2016/09/05
Aqua Timez、HY、ASIAN KUNG-FU GENERATION、カーリー・レイ・ジェプセンらが9月3日に行われた【RockCorps supported by JT 2016】に出演し、圧巻のパフォーマンスを披露した。
【RockCorps】とは、4時間のボランティア活動をするとライブに参加できるという新しい形の社会貢献活動。午前中には最後のボランティアイベントが福島市内の農地にて行われ、大黒摩季がサプライズで登場した。大黒は「これから合流させていただきます!頑張ります!」と挨拶をすると「大好きなんですよ、農作業!自宅のベランダでもいろいろ育てているので!」と意気込み、さっそくキャベツの苗植え作業に加わった。農作業好きと公言するだけあり、参加者に土の盛り方をレクチャーする一幕もあった。その後、福島県PR ステージに出演した大黒は、まず、震災直後に訪れた際に見た閑散とした福島の状況をについて触れ、「昨日福島に来て、タクシー、バス、人がいっぱいいて、それだけで涙が出てしまった。」と福島に対する思いを述べた。ステージでは3曲を披露し、最後の一曲「ら・ら・ら」では、「みんなで一緒に歌おうよ!これからもRockCorpsが続くようにさ!」とPR ステージの応援に駆け付けていたセレブレーションMC の高橋みなみとやまだひさし、福島県の内堀雅雄知事も巻き込み、観客との掛け合いも織り交ぜながら、会場を大いに盛り上げた。
続いて、14時からは【RockCorps】を締めくくるライブイベント“Celebration”が幕開け。会場には本年のボランティア参加者4,077名が集結した。オリジナルTシャツを身にまとい、一緒にボランティアイベントに参加した仲間との再会を喜び合う来場者も多くいた。MC を務める公式アンバサダーの高橋みなみが登場すると、観客からより一層大きな歓声が起こった。高橋みなみは「(観客も皆)同じT シャツを着ているので、ただいま感があって最高!」と興奮気味にコメントし、さらに「今日はハメを外して、汗だくになって帰ってください!」と、観客に対しこの特別な日を楽しんでほしいと想いを語った。
セレブレーションのトップを飾ったのは、Aqua Timez。ステージに登場し、1 曲目に大ヒットソング「虹」を披露すると、会場は一気に観客の熱気に包まれた。ボーカルの太志は「ボランティアと音楽は決して人を一人にしない。だから、皆を一つにするために今日は来ました。」と今回参加した【RockCorps】への想いを熱く語った。途中、メンバーらは「古民家再生のボランティアに行った時のタオルを持ってきたけど、(色々なボランティア活動の中で)一番きつかったらいしいね!(笑)どんなフェスのタオルよりも汚れていて、このタオルを見ると思い出すよ!(笑)」とコメントし、今回のイベントの思い出を満足げに語った。ケツメイシのDJ KOHNO のパフォーマンスでさらに会場が盛り上がる中、次に登場したのは、沖縄から世界へ音楽を届けているHY。「福島の皆さん、ハイサーイ!」とメンバー全員が元気よく登場すると、観客からも「ハイサーイ!」と一気にHY らしい沖縄ムードへ。ボーカルの新里は「ボランティアは1 人だと大変なことでも、みんなが一つになればできないことはないよね。」とボランティアに参加した時の思い出を振り返った。次々と人気曲を披露していく中、「今日の観客は手の振り方にキレがあるね!ボランティアで草刈りした成果が表れている!」と笑いをとり、会場のボルテージを更に盛り上げた。
続いて、ASIAN KUNG-FU GENERATION が登場。冒頭から「Re:Re:」「振動覚」「リライト」を一気に披露すると、観客は手を挙げて音楽に乗って、熱い盛り上がりを見せた。ボーカルの後藤は「ロックを始めようと思ったのが、僕らは結構遅くて。友達が貸してくれたCDがきっかけで。その友達が福島県出身で、勝手に(福島に対して)特別な思いを抱いています。福島になんか恩を感じているんです、僕。」と、福島との意外な繋がりを語った。本イベントのラストステージは、カーリー・レイ・ジェプセンが飾った。ミュージックビデオに日本で撮影がされたシーンがあることで日本でも有名になった「Run Way With Me」からライブがスタート。ステージ上を大きく動き回り、会場を盛り上げた。パフォーマンスの最後には、日本でも大ヒットとなった「Call Me Maybe」「I Really Like You」の2 曲を披露。「I Really Like You」では、大サビに入ると同時に、会場に銀テープが発射されると、会場のボルテージは最高潮に達した。最後に、「このライブを作ってくれて、そして盛り上げてくれて本当にありがとう!みんなのこと愛してるよー!!「I really like you!」」と最後の大トリの紹介をし、最高のメッセージと曲で本イベントを締めくくった。最後にステージに登場した高橋みなみが「改めて、皆とともにRockCorps に参加して、自分にもやれることがあるんだと実感しました。また会いましょう。」と、セレブレーションまでを振り返り、観客全員が“4時間のボランティア”という共通の経験を持つ本イベントは、他のイベントにはない一体感に包まれた中、幕を閉じた。
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