2016/08/14
イーサン・ホークがチェット・ベイカーを演じる映画『ブルーに生まれついて』のメイン&サブ写真が公開された。
本作は、トランペット奏者でありシンガーのチェット・ベイカーが、ドラッグによるどん底からカムバックを目指した時期に焦点を当て、そこで経験した彼の苦悩や再生が描かれている。主人公のベイカーを演じるイーサン・ホークは、6か月に及ぶトランペットの集中トレーニングを受け、劇中では歌も披露。今回は、イーサン・ホークがトレーニングに打ち込む姿と、ムーディな雰囲気を醸し歌う姿の対照的な2枚の写真が解禁された。
また、イーサン・ホークは今回の役を演じるにあたっての思いを語っている。1950年代なかばにウエストコースト・ジャズの代表的存在となり“時代の寵児”と称されたべイカーについて、「僕が表現したかったのは、“悪い”仮面の下に隠された人間の姿だ。チェット・ベイカーに対する愛情が感じられなければ、彼を演じたりしない。もちろん修正を加えて美化したくもない。彼はたくさんの問題を抱えた人間だった。僕はそういう人物を、愛情を持って演じたかったんだ」と、ベイカーの人間としての弱さや良さを知った上で役を表現したいという想いを明かした。なお、本作は11月26日よりBunkamuraル・シネマ、角川シネマ新宿他にてロードショー。
◎公開情報 『ブルーに生まれついて』
2016年11月26日(土)よりBunkamuraル・シネマ、角川シネマ新宿他にて公開
監督・脚本:ロバート・バドロー
出演:イーサン・ホーク、カーメン・イジョゴ、カラム・キース・レニー
配給:ポニーキャニオン
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