2016/06/20
映画『アリス・イン・ワンダ-ランド/時間の旅』の来日記者会見が20日、東京都内で行われ、主演のミア・ワシコウスカ、ジェ-ムズ・ボビン監督ほかが登壇した。
本作は『不思議の国のアリス』のその後を、ティム・バ-トン監督が映画化した『アリス・イン・ワンダ-ランド』の続編。悲しい過去に心を奪われたマッドハッタ-(ジョニ-・デップ)を救うため、時間をさかのぼるアリス(ミア)の冒険を描く。
前作でアリス役に抜てきされた時はまだ無名だったが、その後6年間で女優としても成長したミア。今回は6年3カ月ぶりの来日となった。
再びアリスを演じた心境を聞かれると「前作はアリスが自分が誰かを見つける旅だったと思いますが、本作ではすでにいろいろな経験を重ねて力も自信もあります。私も前作を経ていろいろなことを学び、こういうタイプの作品に必要なことも、より深く理解することができました」とコメントした。
続けて「再び前作のキャストやスタッフともタッグを組むことができましたし、アリスの道のりと私の道のりがかぶっていたことは、今回の演技にもとても役立ちました」と明かした。
さらに、映画に込められたメッセ-ジについてミアは「アリスは最初、自分の過去を変えようとしますが、(対決する)タイムというキャラクタ-とのやり取りの中で、過去を受け入れていくこと、自分が誰であるかという思い、周りにいる大切な者を思う気持ちと共に、未来に向かうことを学びます」と説明した。
「自分自身が過去から学んだ経験は?」と質問されたミアは「自分にとって良い経験ではなくても学べることはあります。うれしくなかった出来事でもポジティブに捉えて未来につなげることができると思うので、それはすてきなことだと思っています」と話した。
この日の会場は、劇中のティ-パ-ティ-にちなんで日本のお茶会をイメ-ジしたセットが組まれた。ミアも「本当に美しいです」と感激しきりだった。
映画『アリス・イン・ワンダ-ランド/時間の旅』は7月1日から全国ロ-ドショ-。
(左から)プロデュ-サ-のスザンヌ・トッド氏、ミア・ワシコウスカ、ジェ-ムズ・ボビン監督
エンタメ OVO
関連記事
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像