2016/09/07
松崎しげる主催の音楽フェス【松崎しげるプレゼンツ「黒フェス2016-しげる祭り- 白黒歌合戦」】が、2016年9月6日に東京・豊洲PITで開催され、松崎をはじめ中川翔子、May.J、奥田民生、ももいろクローバーZら9組の豪華アーティストたちが約3000人の観客を魅了した。
昨年同様、“ク(9)ロ(6)”という語呂合わせから日本記念日協会に「松崎しげるの日」として認定された9月6日に行われ、今回が2回目となった【黒フェス】。持ち前の歌唱力と定評のある声質を武器に活躍する実力派シンガー・宮脇詩音のオープニングアクトで華々しく幕を開け、MCの伊津野亮と岡副麻希という色黒の2人が登場すると早くも大盛り上がり。さらに、MCの呼び込みにより松崎が登場すると、大きな歓声が上がった。松崎は「今年もやって来たぞーー! 嬉しいね!! ここにアーティストが集まってくれることが本当に嬉しい」と喜びを語り、「それでは皆さん! 黒フェス始まるよー!!」と高らかに開会を宣言した。
注目のトップバッターは黒組の中川翔子。「【黒フェス】行くぜー!」と叫びながら登場し、代表曲である「空色デイズ」で観客の心を掴んだ中川は、立て続けに新曲「十六夜の月に舞え」と「ドリドリ」を熱唱。かわいらしい外見とは裏腹なのびやかで力強い歌声で、魅力的なパフォーマンスを見せた中川は「とてつもなく幸せです。松崎さまはスーパーブラックGODです。末代まで松崎家に感謝したいと思います」と興奮冷めやらぬ様子で感想を明かした。
続いて、白組からものまね界の白いプリンス・青木隆治が登場。「かもめが翔んだ日」「壊れかけのRadio」「even if」などそれぞれのアーティストなどに扮してものまね40連発を披露。高いものまねのクオリティで圧巻のステージを見せた青木は「気持ちいい! 帰りたくないですね」と心境を告白した。
白組2番手のMay.Jは、ダンサーと共に登場して「Garden」「So Beautiful」を歌い、幅広い魅力が伝わるステージングを。そして、「Let It Go EDM MIX」では、会場が一体となって興奮と楽しさが増幅していくステージとなった。May.Jは「男性の方が多くてびっくりしました。ノリも120%で(笑)」とコメントし、笑顔でステージを後にした。
白組ながら色黒で唯一松崎に対抗できるクリス・ハートは、持ち前の甘い歌声で「I LOVE YOU」「Still Loving You」をドラマティックにしっとりと歌い上げた。歌唱後、「こういうライブハウスで歌うのは久しぶりで……熱いね~! そんな中でバラード歌ってごめんね(笑)」と話し、「黒組かと思ってたけど」とジョークを飛ばして笑いを誘った。
白組の最後は音楽シーンをけん引し続ける奥田民生。奥田が登場すると、会場の盛り上がりは一気に最高潮に。奥田がギター一本で「恋のかけら」「イージュー★ライダー」を披露すると、観客も楽しそうに身体を揺らし、手拍子を打ちながら音を満喫。そんな中、「皆さん、寝てていいですよ。休憩しててください」と言って笑いを誘いながらも、「The STANDARD」を情感たっぷりに歌い上げて感動を呼ぶ一幕も。ほか、「風は西から」「さすらい」を熱唱してステージを後にした。
松崎との親交が深く、黒組での参戦となったももいろクローバーのステージでは、「Overture」からモノノフ(ももクロファン)たちが大興奮。熱気があふれる中、登場したメンバーは「ザ・ゴールデン・ヒストリー」「マホロバケーション」をパフォーマンス。MCでは「いつも松崎さんには本当にお世話になっていて、ここで恩返しができたらと思っています」と意気込みを明かす。さらに「モノクロデッサン」「サラバ、愛しき悲しみたちよ」を披露したあと、最後は「行くぜっ!怪盗少女」で締めくくり最高の盛り上がりを演出した。パフォーマンス後、メンバーたちは「こんなすごい熱さは、まさにしげるちゃんを表していると思います。この後も盛り上がってくれたらうれしいです!」とにっこり。
黒組3番手、アニソン界の帝王・影山ヒロノブは「WE GOTTA POWER」「牙狼~SAVER IN THE DARK」「CHA-LA HEAD CHA-LA」の3曲を熱唱。耳なじみのある曲とパワフルな歌声で圧巻のアクトを披露し、観客たちをさらに熱狂させた。影山は「こんなに盛り上がってるのを目の当たりにして、本当に感動しました」とコメント。
黒組の最後で大トリを飾ったのは、満を持して登場した松崎しげる。コラボした虹色オーケストラの「恋愛裁判」の後に登場した松崎は、「愛のボラーレ」で観客の心を鷲掴みした後、「夢で逢えたら」で、ももいろクローバーZとサプライズコラボを披露すると、会場はこの日最高の盛り上がりを見せた。さらに、この日発売となった新曲「からくりピエロ」を歌い、ラストは「この曲歌わないと終われないよね(笑)」と、「愛のメモリー」を。圧倒的な存在感と豪華絢爛なステージングで飾った松崎は、ステージを彩ったゲストたちを呼び込み、最後は全員で今年の【黒フェス】を締めくくった。
◎【松崎しげるプレゼンツ「黒フェス2016-しげる祭り- 白黒歌合戦」】
2016年9月6日(火) ※日本記念日協会認定「松崎しげる」の日
東京・豊洲PIT OEPN 17:00 / START 18:00
出演:松崎しげる、青木隆治、奥田民生、クリス・ハート、中川翔子、May J.、ももいろクローバーZ、虹色オーケストラ、
宮脇詩音(伊藤美裕、竜馬四重奏、澤田かおり/場外ステージ)
出店:日本橋たいめいけん、ヤマサ醤油「鮮度の一滴グルメだれ」レシピ、ビィズ・ショコラ、アイ・オー・データ機器
JOY SOUND等/15:00~
MC:伊津野亮、岡副麻希
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
SEVENTEENが癒し&傷を表現、日本4thシングル『消費期限』コンセプトフォト
2
<インタビュー>三代目 J SOUL BROTHERSがアルバム『ECHOES of DUALITY』をリリース――“三代目だからこそ”見せられるグルーヴと制作で見つけた自分たちの役割
3
King & Prince、新曲「WOW」MVプレミア公開へ向けティザー解禁&YouTubeライブ実施
4
サザンオールスターズ、2025年1月より全国アリーナ&ドームツアー開催 その名も“THANK YOU SO MUCH”
5
【ビルボード】超特急『AwA AwA』18.5万枚でシングル1位、自身最多セールス記録&7年半ぶり首位デビュー
インタビュー・タイムマシン
注目の画像