2015/12/11 06:00
やはりアニメチャート今年の1曲はこの曲だろう。年間アニメチャートはUNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」が見事に制覇した。同曲のチャートインは実に27回。5月25日の初登場以来、実に約半年に渡って上位をキープしていた。これは2015年にリリースされたアニメ楽曲の中ではもちろん最多(2番目にチャートイン回数の多かったBUMP OF CHICKEN「Hello,world!」でも15回)。また指標別で見ると、ラジオで2位、デジタルセールスで1位、Twitterで1位と、メディアや口コミでの話題性が高かったことも分かる。もちろん主題歌となったアニメ『血界戦線』の好評も追い風となった。年間総合チャートでも13位と、本格的なブレイクを果たした年だと位置づけられそうだ。
UNISON SQUARE GARDENには惜しくも敗れたものの接戦を演じたのが、秦 基博の「ひまわりの約束」。2014年リリースの同曲だが、Youtubeで1位、デジタルセールスで2位と、この1年をかけライトユーザー層にさらに浸透。12月16日には同曲を含むアルバム・リリースも控えており、一大ヒットソングを収録した同アルバムのチャート・アクションにも注目したい。また、3位は前述のBUMP OF CHICKEN「Hello,world!」。上半期首位の同曲は、ラジオ1位、CDセールス1位と安定した人気ぶりを見せつけたものの、新鮮味に欠けたのかTwitterやYouTubeなどデジタル分野で話題を膨らませられず、最終的には3位に留まった。
その他、乃木坂46やMAN WITH A MISSION、ゆずなど、上位に一般訴求力の高いアーティスト/バンドが並んだ今年のアニメチャート。そんな中、20位以内に4曲(「Angelic Angel」「SUNNY DAY SONG」「僕たちはひとつの光」「冬がくれた予感」)を送り込んだμ's×『ラブライブ』シリーズ、そして、2曲(「海色」「吹雪」)を送り込んだ『-艦これ-』シリーズも、この2015年のトピックスとして改めて振り返りたい。
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