2016/03/22 17:00
ようやく春らしい陽気になり始め、音楽シーンでは新たな門出や生活、環境を迎える人々へ向けた応援歌が増えてくるこの季節。
古くは大事MANブラザーズ『それが大事』やウルフルズ『ガッツだぜ!!』など、日本の音楽シーンではこれまで数多くの応援歌が、常々ヒットチャートを賑わせてきた。中でも近年の代表的な1曲となれば、社会で奮闘する父を応援する力強い応援歌、FUNKY MONKEY BABYS『ヒーロー』を挙げる人は少なくないだろう。
今、そんな応援歌の系譜を受け継ごうとしている注目のニューカマーがいる。大阪出身の3人組ボーカルユニット“ベリーグッドマン”だ。彼らが注目を浴びたのは昨年、インディーズ時代に発表した楽曲「1988」を、当時広島カープに在籍していた前田健太投手が偶然発見。同郷の同い年ということで親近感を持ち、同曲の“マエケンバージョン”を試合の登場曲として使用していたのだ。
そんな彼らが自身のメジャーデビューを飾るかたちで今年の3月9日にリリースしたシングル『ありがとう~旅立ちの声~』は、Rover(vo,g,tp)が幼くして亡くした父親の残した“旅立ちの声”という手紙からもらった勇気と愛情を託したミディアムバラード。今年1月より全国ラジオ局でパワープレイに選出され、お笑い芸人 たむらけんじが初の父親役を演じたミュージックビデオ(https://youtu.be/_io_Poqi-QQ)も高評価を得るなど、音楽シーンでは俄然注目度が高まっている感動の応援歌となっている。
FUNKY MONKEY BABYS『ヒーロー』とは観点に違いがあるものの、父への感謝を題材にしている同曲と『ありがとう~旅立ちの声~』は共通項が多い。小気味よいラップパートと求心性の高いグッドメロディが融合したハートフルなサウンドはもちろん、男性3人組というグループ構成もその内に含まれるだろう。
しかもベリーグッドマンはメンバー3人全員がボーカルパートを担当していることもあり、美しい3色のハーモニーという武器を持っている。さらにはKis-My-Ft2やCODE-Vへ楽曲提供するクリエイターとしての才もと、総じて並々ならぬスキルを併せ持つ彼らが生み出した新たな名曲、それが『ありがとう~旅立ちの声~』なのだ。
なお、昨年春と秋に開催したツアーが共に大成功と、すでにインディーシーンでは名を馳せている彼らは、3月27日の鹿児島CAPARVO HALL公演よりメジャーデビュー以降では初のツアー【ベリーグッドマン“てっぺんとるぞ宣言”ツアー2016 ~超好感男の進撃~】を開催する。
日本列島を縦断するように北海道、新潟、宮城、広島、福岡、大阪、愛知、東京と巡っていくベリーグッドマンが、このツアーでどのように『ありがとう~旅立ちの声~』を響かせていくのかにも期待だ。
◎YouTube「“たむけん”が出演した感動のストーリー! ベリーグッドマン - ありがとう~旅立ちの声~ (Music Video)」
https://youtu.be/_io_Poqi-QQ
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