2016/08/26 12:57
2016年4月8日に10年在籍したAKB48を卒業し、本格的にソロシンガーとしてのキャリアをスタートした高橋みなみ。11名の超豪華アーティストから楽曲提供を受けたファーストソロアルバムを10月12日にリリースする。
2016年3月27日 横浜スタジアムで行われたAKB48卒業コンサートで、今秋のアルバム発売と、3人のアーティストからの楽曲提供は発表されていたが、ついにその全貌が明らかとなった。プロデューサーである秋元康の「高橋みなみとつながりのあるアーティスト、本人の才能をより引き出していただけるアーティストに楽曲を提供していただく」というコンセプトのもと制作が進められ、アルバムには全11曲+ボーナストラック計12曲が収録。本アルバムは、アイドルの枠を飛び越え、シンガー、アーティストとして新たなステージに向かう高橋みなみの様々なボーカルの魅力が伝わる、バラエティに富んだ楽曲がたっぷり詰まった充実度の高い作品となった。
豪華作家陣は、3月27日の横浜スタジアムで発表された、元プリンセス プリンセスの岸谷香、音楽番組『新堂本兄弟』で強い絆がある槇原敬之と高見沢俊彦の3名に加えて、高橋と交流のあるOKAMOTO'S、HY、ヒャダインこと前山田健一。そして、テレビ番組での共演でつながりが生まれた玉置浩二、真島昌利。さらに、高橋みなみが敬愛する中森明菜の楽曲を数々手がけた来生えつこ、来生たかお。また、90年代に女性ロックシンガーとして人気を集めた榊いずみ(橘いずみ)、海外からカーリー・レイ・ジェプセン、ビリー・スタインバーグ、ジョシュア・アレキサンダーからも共作で楽曲提供が実現。これ以上にないメンツが集結し、高橋の新たな出発を華やかに彩っている。
アルバムのリード曲、槇原敬之の「カガミヨカガミ」は、高橋のボーカルが映える、切れ味鋭いパワフルなビートのロックナンバー。槇原は、高橋のレコーディングディレクションを行い、コーラスでも参加。高橋のボーカルに対して「レコーディングで、僕の指示にガッツで応えてくれて言うことなしでした。期待以上でした。歌にかけるやる気を感じましたね。『新堂本兄弟』でコーラスをやってたときから、より一歩メインシンガーに成長したのを感じます。僕は、女性のシンガーで一番いいと思えるのって低音が歌える人なんです。彼女は、下に行くところもちゃんと歌えてかっこいいなと思いました」と、レコーディングでの感想を語っている。
岸谷香の「GIRLS TALK」は、キャッチーなガールズポップとしてアルバムに華を添えている。高見沢俊彦による「愛しくて恋しすぎて」は、切ない思いが伝わる高見沢ワールド全開のミッドチューン。玉置浩二が手がけた「ティンクル」は、キュートさ溢れるポップチューンで、アルバムにきらめきを与えている。
OKAMOTO'Sの「夢売る少女じゃいられない」は、ボーカルのオカモトショウ、ギターオカモトコウキの共作によるグルーヴィーなロックチューン。OKAMOTO'Sも、レコーディングの現場に立会い、急遽、高橋とともにコーラスで参加した。OKAMOTO'Sの4人は「もう少しキュートなところが出るのかと思いましたが、ここまでかっこよさが出ると思わなかった。難しい譜割がたくさんある中で、完璧に歌ってくれたので楽曲自体の魅力も一段と増しました」(オカモトショウ)「高橋さんの声と曲がハマっていて最高でした」(オカモトコウキ)「飛び入りでのコーラスがうまくいってよかったです(笑)」(オカモトレイジ)「僕らは普段4人一緒にブースで録ることがほとんどないので、5人でコーラスできて面白かったです。高橋さんの歌は、もう完璧です!」(ハマ・オカモト)と、高橋のボーカルを大絶賛。
また、真島昌利の「笑顔」は、温かいメロディのアコースティックナンバーとなっている。前山田健一が手がける「カツ丼 in da house」は、エレクトロニックシティポップという意外性を発揮。来生えつこ(作詞)、来生たかお(作曲)という強力タッグによる「アンバランス」は、切なさと哀愁感が響くスローチューン。カーリー・レイ・ジェプセン、ビリー・スタインバーグ、ジョシュア・アレキサンダーによる楽曲(タイトル未定)は、高橋みなみが日本語詞を手がけた爽快なメロディのポップソングとなっている。
榊いずみの「わたしの証明」はソリッドなロックチューンで、高橋の歌の力強さを印象付ける。HYの「いつか」は名嘉俊(dr)が手がけた、グルーヴ感溢れるサーフロックテイストのナンバー。ボーナストラックには、NHK Eテレ『いじめをノックアウト』いじめを考えるキャンペーンソングとして、「いじめを減らしたい」という空気を広げるために歌詞を募集、全国から集まった1,300の歌詞アイディアをもとに高橋みなみが作詞を担当、優しさに満ちた歌詞とメロディの「あの空」が収録されている。
◎高橋みなみコメント
私の幼い頃からの夢であるソロアーティストとして、初めてのアルバムが完成しました!
AKB48に入ってから10年、ソロデビューシングル「Jane Doe」(ジェーン・ドー)から約3年半、ようやくアーティストとしての新たな一歩を踏み出すことが出来ました。
このアルバムは、尊敬するアーティストの方々に楽曲を提供していただきました。
皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
まだまだ未熟ですが、今の自分に出来ることを精一杯出し切りました!
今までお見せしたことのない高橋みなみの新しい面を、1面ではなく11面お見せします!
アルバムタイトルは「愛してもいいですか?」
プロデューサーである秋元康先生に付けてもらいました。
10個ほどタイトル候補を送っていただきましてその1つめにあったのが今回のタイトルの
『愛してもいいですか?』です。
目に入った瞬間にコレだ!と思いました
意味深なこのタイトルを皆さんはどう受け取ってくれるのか。
受け取り手によって読み解く角度が変わるタイトルです。
アイドルとして、たくさんの経験をしてきましたが、レコーディングを通してこれまで自分でも出会ったことのない自分を感じることができ、まだスタートラインではありますが、今後の歌手活動の道がすこし見えた気がします。
「努力は必ず報われる」
この言葉を忘れずに歌手としても走り続けたいと思います。
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