2015/12/10 15:55
元ストーン・テンプル・パイロッツのシンガー、スコット・ウェイランド(48)が12月3日に心拍停止で亡くなったことを受け、グランジ・シーンで共に活躍したサウンドガーデンのフロントマン、クリス・コーネルがメルボルン公演中に「Say Hello 2 Heaven」をアコースティックで披露し、ウェイランドに敬意を表した。
コーネルは歓声をあげる観客に向かい、「この曲はスコット・ウェイランドのためにやりたかった。心を込めてこの曲をやるということは、君たちにとって何か意味するものがあるということだ。だから俺はこの曲を彼の思い出に捧げたい」と語った。
「Say Hello 2 Heaven」は元々、コーネルが1990年にヘロインの過剰摂取で24歳の若さで他界した友人で、マザー・ラヴ・ボーンのフロントマンだったアンドリュー・ウッドのために書いた曲だ。コーネルはウッドの死を偲んで結成したトリビュート・バンド、テンプル・オブ・ザ・ドッグの創立メンバーで、同曲は1991年にリリースした唯一のアルバムに収録されている。「Say Hello 2 Heaven」は当時、“Hot Rock Songs”チャートで5位をマークするヒット曲となった。
コーネルが披露したウェイランドへのトリビュート音源は現在、YouTube上で聴くことができる。
◎Chris Cornell, Tribute to Scott Weiland, Say Hello 2 Heaven, Palais Theatre, Melbourne Australia
https://www.youtube.com/watch?v=MUmDzbl1-Ew
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