2016/05/31 19:00
『スター・トレック』という誰もが知る人気コンテンツを、壮大なスペクタクルとドラマティックなストーリーによって全く新しいSFアクション超大作シリーズへと塗り替えたJ.J.エイブラムス。2016年、最新作『スター・トレック BEYOND』の公開が決定していたが、日本公開日が10月21日に決定した。
『スター・トレック BEYOND』では、エンタープライズ号のクルーが宇宙の最果にある未知の領域を探索し、そこで彼らや惑星連邦の存在意義の真価を問う新たな謎の敵と遭遇する。製作のJ.J.エイブラムスに加え、監督を『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンが担当。脚本は前作に引き続き、スコッティ役として本作にも登場するサイモン・ペッグと共にダグ・ユングが務める。出演はお馴染みのメンバーが続投するほか、新キャストとして『007』の次期ジェームズ・ボンドとして呼び声も高いイドリス・エルバ、『キングスマン』(14)で義足の殺し屋ガゼルを演じ、華麗なアクションで魅了したソフィア・ブテラ、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(13)で既にジャスティン・リン監督とタッグを組み、その卓越したアクションが話題のジョー・タスリムが出演する。
また、5月20日(現地時間)にアメリカ・ハリウッドのパラマウント・スタジオにて開催された『スター・トレック』50周年を記念したファンイベントの全貌も明らかに。スタジオのサウンドステージ内に特別に作られた、宇宙艦隊の内部を模した会場には、世界各国からおよそ500人のファンが集結。招待客は、なぜ自分がこのイベントに参加するべきかを伝える50秒以内のビデオ映像を送るコンテストを経て選ばれた、正真正銘『スター・トレック』の大ファンたち。映画製作・出演側の参加者には、クリス・パイン、ザカリー・クイント、カール・アーバンらのキャストに加え、ジャスティン・リン、J.J.エイブラムスも登場。各々が作品への思いを語る中、J.J.エイブラムスは、キックスターターで資金集めをしたファンがYouTubeにアップした20分の映画『Prelude to Anaxar』とスタジオとの訴訟についても言及。ファンも『スター・トレック』の一部であり、これをスタジオ側に取り下げるよう説得したと話した。
また、7月20日(現地時間)に本作の世界プレミアが行われることも発表された。このプレミアは、世界初のアウトドアのIMAXスクリーンを使用、ライブのオーケストラの演奏により上映されるという。このファンイベントに参加した人々は、全員このプレミアにも招待されることが伝えられると、会場からは大きな歓声が沸き起こった。
そしてパラマウントは、2015年に亡くなったオリジナルのスポック役レナード・ニモイに敬意を表し、オリジナルの撮影が行われたステージ31のある通りを「レナード・ニモイ・ウェイ」と命名。ニモイの家族も招かれ、お披露目セレモニーが行われたほか、パーティー会場には、衣装や小道具などが展示され、キャストらも顔を出すなど、ファンにとって大興奮のイベントとなった。
(C)2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
◎映画『スター・トレック BEYOND』
2016年07月22日 全米公開
2016年10月21日 日本公開
製作:J.J.エイブラムス
監督:ジャスティン・リン
脚本:サイモン・ペッグ
出演:クリス・パイン、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、アントン・イェルチン、ジョン・チョー、イドリス・エルバ(新キャスト)ソフィア・ブテラ (新キャスト)、ジョー・タスリム(新キャスト)
配給: 東和ピクチャーズ
◎ファンイベント
5月20日(金)(現地時間)
開催場所:パラマウント・スタジオ
登壇者:J.J.エイブラムス、クリス・パイン、ザカリー・クイント、カール・アーバン、ジャスティン・リン
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