2015/12/28
4人組アイドルグループ チャオベッラチンクエッティが、9月からスタートした全国ツアー【LIVEツアー2015秋~THE STORY IS NEVER-ENDING~】のツアーファイナルを12月27日 東京・豊洲PITで開催した。以下、公式ライブレポート。
彼女たちの2015年は、事務所とレコード会社の移籍、THE ポッシボーからの改名、秋山ゆりかの卒業など、まさに激動の1年だった。岡田ロビン翔子、橋本愛奈、後藤夕貴、諸塚香奈実の4人は、今回のツアーで改めてチャオベラとして新たな一歩を踏み出し、その集大成となるライブをこのツアーファイナルで見せつけた。
ライブは、「True Hearts~ファンタスチック4~」からダンサブルにスタート。「なんじゃこりゃ?!」「乙女! Be Ambitious!」と勢いを上げ、後藤はソロ曲「Lovely! Lovely!」ではキュートなポップチューンを歌唱。4人は「なんかすんごい事もできそーだぞーう!」で楽しさを会場全体に振りまく。ライブ中のMCで岡田は「あっきゃん(秋山)元気かー?」と声を上げると、観客からも笑いが起きる。メンバーもファンも5人時代をいい思い出として胸にしまい、完全にふっ切りチャオベラとして次の章へに前進していることを印象付ける場面も見られた。
そして、4人は、2016年1月27日にリリースされる両A面ニューシングルから、元アンジュルムの福田花音が作詞した新曲「どうしよう、わたし」を初披露。これまでの彼女たちにはなかった、跳ねたビートのエレクトロチューンで大人っぽいカッコよさをアピールする。続けてハッピーなムードの「表参道」、しっとりとしたバラード「二子玉川」と、4人は様々なカラーの楽曲を歌っていく。
そして、両A面ニューシングルの新曲「一期一会」のMVが初公開され、曲の途中からメンバーがリアルに歌唱するという斬新な演出に観客も大歓声。どんなことがあっても歩いていくという歌詞のソリッドなロックチューンは、何度も苦境に立たされても這い上がってきたタフな彼女たちにぴったりのナンバーだ。ライブは、「さぁ来い! ハピネス!」「希望と青春のヒカリ」とアップチューンを披露し、会場の熱量はますます上昇していく。
諸塚のキャッチーなソロ曲「キャモン!」では、旗を持った彼女がセグウェイに乗って客席フロアを走り回り、観客から大歓声を浴びる。「全力バンザーイ! My Glory!」でさらに会場の熱量を上げた4人は、メロディアスなナンバー「愛しさを束ねて」でライブ本編を締めくくった。
アンコールでは、メンバーは「主食=GOHANの唄」アカペラで歌唱しきれいなハーモニーを聴かせる。ステージにはアコースティックの生バンドが登場し、「永遠ファイヤーボール」をバラードアレンジで歌っていく。バンドにサックスも加わり、岡田が「全力で愛してね」、橋本が「Do Me! Do!」を、普段とはひと味違うジャジーなムードで歌唱する。
MCコーナーでは、岡田から「すっごく楽しかった今回のツアー、延長することにしました!」と、2月5日から5月13日にかけて【チャオベッラチンクエッティLIVEツアー2016 ~続!!!!THE STORY IS NEVER-ENDING~】を開催することが告げられた。さらに岡田から、1月27日発売のシングル『どうしよう、わたし/一期一会』で「オリコンウィークリーチャート2位を狙っていきたいです!」という宣言も飛び出した。
最後は、フレッシュで躍動感溢れる「桜色のロマンチック」を歌唱し、会場を温かい空気に包み込む。そして、ボーナストラック的にワンマンライブ恒例となっている、ソロでラストのMCと1曲歌えるおみくじを橋本が引き当てる。メロディアスなナンバー「GOOD NIGHT SONG」を1番をソロで、最後は全員揃って歌唱し、観客の温かい歓声と拍手に包まれライブの幕は閉じた。
いろいろなことがあった1年を最高の形で締めくくったチャオベラ。抜群の歌唱力とパフォーマンス、観客を巻き込んでいくエンターテイメント力を兼ね備えた彼女たちが、2016年に大きく羽ばたいてく期待感たっぷりのライブとなった。
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