含め、意見を出し合いながらスタッフと作り上げたライブとなった。彼女たちのライブらしく、1曲目から全力でメンバーも観客も盛り上がる。「トリプルセブン」、「そこそこプレミアム」、「OEOEO」とライブ定番とも言えるアップテンポなナンバーを出し惜しみせずにたたみ込むと、「みんなのところに行くよー!」という掛け声とともに、5人は客席へ四方八方へと散らばり「大好きっ!」や「乙女受験戦争」など客席の中で3曲を熱唱。センターステージで披露した「ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ」ではマイクスタンドを足でキャッチするアクションを入れるなど、随所にいつもとは違った振り付けでファンを魅了していく。MCを挟み、等身大の彼女たちを歌った「夢の途中」を歌い終えると、小さな女の子がステージでピアノを奏で、それに合わせて事務所の後輩であるスターダスト3Bjuniorなど総勢29人が登場。チームしゃちほこの5人はパレードにちなんだ白をベースとした衣装に着替え、「パレードは夜空を翔ける」を披露した。バックダンサーたちがフラッグを掲げるなどして壮大なステージを見せる。
続いてのMCパートでは9月29日に卒業した安藤ゆずについてコメント。
「復帰する日を心待ちにしてましたが、9月29日、ステージをおりました。これからゆずは、私たちを見守る側として、そして私たちは見送った仲間の思いを胸にこのまま、突き進みます。現実にサプライズはそうそうなく、今日ゆずは来ません。だけど、今日は6人で歌います。」
そう話すと、8月31日の日本武道館のアンコール後にメンバーの意思で急遽パフォーマンスし、そのまま横浜アリーナ公演のタイトルにまでなった「colors」、安藤ゆずがメインとなったユニット曲「私がセンター」、「抱きしめてアンセム」の3つを続けて披露した。会場はピンク色のペンライトで包まれ、6人に向けて大歓声を送った。
3曲を歌い終わると秋本は「これからのしゃちほこは5人になります。でも、これまでと変わらず一生懸命頑張りますので、よろしくお願いいたします!」と大きな声で叫び、5人は深く頭を下げた。
アンコールになるといつもの出囃子とともに、ファースト・アルバムに収録された「よろしく人類」からスタート!続いて「BASYAUMA ROCK」を力強く歌った。
「嬉しい告知があるんです!」と秋本が切り出すと、伊藤千由李の口から待望のセカンド・アルバム『おわりとはじまり』が2017年2月22日に発売されることが発表された。
この日の公演について、メンバーは
坂本遥奈「次はもうガイシホール! びっくりじゃない?地元のガイシでは、1万人の目標に向けて頑張ります! 今日はいつもと違うかっこいいしゃちほこが見せられていたら嬉しいです!」
咲良菜緒「初めての横浜アリーナ! 広いし、すごいアーティストさんがやるイメージがあるから、すごい嬉しい! メンバーの意見が入った、やりたいことをやらせてもらえたライブ。みんな楽しんでくれてよかったです!次のガイシでは名古屋に来てくださいね!」
伊藤千由李「メンバーだけじゃなくて、お客さん、スタッフ、そしてゆずと、皆がいたから作れたステージでした。チームしゃちほこのライブはみんなの気持ちが1つになった、すごいライブだなって思いました。これからも、チームしゃちほこのライブを楽しもうね!」
大黒「今日はいろんな人が参加して作ったライブ!参加してくれた3Bジュニアのみんな、桜エビーズ、仙台営業所、沖縄営業所、名古屋営業所のみんなもありがとう!
ガイシは横アリ以上に、盛り上げます!」
秋本「こんなにワクワクしたライブは初めてでした!ステージに出た時からたくさんのお客さんがいてすごく嬉しくて!本当にありがとうございました!
みんなでゆずのことを送り出すことができたのもよかったです。
次はずっと目標にしてきたガイシホール!1万人の笑顔で埋め尽くすから!楽しみにしててください!」
5人が感謝のコメントをすると、「私たちの今の気持ちを歌った曲です」といい「マジ感謝」をファンに届け、安藤ゆずが卒業して以来5人で初の大箱ライブとなり、そしてメンバーが一から作り上げたこの日の公演は終了した。
◎リリース情報
2nd ALBUM『おわりとはじまり』
2017/2/22(水) Release
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