2016/07/25
7月23日と24日 アメリカ・サンフランシスコのFORT MASON CENTERにて開催された【J-POP SUMMIT 2016】に、9人組ガールズグループ・東京パフォーマンスドール(通称TPD)が初出演し、海外のファンを魅了。その公式レポートが到着した。
今年で8年目を迎えた同フェスは、米国最大級の日本のポップカルチャーイベントの1つで、音楽、IT、テクノロジー、ファッション、映画、トラベル、フード、アニメ、アート、ゲームなど日本の最新コンテンツを幅広く全米/世界へ紹介する見本市。TPDはこれまでに、香港、台湾での海外イベントには出演しているが、アメリカは今回が初となった。
まずは、TPDomoとして同フェスのオープニングを務める。海外でも大人気のNHKマスコットキャラクター“どーもくん”とTPDのコラボレーションユニットで、NHK-WORLDを通して世界に日本の多彩な魅力を発信する本プロジェクトは、同フェスにぴったりの内容。歌やダンス、映像に日本文化を詰め込んだパフォーマンスが始まると、会場は瞬く間に満員となり、TPDomoと一緒に踊るファンで溢れた。
その後も、会場に設置されたNHK-WORLDブースにて、振付講座などのイベントも行い、英語が堪能なリーダー高嶋菜七のコミュニケーション力も相まって、多くのファンにチャーミングなTPDomoをアピールしていた。2020年の東京オリンピックに向け、更なる今後の海外展開に期待したい。
そしてTPDとしては、メインステージで約30分のライブステージを披露。シングル『逆光×礼賛』の戦闘モード漂う衣装で登場したメンバーは自身の代表曲「BRAND NEW STORY」や「DREAMIN’」、新曲「純愛カオス」(8/17発売)など全7曲をノンストップでパフォーマンス。10代の少女たちの全力パフォーマンスに、最初は様子を見ていた観客も、次第に体を揺らし始め、振り付けやコールで応戦し始める。MCを挟まずに、歌とダンスだけで見せるスタイル(ダンスサミット)は、クールで格好良いTPDと、キュートで愛くるしいTPDの2面を体感でき、時間はあっという間だ。高嶋が「サンフランシスコ最高~! また絶対に帰ってくるよ!」とシャウトすると、割れんばかりの歓声で会場は包まれ、初アメリカでのライブは大成功に終わった。
総じて、TPDomoの活動が本格的になるにつれ、TPDとしての振れ幅が広がり、相乗効果でそれぞれのパフォーマンスがより光り始めたように感じた。ぜひTPD、TPDomoの活動に注目してほしい。
◎イベント【J-POP SUMMIT 2016】
アメリカ・サンフランシスコFORT MASON CENTER セットリスト:
OP.Domobics -どーもびくす-
01.WE ARE TPD!! -type2-
02.BRAND NEW STORY
03.OVERNIGHT SUCCESS -Rearranged ver.-
04.Airport -Rearranged ver.-
05.逆光×礼賛
06.純愛カオス
07.DREAMIN’
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
<インタビュー>LiSA 全国アリーナツアーで決めた“戦い続ける”覚悟――今だから持つ自信と不安、そして至った新曲「QUEEN」
2
SEVENTEENが癒し&傷を表現、日本4thシングル『消費期限』コンセプトフォト
3
こっちのけんと「はいよろこんで」ストリーミング累計1億回再生突破
4
【先ヨミ・デジタル】Stray Kids『GIANT』がDLアルバム首位走行中 Sound Horizon/三代目JSBが続く
5
<インタビュー>Aile The Shotaが今考える、「リアル」で「ポップ」であるということ――より自らと向き合い、“J-POPSTAR”への道を固めた1stアルバム『REAL POP』
インタビュー・タイムマシン
注目の画像