2016/01/26
パニック!アット・ザ・ディスコが、『ある独身男の死(DEATH OF A BACHELOR)』で米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”初のNo.1を獲得した。ニールセン・ミュージック調べによると、1月15日にリリースされた同作品は初週19万枚相当を売り上げており、1位に初登場している。
“Billboard 200”チャートでは毎週、多次元的な消費に基づき最も人気のあるアルバムのランク付けを行っている。新しい2016年2月6日付チャート(パニック!アット・ザ・ディスコが初登場1位となった週)は、米ビルボード公式サイトで現地時間26日に公開される。
純粋なアルバム・セールスだけで16万9,000枚を記録した『Death of a Bachelor』は、パニック!アット・ザ・ディスコにとって週間セールスの自己最高記録となった。ちなみにこれまでの自己最高は、前作『プリティ。オッド。』が2008年3月30日締めのチャートで2位をマークした13万9,000枚だった。
パニック!アット・ザ・ディスコにとって今回の『Death of a Bachelor』は、『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!(Too Weird To Live, Too Rare To Die!)』(2013年に初登場にして最高位2位)、『悪徳と美徳(VICES & VIRTUES)』(2011年に7位)、『プリティ。オッド。』、そしてデビュー作『フィーバーは止まらない(A FEVER YOU CAN'T SWEAT OUT)』(2005年に112位初登場、その後2006年に最高位13位をマーク)に続く5作目のチャート・イン・アルバムだ。2005年10月15日付の“Billboard 200”チャートにデビュー作を初登場させて以来、およそ10年で初のNo.1アルバム獲得に至っている。
また、同新作からは既に、「ハレルヤ」(2015年5月に最高位3位)、「ビクトーリアス」(7位)、「裸の王様(Emperor’s New Clothes)」(5位)、「LAバンザイ(LA Devotee)」(15位)、そして「あまり良い思いさせないで!(Don't Threaten Me With A Good Time)」(10位)の5曲を“Hot Rock Songs”チャート・トップ15に送り込んでいる。
“Billboard 200”チャートはこの他、アデルの『25』が14万7,000枚(3%アップ)で2位、ジャスティン・ビーバーの『パーパス』も9万1,000枚(12%ダウン)で先週に続き3位に。デヴィッド・ボウイの『★(Blackstar)』は9万枚(50%ダウン)で首位から4位へダウン、トゥエンティ・ワン・パイロッツの『ブラーリーフェイス』は4万5,000枚(5%アップ)で変動無しの5位。続く6位には、4万5,000枚(内4万3,000枚が純粋なアルバム・セールス)を売り上げたキッズ・バップ・キッズ(Kidz Bop Kids)の最新アルバム『Kidz Bop 31』がチャートインしている。
その他トップ10は、ボウイの『Best of Bowie』(7位 4万3,000枚)、クリス・ステープルトン(Chris Stapleton)の『Traveller』(8位 4万1,000枚)、ザ・ウィークエンドの『ビューティー・ビハインド・ザ・マッドネス』(9位 3万4,000枚)、ブライソン・ティラー(Bryson Tiller)の『Trapsoul』(10位 3万1,000枚)という結果となっている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像