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2016/06/17 17:00

自身初のTOP3入りも夢じゃない?! 全米チャート上昇中のザ・チェインスモーカーズ「ドント・レット・ミー・ダウン」(Song Review)

 ニューヨーク出身のEDMデュオ、ザ・チェインスモーカーズの新曲「ドント・レット・ミー・ダウン」が、最新の米ビルボード・ソング・チャート(6月25日付)で、登場17週目にして4位まで上昇するヒットを記録している。

 ザ・チェインスモーカーズは、2012年にシングル「イレース」でデビュー。当時は鳴かず飛ばずだったが、2014年にリリースした3rdシングル「#セルフィー」が、米ソング・チャートで最高位16位、ダンスチャートではNo,1をマークし、オーストラリアやスウェーデンではTOP3入り、フィンランドでは首位を獲得する大ヒットを記録し、ブレイクを果たした。

 そして、昨2015年10月には、念願のデビューEP盤『ブーケ』をリリースし、本作からの先行シングル「ローゼズ」が、米ソング・チャート最高位6位をマーク、アメリカでは自身初のTOP10入りを果たす快挙を成し遂げる(ダンスチャート首位)。その大ヒットを受けて、今年発売が期待される、デビュー・フルアルバムからのシングルが、今大ヒット中の「ドント・レット・ミー・ダウン」だ。

 「ハイド・アウェイ」がスマッシュヒットを記録し、2016年のブレイクが期待される、ピッツバーグ出身のシンガーソングライター、デイアをゲストに迎えたナンバーで、サビで聴かせる、彼女の突き抜けるようなヴォーカルが映える1曲。日本でもブレイクした「#セルフィー」のような典型的なEDMチューンとは異なり、トーンを落とした最新のトラップ・ソングに仕上がっている。制作はザ・チェインスモーカーズを中心に、ショーン・メンデスやフィフス・ハーモニーなど、ブレイク中の新人を手掛けるエミリー・ワーレンの名前もクレジットされている。

 そのザ・チェインスモーカーズの2人が、今年の8月に開催される【SUMMER SONIC 2016】に出演することが決定した。8月20日(土)に東京 QVCマリンフィールド&幕張メッセ、8月21日(日)に大阪 舞洲サマーソニック大阪特設会場に登場する。おそらく、大ヒット中の「ドント・レット・ミー・ダウン」も披露してくれるだろう。

 次週の米ビルボード・ソング・チャートでは、ジャスティン・ティンバーレイクの「キャント・ストップ・ザ・フィーリング!」を抜いて、自身初のTOP3入りを果たすかもしれない。Text by 本家一成

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