2016/07/15
米ローリング・ストーン誌が“全時代通じて最も偉大なシンガーの一人”と称する、世界で最もダイナミックなフロントマン=スティーヴン・タイラーのキャリア初のソロ・アルバム『サムバディ・フロム・サムウェア』が、本日2016年7月15日にリリースされた。
“音楽の町”ナッシュヴィルで現地のミュージシャンたちと交流を深めて制作され、T・ボーン・バーネット(【グラミー賞】13回受賞)、ダン・ハフ(カントリー界を代表するプロデューサー)、マーティ・フレデリクセン(エアロスミス他を手掛ける)、ジャレン・ジョンストン(カントリー・ロック・バンドのメンバー)らと共同プロデュース。テイラー・スウィフトなどを擁するカントリー・レーベルからのリリースということで、“カントリー・アルバム”として注目と期待を集めていた。
収録曲は、もちろんカントリー調のものからロック・バラードやファンキーな曲まで様々となったが、スティーヴン・タイラーがそのワン・アンド・オンリーの声で歌うと、このアルバムについてのスティーヴン本人の発言通り、まさに「カントリー・ミュージックは新しいロックンロール」になっている。そして「カントリー・ミュージックは、リアルであることだ。そしてこのアルバムを理解すること以上にリアルなことはない」と言っていたことが納得できる。
アルバムにはエアロスミスの名曲「ジェイニーズ・ガット・ア・ガン」のダーク目なヴァージョンや、ジャニス・ジョプリンなどで知られる「心のカケラ」のカヴァーも収録されている。
7月2日からは全19公演の全米ソロ・ツアーがスタート。現地レポートによれば、『サムバディ・フロム・サムウェア』収録曲の他、エアロスミスのヒット曲「スウィート・エモーション」、「クライン」、「ジェイデッド」、「ドリーム・オン」なども披露しているそう。「バンジョーやチェロ、女性バックボーカルのおかげで原曲よりもメロウになったサウンドの上に、スティーヴンは衰え知らずの艶のある鮮やかな歌声を響き渡らせ、大合唱を巻き起こした。エアロスミスと比べるとエキセントリックさや激しさは控え目になっているものの、見事なハイトーン・ヴォーカルは健在だ。」と評されるライブも気になるところだ。
そして、ハードロック、ヘヴィメタル好きを公言し、8月17日に『-ふなっしー初監修のメタル・コンピレーションアルバム!- フナメタルロック』が発売となるふなっしーから、コメントが到着。「ふなっしーは青果実時代からどっぷりエアロ漬けの梨だったなっしー♪エアロを聴くとなんかいつも懐かしい気持ちになって昔の友達に連絡したくなるなっしなー♪人生の紆余曲折を経験したタイラーだからこそ表現できるノスタルジー感、そして何時までも自由な空気に包まれた歌声!これでまた青果実に戻っちゃうなっしー!」と話している。
◎「ラヴ・イズ・ユア・ネーム」MV
https://youtu.be/d0n40GVcj64
◎リリース情報
『サムバディ・フロム・サムウェア』
スティーヴン・タイラー
2016/7/15 RELEASE
2,600円(plus tax)
http://po.st/stal
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