2016/02/08
20年5か月ぶりにオリジナルアルバムがオリコンTOP10入りし、大復活を遂げている中森明菜。2月24日にリリースする2016年第1弾シングル『FIXER ?WHILE THE WOMEN ARE SLEEPING-』の全貌が解禁となった
今回新たに収録される新曲のテーマは“春”。ポルノグラフィティの新藤晴一が作詞を手がけた作品で、異色のコラボで初の桜ソングシングルにチャレンジしている。「♪彼の海にたどり着け 揺蕩(ただよ)うまま 私を待っていて 桜…」と女心を切なくも暖かく歌った極上の桜ソングに仕上がっており、この歌詞をこれぞ“歌姫 中森明菜”と言える見事な表現で歌い上げている。
約4年間の音楽活動休止を経て、2年前に音楽活動を再開した当時の本人の作品は苦悩と病気との闘いの日々を切々と綴ったものが目立っており、自分ではどうにもならない苛立ち、焦り……でも、それを乗り越えようと頑張ろうという本人の想いが一つ一つの作品になっていた。しかし今作は、新たな音楽づくりを楽しんでいる感じが見受けられる。
今作は年末年始を返上してレコーディングが行われ、デビュー以来初めての“桜”をテーマにしたシングル作品へのチャレンジによって、さらなる飛躍を見せている。
50歳という節目の年を迎え、昨年末には6年ぶりのオリジナルアルバム『FIXER』を発売した中森明菜。そこからシングルカットされるタイトル曲「FIXER」は、2月27日に公開されるビートたけし、西島秀俊共演の映画『女が眠る時』(ウェイン・ワン監督=東映配給)のイメージソングとしてすでに注目されている。
中森明菜のオリジナル曲が映画楽曲になるのは、91年公開の角川映画『天河伝説殺人事件』で「二人静」が起用されて以来。既に公開に向けて予告編もスタートしている。なお、このシングルにはニューアレンジされたシングルヴァージョンが収録される。
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